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Ra Yong 2019年5月

今年の研修旅行はちょっと早くて5月。
場所は一昨年にも連れてきてもらったラヨーンだった。
もはや臨海学校である。

この日(5/18・19)のタイ・バーツは1THB = 約 \3.45。

本当はサメット島に行く予定だったらしいのだが、
費用の面で断念したらしい。

それでも、シュノーケリングを計画しているとのことで、
私ははりきって完全装備(ゴーグル、水中カメラ、防水ポーチ等々)を揃えた。

ただ、船で行くとのことだったので、100〜200人からなる人数を、
スピードボートやロングテイル・ボートを調達するとなると、
相当な隻数が必要になるはずだし、高いからサメット島への渡航を
断念したとの話だったので、どうするのかと思っていた。

それで、いざスケジュール表が来ると・・・


・・・漁船?

(修正というのは、”サメット島周辺へ漁船で出発”の誤記らしい)

訊けば、ホテルには午後にならないとチェックインできないので、
いきなり船に乗り適当な場所でシュノーケリング。
食事は船上で済ませ、それから戻ってくるとのこと。
なお漁船とは30人乗りくらいのやつを何隻かチャーターするとのこと。

しかも、着替える場所はないらしい。

ちょっと待ってぇな。
4時間というのは、ナン・ユアン島に行った時も往復でそのくらい
ボートで侵攻したが、船上で食事というのは不安だった。

私は船酔いをまぎらわす方法なら知っていた。
それは景色を眺めていれば良いという話で、
船酔いとは、下を向いたりして揺れを視覚するから酔うのであって、
デジカメの画面など見ていたらイチコロだ。
まして、船上で食事なんかしたら酔うだろう。
さすがに私も自信がなかった。

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というわけで、何名かの辞退者とつるんで、
我々は別の計画を練っていた。

6時前に起きて出発。

途中のSAで朝食。
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バーン・ペーの駐車場。9:30に到着。 右端、浅瀬に埋まっている
奴がいる。


当日、案の定タイ人連は時間通り来なかった。
このままでは、ここでTHB 20以上使いそうだった(後述)。
結局、連中は1時間以上遅刻。
我々は別動隊としてまずは徒歩圏内のマッサージ店を訪れた。

同店は客がおらず着いたときには冷房装置がついていなかった。
店員のおばちゃんは2人。
我々は3人。
とんでもない暑さの中、とりあえず交代で適当にマッサージしてくれるよう頼む。

で、マッサージが始まる中、応援のおばちゃんが呼ばれて
いつしか3 vs 3へ。
痛い痛い言っていると、
そんなに痛いのならオイル・マッサージに切り替えてはどうかと勧められた。
2時間THB 500とのことで、高いと思ったが
後でシャワーを浴びられるのではないかと考え訊いてみると、
もちろんあるという。
そこで、もう少し交渉して1時間半 THB 375で手を打った。

ところが、シャワーとはバス・トイレ内にあって、
バス・ソープはあったが、シャワーにタオルを掛けろという。
待てよ、シャワーにタオルを掛けるって、シャワーを外したら
タオルが落ちちまうじゃないか。

試しに蛇口をひねると、予定通りシャワーから水は出ない。
おいおい、と思ったがどこかからか水音が聞こえる。
ふと下を見るとプラスチックの水桶があって、そこに蛇口から
水が溜められており、盥が浮かんでいる。

なるほど、これで洗えってか。
妻の実家の要領を思い出して水を浴びた。
水はそんなに冷たくなかった。

入浴後、予想に反してさっぱりしてしまった。
爽快な気分だった。
気をよくした私は、THB 400渡して釣りはいらないといった。

感激した汗みずくのおばちゃんが抱きついてきたので、
せっかくのさっぱりした体が台無しになってしまった。

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懐かしのバーン・ぺーの桟橋。
トイレはTHB 5。
桟橋の前の通り マッサージ店


さて、次は食事だ、となったところで、
運転手を呼び出すと、今外で飯を食っているとのこと。
たわけたことを言っていないで、さっさと戻ってくるよう言ったが、
一向に戻ってこない。

しびれを切らした我々は、自分たちだけで先行した。

同乗者である先輩があたりを付けておいてくれた店は、
イタ飯屋とのことで洒落た感じだったが、
客も店員もおらず、しばらく待っても誰も出てこなかった。
仕方なく2軒目へ。
帰り掛け、イタ飯屋の脇で毛づくろいしている母と娘を見かけた。
あれが店員だろうか。

運転手には店の場所を電話で送り、
そこまで他の運転手の車に乗っけてもらって来るように指示する。

2軒目で食事中、運転手から電話がある。
私からのメッセージを見たかと訊くと、見た、そこへ行くとのこと。
さらにしばらくして折り返し電話があり、今我々の車の前にいるという。
鍵を渡すべく外に出てみたが、誰もいない。

電話を掛け直してお前は何を言っているんだ、
どこにいるんだ?と訊くと、元の桟橋にいるとのこと。
すれ違うリスクを避けたかったので、そこで待っとけ、と言い付けた。

するとさらにしばらくしてから、総務の女から電話があって、
どこで何をしているんだ、お前こそ何やっとるんだの応酬のあと、
本隊は既に宿に向けて発ったとのこと。
他の日本人を迎えに戻ってきてほしいとのこと。

私は自分らは割り当てられた車を使っているだけだと言ってやった。
明らかに誤った報告を受けており、状況を把握していない。
すると今度は総務の女は運転手を迎えに来てやってほしいとのこと。
知るか。

