下溝の庚申塔
2023年5月21日 昼 曇りのち晴れ
下溝にまだ他にも庚申塔があることを突き止めて、見に行ってきた。
というのも、こんなことを書いているバカがいて、
お前らが住むために仕方なしにどいてもらったのであって、
お前らが住み始める前は下溝なんてただの原っぱだったんだよ、
と言いたいがために出かけたのだ。
ところが、出発時にはそれがとんだ大冒険になるとは、考えてもいなかったのであった...
出発したのは13時前で、私が家に着いたのは15:30だった。
もうこの時期は週末までは降ったり止んだりだったが、暑くてTシャツ一枚である。
大下坂の前を、敢えて公園には下りずに距離を稼ぐ。 | 川の向かい側も閑静な住宅だねぇ。 | これが例の大正坂。 昔自転車で登って相模原公園に 行ったものだ。 |
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今回は元文三年の庚申塔は迂回して 、井上歯科医院の前を通る。 |
サボテン・・・ | あそこに石碑がある。 | |
何でも、弘化四年(1847)に生まれた井上綱五郎さんの生涯を書いているらしい。 この辺は井上さんが多いからな。 |
また化石みたいな家だな・・・ | あった、庚申塔だ! 井戸みたいのも見えるが、 撮影を忘れたw |
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左側は寛政十年(1798) | 右側は嘉永七年(1854) | ||
さらに進むよ。 | 潰れた商店。 今どき珍しい、コンドームの 自販機まである。 |
畑ケ中自治会館。 祠は手入れされているらしく、 きれい。ため水もある。 |
さかなやさん・・・ どう見ても廃業している。 昔、泉屋とかむさし屋があったのだが、 どの辺だったか? |
鳩川に出る。 | あった、道祖神とこの辺では珍しい地神塔だ。 | ||
地神塔は文化五年(1808)造立。 | 道祖神の年代はわからなかった。 | って、地神塔の脇には庚申塔と 書いてある。 昔の人もちゃっかりしてるぜw |
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鳩川 | この橋は石橋といふらしい | さて引き返そう。 | |
あそこにも商店がある。 日曜定休らしい。 だんごの粉を売っているらしい。 |
あんなところに祠が。 | どっちに進む? 右に行こう。 |
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というのも、この道は 上庭の切通しと言って、 ちょっとした名所なのだ。 |
来た道を振り返る。 | ホビットが出てきそうだ。 | |
谷戸公会堂の脇に庚申塔がある。 | 右側のは文政十五年とあるが、 文政は十三年(1830)まで らしいんだけど・・・ |
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こちら、お名前ね。 左側は年代不詳。 |
架道橋をくぐって下溝駅へ。 | 県道46号線に出る。 昔下溝駅の前の道の 向かって左側に自転車屋があったが、 ここの自転車屋も廃業しているらしい。 |
駅に向かう途中、 きれいな材木屋ができている。 |
駅前のソーセージ屋が開いていた ので入ってみた。 |
店主も庚申塔に興味がある? | ホットドッグ \400 ドイツビール \600 うまかった。 コーヒーなんかも売っていて 店内席もあるので、今度来てみよう。 |
相模川にヨットが見えたので なんぞや? と思ってカメラを向けたところ、 バッテリーが切れた。 バッテリーは持ってきた はずなのだが、見つからなかった。 さては落としたな・・・ |
妻と別れてバッテリーの捜索に出た。 バッテリーは財布と同じポケットに 入れていたので、 まずはソーセージ屋に戻ったが 収穫なし。来た道を戻る。 |
道を間違えて、御嶽神社に。 | なかなかいい風情だが、 こんなところに神社なんて なかったべ。。。 (何年昔の話だ?) |
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平成十一年。 なるほど、この辺を開発した際 建てたのね。 |
もう一つの鳥居は大正六年だった。 | ||
タコ・・・ 売っているのは玉ねぎだった。 タコは売り切れか? |
バッテリーはジュースを買った 自販機の前にはなかった。 やや途方にくれるが、 その前に財布の中身の小銭を 点検していたのを思い出した。 その推定は当たって、大正坂の 手前の歩道に落ちていた。 よく見つかったなw |
帰り道。 道保川公園をいつもと 反対側から見下ろす。 |
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