Krabi 2010年4月13〜15日
ランパーンから帰ってきて、その足で今度はクラビへ。
スワンナプーム国際空港のタイ航空・国内線ラウンジにて。
トイレの脇に矢印とともに「Garden Zone」という表示があり、
大方空港の庭が見えるのだろう、と思い進んでみると...
なんと、こんな広々とした空間が。しかも客の姿も他に無い。
そりゃあ、あの表示だけじゃあ分からんべえなあ。。。
海に出発前にこれだけ蛇を買って行く人間なんて、他にいないでしょうね。
クラビに到着後。ここでも未だソンクラン大戦が行われていた。
白人も一緒になって遊んでいた。
クラビでアイランド・ホッピング、といっても、
船で巡る島々の位置関係を良く分からないままに楽しんでしまって、
帰国後もまあその辺は良く分からないけど楽しかったから良いや、
で済ませてしまう方も多いでしょう。そんな方のためにgoogle mapを使って
簡単な案内図を作りました。
今回予約したのが比較的遅めで(よく飛行機のチケットが取れたと思う)、
クラビでのアイランド・ホッピングは有名にもかかわらず旅行ガイド等でも
具体的に紹介されておらず、2年前にクラビに来た時も、(オフ・シーズン
だったとはいえ)イマイチ渡し船の捕まえ方が良く分からなかったので、
万一渡航後外したりしたら目も当てられないため、クラビさくらツアーに
連絡して予約してもらいました。大して日程に余裕が無かったにも
かかわらず、E-mail1本でスムーズに対応していただき、料金も
一人1,000THBとリーズナブルで、大変感激しました。
アオナン・ビーチからチキン島まで、直線距離でだいたい20分。
ホテルまで迎えの車を寄こして貰い、集合場所まで移動。
どうやらこの「BARRACUDAS TOUR」が外注先のようですね。
ハイ・シーズンということで店の前は大混乱。乗る船のお間違いの無きよう。
出発地点のアオナン(Ao Nang)・ビーチ。ホテルに迎えの車が来たのは8:30。
実際船が出たのは9:30位だったかな? 戻ってきたのは15:30くらいでした。
遠くに目標の島々が見えます。
この写真はポダ島で撮影したものですが、お乗りになったボートです。
これに20人近く乗りました。日本人のご家族連れもいらっしゃいました。
いわゆるロングテイル・ボートという、カヌーみたいなのは初心者なので
敬遠しました。ちなみに迎えに来てくれた車の運転手曰く
「ボートの中で昼飯が出る」とのことでしたが、出ず終い。
貰ったのは水とコーラだけで、中継地点で
係員がスイカ等果物を切っているのを見掛けたのですが、
出て来なかったところからして、自分達だけで消費してしまったようです。
ウチの奥さんが「見て御覧なさいよ、道理でデブとってる(女性)わけね」
と嫌味を呟いておりました。ボートで貰える水は小ボトルなので、
予備の水は必須です。あと持ち物は全てビニールパックし、
さらにリュック等に入れておくと機動性が格段にアップします。
そして滑るからという理由で、ビーチサンダルは脱ぐように言われました。
(サンダルを履いた状態で海に落ちると、足が上になって浮くため
逆さ吊り状態になる危険がある)
ところで、船の揺れ具合ですが、
ご存じのように走り出せば揺れません。ですから、先日ソム島に
行った時は貸し切り状態だったので全く揺れを感じませんでした。
ところが今回は乗り合いなので、集合するまで待っている間に、
揺れる、揺れる。
後述しますが後半テンションが上がってくるまでは苦労しました。
特に何も無いところで、1時間近く時間を潰すのに苦労しました。
小さな洞窟というか窪みがあり、お寺が作ってありました。
アオナン・ビーチで見た島々がより近づいて来ました。
この島にはホテルなんかもあるそうです。
海の中に入ってしまえば綺麗ですが、ビーチは実はそんなでも無い。
ここでも1時間半、何をするでもなく、ただ暑いだけ。
津波の警告板。
「もし(津波による)地震が発生したら、高いところか内陸部に逃げて下さい」
そんな悠長なことを言っていられるかね〜?w)
この光景には私も堪らず海に飛び込みました。
潜ると魚がいっぱいいました。
中央付近に幾つか見える黒い点は魚です。
左の真ん丸い島がモ島で、右がタップ島。
(タップには”押す”、というような意味がある:奥さん調べ)
既に先客がうじゃうじゃいる。幾多のガイドブック等で運が良ければ砂浜が現れていて歩いて
渡れる、というような記述があるのだが、どうもこの時点(正午くらい?)ではそのように見えず、
鋭角にやる気が失せて行く。背中に奥さんの刺すような視線を感じる。
この島そのものはほんとに何も無い島なので、上陸時の写真は無し。
左がチキン島、右(手前)がモ島。
一旦チキン島を離れる。元々船酔い等というものは、気分が高揚してくれば
あまり関係無くなってくるものなので、泳いだことにより気力が復活し、
船が揺れるのも気にならなくなってくる。
左にモ島、右にタップ島を見ながら、ひとまずチキン島にバイバイ。
これがかの有名な”鶏の頭”岩。ただそれだけ。
気が早い人達
タップ島です。なんとなく、浜辺の面積が広がって来たような。。。
もしかして、もしかするとぉ〜!?
