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Koh Samui & Koh Nang Yuan 2014年4月11〜15日

先行記事はこちら

サムイ島に来るのは2度目で、4年半ぶりとなる。
暮れのクラビもそうだが、プーケットばかりでは面白くないし、
ここのところ私の旅のトレンドは、しばらく行っていないところの再訪ムードなのだ。
加えて、最近はもう歳なので、近場でゆっくりしたいという気分にもなっている。
但し、そこにナン・ユアン島というスパイスも忘れずに盛り込んだ。

タイの場合、海はやはり島が良い(そうそう、サメット島も忘れていた)。
パタヤーだのフアヒンだのの海は綺麗じゃない。
クラビ・サムイ・プーケット等も、本島はそれほどでもない。
そこで、ナン・ユアン島の登場である。少しでもモルディブに近付けるべくあがいた。

いや、しかし、やはりモルディブの写真と比べると、海の綺麗さが違う。
モルディブは青い海。タイの海はエメラルド・グリーン。海の水の色は美しさの判断基準にはならないが、
魚のいる/いないは別として、やはりモルディブの青い海の美しさは格が違う。
あれは、一度見たら忘れられない。

なおこの時期のタイ・バーツのレートは1THB = 約3.17円。

クリックして拡大 クリックして拡大 クリックして拡大 出立を前に、
自分は置いてきぼりになるのが
分かっているので、
少々ふてくされ気味のメル。
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私は海水パンツを一着しか
持っていなかったので、
スワンナプーム国際空港にて
買おうとしたところ、妻も欲しいと
言い出した。面倒臭いので
いいよいいよ的に済ませたが、
さすが空港だけあって有名ブランド
ものばかり。妻は写真のトリンプの
最新シリーズのものの柄違いを
選んだ。上下で約2,000THBだった。

お決まりのタイ国際航空国内線の
なんちゃって軽食。
オレンジ・ジュースは美味い。
飲み物はこの他にも供される。
宿泊先:Anantara Lawana
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リゾートの見取り図。
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ロビー 夜、Ocean Kissに向かう道。
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Library。 公共トイレも綺麗。 トイレに置いてあった箱。
中身が気になる?
ジャジャーン。
補充品入れでした。
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カメレオン(タイ語でギンカー)がいた。
Twitter
 
1年半前にPhuketのAnantaraにて、気持ち良く過ごせた記憶があったので今回も同じブランドを選んだが、
このリゾートには土産物屋がない。

今回もスパは利用しなかった。妻に訊くとプロモーションでも90分3,000THBとか出費するのなら、
現金で貰った方が良いそうだ。そういう女なのである。
ホテルの従業員に訊かれたときは、街のマッサージ屋なら300THBかそこいらで出来るから、と答えていた。

WiFiはいくつもアクセス・ポイントがあり、
いつでもどこでも携帯電話でもパソコンでも、
同じID/PASS(anantara/anantara1)で接続可能。
但し休止/スリープに入ると一旦ID/PASSはクリアされるので、
都度入力が必要。また日本のIS12Tでは携帯ローミングをONにしないと接続できなかった。

宿泊部屋
Deluxe Plunge Pool Room 1泊約7,267.5THB、禁煙、朝食込み。半額をデポジットとして予約時に支払いが必要。
たしか、デポジットの掛からないプログラムもあったと思うが、料金はもっと高くなる。
この上のPool Villaというのは、Anantara Lawanaのサイトではプールの状態・配置などが良く分からず、
さらにその上のSeaview Pool Villaは写真で見る限りサイコーで、本当はそっちが良かったのだが、料金が倍も違う。
それではモルディブと一緒になってしまう。

そこでこちらを選んだのだが、失敗した。この部屋には湯船がなかった。
Plunge Pool Roomには湯船が付かないらしい。今回最大の失敗だった。
LUSHのBath Bombを4つ(4泊分)も持って来ていたのに・・・
 