そのうちに運転手から電話があって、他の運転手に乗っけてもらって
こっちに来るとのこと。

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これがそのイタ飯屋。いい絵が取れた。 こちらが代替店。 パッタイ・ガイ。THB 120
味が濃かったがまずくはなかった。

Beach
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リゾート前のビーチ。 中央がサメット島。 あっちは岬の方だ。
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先導のボート。
落ちた時に撮影。
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バナナボートに乗る。
落ちた時に足が攣った。
最近泳ぐとどうも左足が攣るのだ。
しかも、今回の船主はサービスが悪かった。
落ちても全然助けに来てくれない。

海で遊んだ後、運転手を呼ぼうとすると、
人事に頼まれて酒を買いに行っているとのこと
また30分は待たされた。
用があるときにことごとくいない奴だ。
さらに戻ってくると、息子が一緒に降りてきた。
息子は二十歳かそこいらだが、同じように運転手として雇われているのだ。
この親子はしょっちゅう二人で電話している。
まるで2時間おきにお互いの生存確認をしないと生きられないみたいだ。

海に落ちたところから、
はるか先まで歩いて戻る。

結局、舟遊び組はスピードボートで離島付近に行って、
シュノーケリングを楽しんだらしい。
とはいえ、水は透明度が低く魚もぼんやりとしか見えなかったとのこと

ウニを踏んで足の裏を怪我したというやつが若干1名いた。
彼がどうなったのかは知らない。


resort
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Rayong Chaletといふところらしい。 土産物屋 宿泊棟
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プールは最深240mm。
素晴らしく気持ちよかった。
プールで泳いで、簡単な研修のあと、さらに海で遊んだ。

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朝食。もちろんまずい。コーヒーは何とか飲めた。
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ノーパスでどれでもつながる。
ノーパスなので危険だが、スピードは速かった。

party
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お決まりのパーティ。 食事はまずい。
特にご飯がまずかった。
ソムタム・コーナー。 相変わらず盛り上がる。
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サメット島の夜景が見える。

room
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宿泊した部屋。相部屋だ。 帰るときに気が付いたのだが、
袋菓子がいっぱいあった。
何だったのだろう?
冷蔵庫には水のボトルが
2つだけ。
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歯ブラシも髭剃りもない。
シャンプー、バス・ソープも使う気になれない。
(全部持ってきていた)
お湯もぬるくて量も少なかった。
水の量をかなり少なくしないと、お湯にならない。
扉に貼られていた価格表。
シーツ1枚の値段まで
書かれている。
失くしたら弁償しろという意味か?
テラスからは海が臨める。
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テラスは良い気分だった。
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あの辺の離島でシュノーケリングしたらしい。

帰路
帰途はまずタイ人達を9:30に出発させ、日本人は10:00に出ることに。
そして、昼食のレストランは10分くらいで着くらしいので、先に土産物屋に行くことになった。
ところが土産物屋とは、前日マッサージした店の向かいだった。
おいおい・・・
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クソ熱い土産物店よりも、むしろセブンイレブンで土産を買いたかった。 これが私が買った土産。
濡れタオルはTHB 29
バンドエイドはTHB 12

帰路の昼食

昼食レストランは、予想通り10分では着かなかった。
タイ人の10分は実質30分だ。
タイ人が30分と言ったら、1時間以上かかるとみて間違いない。

海岸沿いを走りながら、2車線道で信号待ちの際、運転手が前の車を追い越しにかかった。
前の車といっても、同じ会社の別の日本人が乗っている車だ。

同乗者に頼まれて、仲間内でいちいち追い越さなくて良いと伝えた。
すると、運転手は笑って怖いのか?と返事した。

私は別に急いでいないので、余計なことはしなくて良いと言っているだけだ、と伝えた。
運転手はうなずいたが、笑って嘲りを示した。

同乗者はかなりイライラしていたが、無用な苛立ちは禁物だ。
連中に乗せられてはいけない。
乗るのは連中の運転する車だけにしておくべきだ。

これは、日本人とタイ人の価値観の差だ。
日本人は、車の運転において不必要にスピードを出さない。
スピードより安全性を優先させる。
だが、タイ人にとって、車のスピードとは必要性の問題ではなく、
それ以上スピードが出せるのであれば、もっと出す。
それだけだ。

エアコンの温度を目いっぱい下げるのと同じ理屈である。
なぜなら、自分の金ではないから。

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途中、痛んだ橋に出会い、
時間を食った。
渡るなと書いてあっても
渡っている連中がいるが、
他人のことは気にしなくて良い。
ここが昼食を摂ったレストラン。
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入り江の船着き場で、ドックまであった。
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食事。まずくはないがめっぽう辛かった。 誰かエジプトに行ったのか、
ナイルの地図や
古代エジプト信教の絵画があった。
パピルスは本物と見た。
子供たちは手長海老に夢中
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周辺のビーチ。沖の方の海はきれいだ。
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車窓から。人工の入り江。
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小用に立ち寄ったSAにて、余計な買い物をしていたところ、気が付くと車がない。
駐車場を数往復してナンバープレートを探したが見つからなかった。
最後に、出口にいるのが見つかった。
うちの運転手は駐車場に車を停めるということをしない上に、
乗客を探すわけでもないので苦労する。


今回も色々と考えさせられることの多い旅であった。
なにはともあれ、ブログネタを提供してくれた勤務先には感謝感激である。

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