ワオワオワオワーオ!(動画で私はほんとにそう叫んでいたw)
興奮度MAX
沢山の人が海に入っていますが、未だ渡れるほどの浅さでは無い。
(島渡りを)bookingしている人達
タップ島
チキン島
チキン島、上写真のアップ。
先ほど泳いでいた岩場の浜辺の露出度がかなり増大している
前の写真で既にタップ島の丘は登れそうであることがお分かりだと思いますが、
その丘からの眺めです。
対岸に見えるのはチキン島。奥さんは未だ渡れるようになるとは考えておらず、
半信半疑で昼食も摂れていないとあって不機嫌の絶頂にあり、
二人でここでしばらくうだうだしていました。
頂上部では複数のタイ人が昼寝していました。
頂上部で昼寝していたのには潜在的に津波への恐怖があるのでしょう。
1時は過ぎていたでしょうか。あることに気が付きます。
「ん・・・? おい、渡れそうだぞっ!」
徐々に降りて行くと。。。
右手に見えているのはモ島です。
こうなるともう俄然やる気が出て来ます。
タップ島を降りる急ぎ足のペースが上がります。
タップ島からモ島までは歩いて4〜5分。
モ島からタップ島への帰り道。
島渡りの現場
タップ島からチキン島までは歩いて約10分位です。
これは島渡り中の動画のひとコマですが、中央の西洋人の足元をご覧下さい
(ピンク色にぼやけている物体)。クラゲも島渡りをしています。
島渡り中、3匹くらい見掛けました。もちろん刺されると痛いらしいですw
前の写真のシュノーケル現場で見掛けたのもこれと同じ種類でした。
チキン島上陸。この時点で14:30くらい。お気付きがどうか分かりませんが、
奥さんが立っているのは先ほど泳いでいた地点。この島には幾つか露店があり、
ようやく食事にあり付けました。ただ、ちょっと一皿頼んだだけで300THBとか、
良いお値段です。ほんと、上陸できなかったら飯抜きになるところでした。
お帰りです
モ島(左)、タップ島(右)
時間の経過とともにどんどん砂浜の面積が広がっていく。15:00くらい
左手、モ島です
砂浜の道の側面に目を向けてみる。
チキン島にバイバイ。これからチキン島に向かう人々もいる。
その他の名前の分からない小島達(岩?)をご紹介します。
アオナン・ビーチに戻ってきた。15:30。この浜自体は2年前と同じくほんとに汚い。
戻った後、普通はホテルまで送ってくれるらしいのですが、私達は近いからと丁寧に断られた。
まあほんとに近いから良いんだけど。この時間に帰って来れれば、戻ってホテルのプールで
もうひと遊びする時間もあったので、おいしい、おいしい。
ロビー
MAIN POOL。水はかなり温かった←気持ち良かった
第2プール
プール・バー
朝食会場。さすがにごった返していた。
仕立屋と土産物屋。
前から思っていたのですが、何故タイはそこそこのホテルになると
必ずと言って良いほど仕立屋が入っているんでしょうねえ。
別の土産物屋。滞在していた3日中、終日閉まっていた。
ビーチに面したバー。
ホテルのレストランはイタリアンの他、インターナショナル・ビュッフェ
(一人550THB)などど戯けたことをやっていた(混んでいた)ので、夕食は他で
摂りました。写真はビーチ側から外に出て直ぐの所にある、「THAI THAI」。
プー・パット・ポン・カリー他2品+飲み物で600THB程度でした。
ただやはりこちらも混んでおり、料理が出て来るまでだいぶ待たされました。
バンコクでもチャオプラヤー河付近で時折隕石のようなものを見掛けますが、
正体はコレ、「コーン ファイ」。辞書には「焚火」と書いてありますが、
実態は紙製の筒の中に灯を入れ、月まで到達するようにと願いを込めつつ
夜空に浮かべます。料金はまちまちですがだいたい200THBくらい。
無料のサラダ・バー。
左からパック・ブン・ファイデーン
トム・カッ・ガイ
ヤム・トゥア・プルー
そしてテンモー・パン(すいかジュース)×2、これで500THBしなかった。
アオナン・ビーチ、国道4203号線の夜の喧騒。
サウンド・システム付きのバイクタクシー。
モーターサイと呼んで良いのかどうかw
こちらが先に述べた時間潰しの代替手段、「Tropical Herbal Spa」。
スパの他にvilla施設があり、宿泊もでき、さらに滞在中レストラン、プールも
利用できる。villaは半日休憩するだけなら500THB、宿泊する場合1,000THB。
スパのメニューは豊富なので予算と時間に応じて選べば良い。
ホテルへの迎えと空港への送りもしてくれる(私達の場合は各500THB)。
前日に電話したところ、「空いている」という。ソンクラン中なのに、
と驚きつつ行ってみると、食べ物・飲み物も「何時くらいに召しあがりますか」
と訊かれる始末。不審に思いながらビラまで案内されていくと、
なるほど、客も僅かだった。便利な施設だけに潰れないかどうか心配になった。
villaはこんな感じ
トイレとシャワー。ご覧の通り、トイレとシャワー利用時、カーテンしか無い。
女性の宿泊には向かない、と言わざるを得ないだろう。
奥さんがシャワー脇の戸棚で大変なものを見つけてしまいました。
子猫です。
未だ目も開かず、泣き声も出ない様子でした。
villa内部。一応一通り揃っている。半日暇を潰すだけなら十分。
プール。水深は浅いし水も温い(快適、という意味)。
っかーっ、最高。
お帰りのクラビ国際空港にて。写真は到着階ですが、
有料のマッサージ施設が。到着階には土産物屋も何件かありました。
搭乗時、脇に待機しているバスを傍目に何故か航空機まで歩かされましたorz