■2021年4月30日: Lenovo IdeaPad Slim 5 (14) (Ryzen5) Review
日本のIdeaPad Slim 550に相当すると思われる機種だ。
購入に関してはこちら
【外観】
天板はアルマイト製。 | こういうロゴがたまらない。 | 天板は45°くらいまでしか 開かない。 タッチパッドのON/OFFボタンもない。 電卓を表示するボタンは いらないから、そっちが欲しかった。 バックライトはSPACE KEYに 割り当てられている。 フタを開けると勝手に電源が入る。 画面の発色は少し赤い。 |
webcameraにはスイッチがある。 |
ステッカーがRyzen 4000シリーズ であることを高らかに主張する。 |
電源ボタンは指紋認証機能を 兼ねるため、 ログオン時に利用できる。 この機能、使ってみたが なかなか心地良い。 |
内側のロゴ。 筐体側は樹脂に塗装してあり、 しっとり感があるのだが、 実は私はこの手の塗装が嫌いで、 気持ち悪い。 |
|
左側面 電源、USB TYPE-C (3.1)、HDMI、 ヘッドフォン・ポート。 |
正面 | 右側面 USB TYPE-Ax2 (3.1 うち一つは P/OFF時も電源供給可能)、 SDカードスロット。これがあると カードリーダーを持ち歩く必要が ないのでありがたい。 |
背面 |
裏面 | 重量を実測 | ||
ASUS Flip 14 UM462DAとのサイズ比較。 ほぼ同じサイズだ。左の写真は、見えないが下にASUSを置いてある。 |
【スペック】
・カラー:GRAPHITE_GREY
・モデル:ideapad 5 14ARE05 81YM008LTA
・APU: AMD Ryzen5 4500U
Socket FP5 Renoir core 2.3 GHz (Max 4.0GHz)/6core 6Threads/L2=3M/L3=8M/15W
・memory: PC4-25600 (DDR4-3200) CL-22 8GB 200pin SO-DIMM Dual Channel
・Chipset: AMD Carrizo FCH (Fusion Controller Hub)
・液晶: 14"(1920x1080pixel) (マット) 非Touch Panel
・Video: AMD Radeon Graphics 6cores/1500MHz(integrated)
・SSD: Micron MTFDHBA512TDV (512GB)
(実質容量:c drive 475GB) M.2接続 2300 PCIe Gen3 NVMe 1.3
Read 3300 MB/s Write 2700 MB/s
・光学ドライブ: なし
・Sound: AMD High Definition Audio
・LAN: なし
・WLAN: Intel AX200 160MHz Wi-Fi 6
・Bluetooth: 有り(v5.0)
・Modem: 無し
・指紋認証装置: 有り
・顔認証ソフトウェア: 不明
・ports/slots: 外観部を参照
・その他: webカメラ、マイク、SDカードスロット
・OS: Windows10 HOME Single Language
・質量: 1.4kg(実測)
・バッテリ: 3cell
・バッテリ駆動時間: 14時間(公称)/6-7時間(実測)
【性能】
CPU-Z | ||
メモリの詳細は表示されなかった。 |
CINEBENCH R23 | CINEBENCH R20 | CINEBRNCH R15 |
3D MARK 3D 11 | 3D MARK 3D FS |
CINEBENCHのスコアを見て仰天した。
少なくともシングルコア性能は、デスクトップのRyzen 5 3600に匹敵するのである。
確かに速いなとは感じていたが、そこまで高性能とは思っていなかった。
3D MARK FSは変なメッセージが表示されたが、数字だけ見る限りは、
順当な結果だ。
CINEBENCH R23のまとめはこちら
CINEBENCH R20のまとめはこちら
CINEBENCH R15のまとめはこちら
<3D MARK FS SCOREの総合結果はこちら>
<3D MARK 11 SCOREの総合結果はこちら>
BIOSにはF2キーで入れる | ブート・ドライブの選択はF12 | リカバリディスクはOSの機能を使用する。 | |
日本語版にはならない。 (入力は可能) |
システム画面 | デバイスマネージャ | |
レノボのユーティリティー | この中にリカバリ・ツールはない | CPU-Zではメモリの周波数すら表示されなかったので、 タスク・マネージャーにて確認した。 |
マシンには関係ないと思われるが、Microsoftアカウントによって、Microsoft 365が
自動インストールされたが、英語だったのでインストールしなおしたところ、
日本語版と英語版が同居する状態となった(英語版はアンインストールした)。
バッテリー性能を実測。 電源ケーブルを抜いて、1時間使用後のバッテリー残量を確認。 15%低下していたので、6〜7時間程度使用可能というところだろう。 いろいろインストールしたり再起動したりを繰り返したので、 ASUSより長持ちしそうな感触だった。 |
【付属品その他】
外装箱。 | 電源ケーブルとACアダプタ。 これだけは失敗した。 購入時、機種によって45Wとか65Wとか あるようだったのでもしかして、と思っていたのだが、 懸念通り、ASUSのものより大きかった。 |
【まとめ】
性能はご機嫌である。
消費電力も、よくぞここまで来たと呼べるレベル。
あとは、電源/ACアダプターだけが失点で、
本体の100g減と、カードリーダーが不要、という点はこれで±0という感じだ。
ただ、価格も安くなっているので、まあ満足いく出来だろう。
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