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3日目の昼食はヴィラ内で
摂ることにした。グリーク・サラダと
クラブ・サンドイッチで871THB。
最終日、USB機器用の充電器が
爆発した(Twitter)。
プラスチックの器が内蔵物の飛散を
防いでくれた。この材質はPC材か
何かだったのだろう。
これがなかったら
危うく怪我をするところだった。
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Plunge Poolは最初の数日は水を流すことを忘れていたのか
3日目にはすっかり水が淀んで入る気が無くなった。
その後は帰る時までずっと水は出っぱなしで、冷たくてしょうがなかった。
もっともナン・ユアン島に行ってきた後とあっては、こんなプールなど子供だましに過ぎなかったが。
中の写真では、直ぐ下で述べている白蟻の処置痕が写っており、痛々しいw
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標準装備のべばれっぢ。
このタイプのコーヒーはかなり
美味く、両親への土産にしたかった
が、あいにく賞味期限が短かった。
トイレ。雨が降ると吹き込んでくる。 洗面所。
左がトイレで右がシャワー。
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洗面所に向かって右側からも
プールにアクセスできる。
ふと左写真の扉の下を見たところ、
何の設備かは分からないがそれが
ガムテープのようなものでサッシに
貼り付けられており、そこが白蟻の
巣になっていた・・・
直ぐに処置してもらったが、
私も妻もプールに入る気が
なくなった・・・
水掛け祭りということで、
豆・水鉄砲を貰った。
ヴィラの施錠は物理キーなのだが、室内の電気はカード・キーで、挿しっ放しにして外に出ても、
電気が切れることがないので便利だった。無駄遣いと言われればそれまでだが・・・

リゾートの従業員は例によって枕銭を持って行こうとしないので、どうしてもあげたければ手渡すしかない。
毎日夕方葉っぱに書いた挨拶状を持ってくるのだが、チップをせしめに来ているとしか思えなかった。

朝食会場
レストランは2軒。
Ocean Kiss(タイ料理・兼朝食会場)
Tree Tops(洋食、要予約)
ビーチには他にもビーチ・バー、プール・バーがあるが、運営がOcean Kissと一緒なので内容は同じものだ。

周りに他に洒落た店が無いので、レストランが2軒というのは、
4泊もする身としては少ない方だが、少なくともソンクラン時期には
ビーチ席では予約が必要だが、他に日替わりでバーベキュー等ビュッフェ形式の特別ディナー・メニューが
用意されているので(料金は一人1,000THBの後半、だから普通のアラカルト・メニューより高くなる)、
実質3軒と考えていいだろう。

レストランのビーチ席も蚊だらけだった。毎度のことだが何で海辺にも蚊がいるのか理解できない。
ただ、刺されてもあまり気にならないのが休日のいいところ。
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楽しそうなおっさんだ
(要拡大確認)。
朝食は滅茶苦茶充実していた。味も良い。
はっきり言って今まで泊まったどのホテルよりも充実していた。
冷菜は別室になっている。
これには感動した。
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豊富な冷菜のメニュー。
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タイのバミー(麺)もあった。
加熱物はメニューが毎日少しづつ変わる。
二人掛けの席が日向にしかないのはどうにかしてほしかった。

Restaurant: Ocean Kiss A la carte MENU
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こちらはディナー・レストラン。場所は朝食会場と同じだ。
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階段の中ほどに喫煙所が
設けてあったが、レストランに
ほど近く、苦情でも出たのだろう。
後日撤去されていた。
初日はビーチに一番近い席を
確保。
Dining By Designの準備中。
初日に2組が利用しているのを
目撃した。
料金は8,250+THB per couple。
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初日の食事。
奥はプー・サムロッ
(熱帯魚のから揚げ)
中はグリーク・サラダ、
手前がヤム・ソム・オー
(柑橘系の果物を使ったサラダ)
全部で1,765.5THB。
以降3日目。
これはソムタム。
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ガイ・ホー・バイ トゥーイ
(パンダン・チキン)
鶏肉をシソ科のハーブで巻いて
焼いたもの。
ヤム・ヌア・ヤーン
(焼いた牛肉のサラダ)
辛くしないよう頼んだが、
辛くて食べれなかった。

マンゴー。 パンナコッタのセット(セットである
とは知らなかったTwitter)。
3日目の料金は2,059.75THB。
Restaurant: Ocean Kiss Buffet MENU (要予約)
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4日目に利用した。この日の料金は
一人当たり1,550THB。
この立て看板は朝から出て
いるので、昼間の内に申し込む。
こちらは3日目の様子。この日は
一人当たり1,880THBとか
だったので敬遠したのだが、
見たら羨ましくなったのだ。
だいたいメニューはシーフードの
BBQ等となっているが、ソンクラン
祭り当日などはちょっと変わった
メニューとなるようだ。
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クリックして拡大 水は要りますか?というので取りあえず持って来いと告げるとエビアンを持ってきた。
こいつら・・・(Twitter
中国人客は大人もガキもみっともない。ビーチ・レストランでスプーンとフォークで遊んで
砂の上に落としたまま帰るガキ。立ちションに及ぶガキ。

