■2022年4月3日:いきなりマイホーム購入
相模原の不動産屋にて、賃貸はないと言われて
うなだれて帰ってきたその日、
母の友人が犬を連れて訪ねてきて、
うちのマリーと盛大に(マリーが)挨拶した後、
近所に売家が出ているという。
「すぐそこよ」
なにぃ〜
早速見に行くと、その通りだった。
ただし、前の週などにマリーを連れて散歩した際も、
そこに看板など出ていなかった。
時間的に陽が射していたので恐縮だが、ここがその家。 築35年とのこと。インターネットで調べると広告が出ていた。 値段も載っていたので、早速不動産屋に電話すると、 翌日(3/6)にも中を見せてくれるという。 で、見たところボロボロで、特に台所にちょっと気に入らないところがあり、 そのままでは台所を使う気にはならない。 幸い父の友人に工務店の方がいるので、 修繕に関しては力強い味方がいることになる。 もと住んでいた人は、お子さんが大きくなって手狭になったので、 今は上溝に住んでいるという。 この家を売りに出したのは確かに最近とのこと。 彼はできれば地元の人に売りたいなどと言っているらしく、 そのこと自体は意味不明だったが、 これならマリーのケージなどを運び入れるのにも不自由しないだろう。 ただ、不動産屋のこの時の担当の応対が気に入らなかった。 何というか、ウソをついているのではないのだが、 質問の答えを直球で返してくれないので、信用できない感じと言おうか、 とにかく、私の嫌いなタイプだった。 私の方は、タイからの引っ越しの荷物は 実家に置くスペースがないし、マリーを飼える賃貸もないし、 なにより賃貸と違って買ってしまえば家賃を払う必要がなくなるので、 足元を見られないように気をつけたかった。 一旦家に帰った後、玄関とは反対側の外観を見ていなかったので、 もう一度妻と見に行くと、家の前に車が止まっており、 反対側に回ると、家の中に人がいるのが確認できた。 中年男女のように見えたが、男の方が作業服のようだった。 表の車にはどこにも社名がなかったが、 客のようには見えなかったので、文句をつけたところを 早速業者に見させているのかと判断した。 後刻不動産屋に再度電話して、その点を訊くとやつは肯定した。 そして、最終的に、不動産屋の方が折れて売主に訊いてくれて、 値下げしてもいいというので、購入に踏み切ることにした。 すると・・・ 「今日の17:20に、契約書の締結のため弊社に来てもらえますか?」 なぬ?おたく相模原でしょ? 時刻は16:00を過ぎていた。 所要を訊いたところ、2時間くらいかかるという。 |
というわけで、iWORLDの後にできた店の脇を通って、 相模原駅に向かう。 |
相模原駅付近に到着。 何だ、この自販機は・・・ |
相模原の駅前通り。 |
ここがその不動産屋。 日曜日は9:30〜20:00まで営業しているという。 大変な商売だ。 私たちが着いたは17時くらいで、 担当の人は時間ちょうどに来た。 売主の人も来てくれるという。 これには驚いた。 昼間見た人影も、売主ご夫婦が来て掃除していったのだという。 自分が売るときは近所の不動産屋にしようと心に誓った。 買い手がついたからといって日曜日に呼び出されたらたまらない。 まず分かったのは、無知で恥ずかしいが、 住宅は表示価格のみでなく、法律上の手続き費用など、 住宅そのものの価格に、1割以上の費用が乗ってくること。 次に不可解なのは、若い生意気そうな兄ちゃんから 法律に関して講義を受けたのだが、それによると この家は担保に入っており、 現残高がいくらなのかは知らないが、売主はこの家を購入時 ローンを組んでおり、それが残っている状態で新居の購入に踏み切ったらしい。 契約書には元のローンの金額が載っており、売価の倍近い金額だった。 契約書には販売完了時、それが残らないようにするとの 条項が明記されているのでいいのだが、 売主になぜまだローンが残っているのに 新居を購入したのか詰問しようと考えていたのだが、 実際に対面したところ、やけに腰の低い方で、 もちろん私より年上で、かつ明らかに金に困っている様子だったので、 私は疑問をひっこめた。 |
終わったのは20:00近かった。 不動産屋の人たちが見えなくなるまで見送ってくれた。 この日は、契約書の締結と手付金と収入印紙代の支払いのみで、 残金の振込と引き渡しは後日、 売主の借金の処理と同日に行うべく、 先方の方で調整して連絡してくれるとのこと。 さらに、私の引っ越しの荷物を引渡し前に入れたい、 などの要望があったら、相談に乗るとのことだった。 |
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