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■2011年8月22日:マレーシアのPC事情・U

マレーシアに旅行し、張り切って動画を撮りまくってかなりの量の取材をしたので、
さぞかし充実した記事になるだろうとうきうきしていたのだが、
旅行中考えられないようなヘマをやってしまった。

スターバックスのコーヒーを片手にPetronas Twin Towerを撮影している際に、
もう片方の手でカメラを操作していて、誤って撮影データを全て消してしまったのだ。
私は顔面蒼白となった。直ぐにSDカードは抜いたがホテルに帰るまで気が気でなかった。
ホテルに帰ってU270をインターネットに接続し、「完全復元」体験版をDLして調べたところ、
画像も動画も全てプレビュー出来たので、安心して帰国した。

さてタイの自宅に戻り、手持ちの完全復元PRO2007にてSDカードを復元。
画像は一部を除いて95%方復元したが、動画は一つも復活しなかった。
マレーでのIT関連の取材データは殆どが動画だったので、これを甦らせない手は無い。
体験版をDLした完全復元PRO2011ではプレビューが見れたので、
もしかしてNEW VERSIONならいけるのかもと考え、JUNGLEのサイトから同ソフトをDL購入した。
5,800円だった。

ところが・・・
結果は同じ。動画は復活しなかった。それどころかプレビュー画像すら表示されない。
これにはがっかりどころか相当腹が立った。動画が復帰しなかったことより、
5,800円が無駄になったことが頭に来た。

・・・と嘆いていても始まらない。あれこれやっても復活しないデータをいじくっていても、
時間は過ぎるばかり。記事は早いところUPしなければならない。
反省は猿でもできるが、人間はさらに前進するから人間たり得るのだ。


僅かばかり残った画像と、動画の代わりにショップで貰ってきたカタログを掲載する。

なお8/12の為替レートは、
1RM = 約26円 or 約10THB
1THB=約2.57円


マレーシアのITショップ第一弾は、Plaza Low Yat
マレーシアに於ける一大ITビルディングだ。といっても規模は小さく、
ビルの大きさはタイのSiam Squareにあるdigital gatewayくらい。
本来はビル内をくまなく撮影したビデオを繋げて掲載するつもりだった
のだが、前述のような事情で憐れかな、入口の写真しか残っていなかった。

物の値段はタイより安いようだ。
参考に、Canonのデジカメ「IXUS 310HS(日本で言うIXY 31S)」が
タイでは13,900THBxVAT 7%(約38,224円)であるのに対し、
ここでは1,199RM (約31,174円)だった。
マレーシアでの税金の掛かり方についてはちょっと調べただけでは
良く分からなかった。
消費税は内税とする情報もあるし、特定品目に5-10%の販売税が掛かると
されるものもあり、レストラン「勘八」のレシートには6%の
GST(消費税、シンガポールと同じ)と10%のサービス・チャージが
計上されていた。
もちろんタイの一般の店舗でも消費税は免除される場合はあるのだが、
いずれにしてもデジカメの値段は日本よりも高い。その値段と比較すれば、
3万を超える価格に占める関税の割合は想像に難しくない。
Plaza Low Yatでは何故か「日本フェア」と称し日本のおかしやカップラーメンがだるそうな売り子たちによって販売されていた。
このビルは写真で見えている中央のプロモーションエリアにエスカレーターが立ち、5F建てかそこいらのビルの中に
acerやlenovoにhp、SONY、TOSHIBAといった各社のディーラー店がひしめき、どちらかというとITデパートの様相で、
PCパーツ・ショップは割合としては少なかった。


さてPlaza Low Yatを出てその建物をぐるりし「Sungei Wang Plaza」前に回ってくると、路地の向かい側になにやら怪しげな店が。

一見したところ新宿や東京の何処かその辺の路地裏ビルにありそうな
小さなPCショップに雰囲気がピッタリ合致している。
管理人のITオタク・センサーが敏感に反応する。
怪しげな入口の階段を下りると、そこには狭い空間ながらPCパーツで
ぎっしりのショップになっていた。ひたすらパーツばかりというわけでもなく、
液晶モニタ、プリンタ等の周辺機器も置いてあった。
ノートPCは少な目である。動画の消失が残念でならない。
前述のショップを眺める管理人を妻が目ざとく撮影していた。
どうやらショップの名前は「Pusat Peralatan Komputer」と言い
(マレーシアは英語の発音をローマ字読み表記する。cafeなどもKafeと
掛かれていることがある)、「JAYACOM」というショップ・グループに
属するようだ。
ショップの向かい側。路地を抜けた向こうに「Sungei Wang Plaza」が見える。
ここもITデパートだが、Plaza Low Yatよりも大きくて、どちらかというと
タイのcentralのような感じ。


Pusat Peralatan Komputerの商品情報。
この店でも店内を撮影したビデオがあったのだが、
あっさり消えてしまったorz
クリックして拡大
タイでは販売されていないhp dm1の実機。Fusion APU E-350搭載機だ。
クリックして拡大 クリックして拡大
ノートパソコンのカタログ。上述のdm1の他にHP 435なる
E-350搭載の14インチ液晶モデルがあるようだ。
もっともそんな実機は無かったので、注文となるのだろう。
こちらはパーツのカタログ。これによると、
Phenom II X4 970は513RM(約13,338円)で、タイのJIB COMPUTERでの
今の値段で5,450THB(約14,007円)だから、パーツもマレーシアの方が
いくらか安い。

今回の失態を踏まえて、今後の海外(タイの外という意味だが)取材では、
注意の上にも注意を重ねてデータを取り扱いたい。

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