Fire Show
レストランの出しもの。  
動画を再生 動画を再生 動画を再生 動画を再生
動画を再生 ちゃんとアンコール用のプログラムも用意しているところがニクイ。


Restaurant: Tree Tops (要予約)
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毎日同じものではつまらんと、
2日目は高級洋食店にやってきた。
予約が必要だ。
入り口がリゾートの外に
向いているが、
リゾート外の客も気落ちせずに
利用できるようにとの配慮だ。
海なんて見えやしない。
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ウェルカム・ドリンク?の
何だか分からないアルコール。
こんなものは要らんと言うと、
右写真のものを寄越した。
ラムネ。不味い。 お通しのパン。右端のタルタル
ではないが、ソースが美味い。
鶏肉のテリーヌ。くそ不味い。
Anantara Lawanaのwebsiteの
メニューを掲載するが、ちょっと
違うようだ。
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エビの天ぷら、みたいの。
恐ろしく美味かった。
これもwebsiteのメニューには
載っていないような。
帆立焼き 540THB。美味かった。
これの時に塩が出てくれば
良かったのに・・・
左写真の帆立の付け合わせに
なぜかバニラ・アイス。
Anantaraのこだわりのひとつ
塩があり、当レストランでも
その絶妙な風味を堪能した。
いくら希少品の塩を出されても、
味付けされた肉や魚に
塩を振っても意味がないだろう・・・
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Seafoodのバシル焼き 850THB
イカ、エビ、帆立、白身魚。
和牛ビーフ・ステーキ 1,950THB
肉は例によって焼き過ぎ。
オマケ(注文外)のお菓子。
美味くない。料金はバウチャー
4,000THB分を引いて
残り3,705.61THBだった。
この中に右画像の土産の
値段も入っているが、
恐ろしい金額だ。

塩が用意されてくるときに、
その解説とともにお土産に
いかが?と勧誘される。
6瓶セットで800THB。3セット所望
すると、従業員は感激していた。
Pool
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夜のプール。(twitter
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チャー・マナーオ(レモン・ティー)。
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Beach
リゾートの目の前にも島があるのだが、これはプーケットのカタ島と同じで、
せき止められているので流れが停滞していてゴミが溢れ、とても海水浴をする気になるようなところではない。
もともとそれを見て取ってNang Yuan行を計画したのだが、Anantara Lawanaを地図で見て目の前に島があるのでよさそうだ、
と想定した向きは考え直した方が良い。
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何がいるのだろうか。 磯遊びが出来るようにしてあるの
だろうが、とてもそんな気が
起きないほどの凄まじい汚れ方。
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この辺の写真はプール・サイドから
撮影している。
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向こう岸。 蟹だあ〜 網みたいのが沈んでいる
のだが・・・
ちゃんと片付けろよな。
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探検隊。これも向こう岸の写真。
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蟹の死骸。
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夕日が美しい。 夜間にリゾートの従業員が
清掃に勤しんでいる。
今年も月が綺麗だ。
クリックして拡大 クリックして拡大 タイ海軍のカッター「クーン(艦番542)」が沖合を警備中。
サメット島の時と同じような状況だ。
Twitter


その他
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リゾートがある付近は周りに何もないところなのだが、出て目の前に
コンビニがあって助かった。妻が毎晩寄ってビールを買っていた。
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ロビーにてチェック・イン時に、会員登録勧誘プログラムを受けませんか?
90分程度、受けていただければスパや食事に利用できる4,000THB分のバウチャーを差し上げます・・・
と言われ、承知した。実は初めてプーケットに行ったときも、JW MARRIOTTでそんなような申し出を受け、
あら、年収が規定の金額に達していませんわ、とのことで受けられなかったことがあり、
どんなものか興味があったのだ。
但し今回の会場はAnantara LawanaではなくAnantara Bo Phutとのこと、リゾートの車で移動した。
小うるさいインド系タイ人係員の説明がくどかったが、
適当にあしらって4,000THB分のバウチャーをせしめてきた。

係員:「お客さんは会員になっていただけるという話でいらしていただいたのでは!?」
私:「会員になるのに金が掛かるんじゃ、話は別だよ」
係員:「え、お客さんはタダで特典を受けられると思ってらしたんで!?」
私:「そんなこと、今あんたが説明するまで誰も言わなかったんだから、分かるわけがないだろう?
   私はバウチャーを貰えるというから来ただけさ。さ、早く頂戴よ」

だいたい、年毎にリゾートの料金は上がっていく、という説明の筋が通っていない。
不景気という言葉を知らないのか?タイは日が落ちることのない国だとでも?
但し、90分どころか3時間くらい掛かったので、嫁さんはご機嫌斜めになった。
もらったバウチャーは早速Tree Topsで使用した。


Nang Yuan島行ツアー(ナン・ユアン島の正確な位置は暮らしブログの記事を参照)
ナン・ユアン島行はホテルの予約時にメールで訊いて予約したのだが、それには7:30〜17:00と書いてあった。
そこで、チェック・イン時に仕事に行くのじゃあるまいし7:30じゃ早過ぎるから、もう1時間くらい遅らせられない?
と訊いたところ、チャーター船を予約するには30,000THB必要と言われ、
あ、そうか乗合ボートなのね、と今更ながら気が付いた。
で、この時集合は7:00と告げられ、まあ集合に手間取ることを予想して
サバ読んでいるのだろうとは考えたが、さらにめげたことには変わらなかった。

タイでも観光地になっているところは、ソンクランの期間中、毎日水のかけっこが許されているわけではなく、
どこか一日選んで後は自粛する、というようなケースが多い。外国人に迷惑だからだ。
ここサムイでは、それが13日になるらしい。私達がナン・ユアン島に行くのと同じ日だ。

朝7時集合という約束が、車が迎えに来たのが7:30だった。
ソンクランで道が混んでいたらしい。言い訳だ。
さらに同じホテルから乗る予定だった人間で来なかった奴がいたらしい。
Anantara Lawanaで乗車した人間は私達二人だけで、出発はさらに遅れて結局港に着いたのは8:00だった。
当然だがここでまた待たされたが、これは我々が宿泊しているリゾートのビーチは
船着き場という感じではないので、どこか別のビーチに移動するのだろうなと考えていたので、
予想済みのことだった。要するに、リゾートの自前のボートではなく、
リゾートがツアー会社に下請けに出したのだ。なるほど、一人2,200THBだもんね。
前回と同じ失敗をしたわけだ・・・


出発直前、Husbandがフランス人というおっさんガイドが客を集めて下手糞な英語でがなり立てた。
「Hey guys are you ready to go to koh Tao and Nang Yuan?」

だいたい男だけではないのだから、「everybody」とでも言わないと失礼だろう・・・
こいつはやたらと「guys」を繰り返す奴でひっきりなしに喋っていた。

件のガイドが我々の船の担当と判明したとき、最悪な気分だった。

「この船は○○馬力のエンジンを3基搭載しています。
 従って通常2時間程度かかるタオ島までの行程も、本船なら1時間程度で到着できます・・・」
誰がエンジンの馬力を聞いてどれだけ速いのか分かるというのか。
終いには私の妻も「訊かれもしないことをべらべら喋らなくていいのよ」と愚痴っていた。

ナン・ユアン島へは、サムイ島からスピード・ボートで約1時間半。
途中、寄り道するのでもっと時間が掛かる。
元々ホテルの朝食にはありつけないようなスケジュールで、
船酔いを警戒して朝食を抜いたのだが、さすがに1時間以上船に揺られるのはきつかった。
以前ソム島に行ったときにも書いたが、どんなものか知っていれば恐れるに足らない、
のだが長時間だと知ってしまっていると、かえってつらい。
いやぁ〜、まあ景色は良いけど、これがまだあとしばらく続くのか〜と面倒な方向に考えてしまうと、
かったるくなってしまうのだ。
景色を見られるように立っていられれば良かったのだが、乗客が多くそれが許されなかったのだ。
しかしながら船の揺れというのは気持ち悪いだけで恐怖感はない。
飛行機と違って墜落する心配はないし、こんな小さなボートなら、沈没する/しないは見れば分かるからだ。

道中少しだけ雨が降った。
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ツアー詳細。 港の場所は予想通り
ボプット・ビーチ。但し4年前に
来た海水浴ビーチとは違う。
港には"朝食"と呼ばれるものが
用意されていたが、
コーヒーはインスタントの粉が
瓶詰されており、まるでドングリの
コーヒー。
フルーツの果実を練りこんだ
食パンなど殆ど馬の肥料。
妻は「帰ったら喧嘩しなくちゃね。
今は許してあげるわ。
あなたも知らなかったの
でしょうからね・・・」
おぉ、怖っw
ツアー参加者は腕に
色付きの紐を巻かれる。
ナン・ユアンほど沖の島になると、
数隻の船で船隊を組んで
行くことになり、
この紐の色でどのボートの乗客か
識別しようというのだろうが、
ちょっと無理があるだろう。
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何島だか忘れたが、パンガー島を過ぎた辺り。美しい島だ。
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目的地が見えてきた。先行記事に載せた地図を見れば分かるように、ナン・ユアン島というのは、それより大きいタオ島に付属しており、
まず先にそのタオ島に寄るとのこと。
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この島も海は澄んでおり魚はたくさんいそうだったが、ホテルの美味い朝食を食いそびれてご機嫌斜めの妻を宥めるべく、
島の入り口にあるカフェテリアの最上部までえっちら階段を登って行き、私は前述のように既に食欲がなく、
スイカをふたきれほど齧った後は、パッタイ(とコーラと果物のセットで250THB)をフォークでこねくり回して時間を潰した。
この時点で妻はへそを曲げてしまっており、
・「今年はもう旅行しない」
・「今度からあなた一人で来て」
・「2度とタレー・ウェーはしない」
と宣言されてしまっていた。
ここで入るトイレは、1Fは50THB、シャワーも100THB。最上部のトイレは無料。
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タオ島を出立。魚がたくさんいた。 子供たちもノリノリ。 ナン・ユアン島の砂州が
見えてきた。右端に写っている
人物が前述の小うるさいガイド。
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次の寄港地はタオ島の町、「サリ」。ここで昼食を摂る。
とてもではないがbeautiful ocean front restaurantとは呼べない。
こ汚い漁村の鼻っ面にある、魚臭い食堂だ。
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こんな港の波止場にすら熱帯魚が。期待が高まる。 昼食。
scrumptions Thai style buffetとは
名ばかりもいいところで、写真の
おかず以外にも選べるのだが、
どれも美味そうなものはない。
まったく、食事にはdisappointした。

ナン・ユアン島の手前の小島が
見える。不味い飯などどうでも
良いので、早く行きたい気持ちを
抑えるのに苦労した。
Nang Yuan島 −魚達の楽園−
ツアーの経路だが、私達の場合で、
@サムイ島(出発9:00)
 実際には8:00から並んでいる
Aタオ島の裏手(到着10:00、出発11:00)
Bタオ島の町「サリ」(到着11:30 出発12:30)
 昼食
Cナン・ユアン島(到着13:00 出発15:00)
Dサムイ島(到着16:30)
というルートだった。

こういった遊びでは、タオルは必需品。
水はたいてい業者も用意しているが、飲み水以外の用途も考えて、500ml入り位の容器を一人一本分は持参したい。
このツアー業者は酔い止めタブレットも用意していた(飲まなかったけど)。薬は効果がない。
またボートのトイレ(小便のみ)は使わない方が良い。
金を払ってでも途中立ち寄る島の施設を利用した方がマシだ。

スノーケルとゴーグルは貸してくれる。失くしたら弁償だと明言された。
足ひれの貸し出しはない。当然だが潜水シューズのようなものはあった方が良い。
ビーチでパチャパチャスノーケルをする程度であればグローブはいらない。
その程度でも素人なら満足できる水族館ぶりだ。
水中カメラを貸し出すとのことで、私の場合は持っているので不要だったのだが、
結局その気配は最後までなかった。申し出れば貸すということだったのかもしれない。
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ナン・ユアン島付近の浜辺の全景。
ビーチ・パラソルは、その数に対して観光客の人数が多くて間に合っておらず、その辺をうろついている係員に訊くと、
奴は遠くの方を指差すだけで口を聞こうとせず、客のために探す気もなく、一番端まで行ってようやく探し当てて一息付くと、
ちゃっかり後からやってきて、150THB寄越せという。法的に正当な取引なのかどうか疑問だ。
大自然に囲まれてせっかくの雰囲気が、こうした行為によって品位を落とされている。
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まだ島の入り口にも達していないのに、のっけからこの景色である。
クリックして拡大 ナン・ユアン島は入島料が一人当たり100THB掛かる。
ペットボトルは持ち込めない。入り口で没収される。
島に置いてくる輩がいるのだろう。クラビの例でも明らかだ。私達はシカトして持ち込んだ。
バッグに入っていれば、持ち物検査をされるわけではないので見つからないし、
持ち帰れば文句はないだろう。
魚に餌をやるものNGとのこと。魚が自分で狩ることをしなくなり、
生態系が狂って金魚みたいにぶくぶく太ってしまうからだとのこと。
たまには良いことを言う。
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この写真はぜひ拡大して
見てほしい。まったく、
呆れるほど恐れを知らない魚だ。
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サヨリ
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Twitterも参照 タイのウミウシ
動画を再生 動画を再生 動画を再生 動画を再生
動画を再生 動画を再生 動画を再生 動画を再生
動画を再生 動画を再生 動画を再生 動画を再生
動画を再生 動画を再生 ところでこのカメラには水中モードというのがあるのだが、
単に写真が黄色くなってしまうだけ、ということに前回クラビ
気が付いたので、今回はOFFにしておいた。これは多分青い海に
合わせて設定されており、タイのエメラルドグリーンの海では
そのような色合いになってしまうのだろう。
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さて、実は今まで見てもらった画像
や動画は、全て写真の左側。
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で、右側の海域では、足の着く範囲は藻で覆われており、魚は全くいない。

ナン・ユアン島は無理でも、タオ島ならキチンとしたリゾートを作れば、客は引きも切らないだろう。
だがそれはまあ夢物語だ。両島の管理状態を見れば、休憩場の有料トイレは壊れてるし、
宿泊施設のベッドの上で係員の女が携帯電話をいじくっている。
レストランのレジ係はTVを横目に鼻くそをほじくった手で釣り銭(札だが)を寄越す。
この人達にはガイドはできても、しっかりした運営というのは不可能で、
誰も見てやる人間がいなければ、ボケ〜と座って朝から晩まで過ごして終わるのが関の山だ。

出発は15:00と言われたが、実際には14:30位に召集が掛かる。
声を掛けてから皆がぼちぼち集まるまでに30分位見込んでいるのだろう。 
   
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集合地点の船の係留地まで、記念写真ポイントでパチリ。人でごった返している。 本当に息を飲むような美しさだ。
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帰途、懐かしいソム島を通過した。当時はリゾートを建設中だったが、そのHPはとっくに無くなり、
今は何も無いようだ。

様相的に4年前のクラビと全く同じパターンだった。
帰りは電車と同じで、疲れているのでいくら船が揺れても全く気にならず、みんなで寝ていた。

港に着くと、もしや初めてクラビから3島巡りをした時のように、帰りの車まで手配されていないのではと心配になったが、
しっかり用意されていた。帳簿を繰っている乗下船所のおばちゃんは、相次ぐ問い合わせ客を裁き切れなくて全く把握しておらず、
乗ってきたボートのガイドが案内してくれた。
命を預かる責任を負っているものの方が、なんだかんだ言って他のことにまで気が回るのだろう。

乗客の人種も国際色豊かで、それが一つの醍醐味でもあるだろう。
二人だけで来たらこんなに楽しくはなかったに違いない。

3日目は昼前から土砂降りになって、前日に船旅を終えておいてよかった。

Airport
帰りの航空便は17:20の便だった。タイ航空は朝晩とこの時間の3便しかないのだ。
サムイの空港はBangkok Airwaysの独壇場で、その他の航空会社のチェックイン・カウンターは通常閉まっている。
何時に開くのかと聞くと、14:00頃といわれたがBangkok Airwaysの係員も自信がなさそうだ。
他所の航空会社のことなど分かるはずもなく、無理もないだろう。
表で食事して14:00に戻ってくると、Fire Fly社のチェックインが始まっていた。
先ほどとは別の係員に何をしているのか訊かれたので、
タイ航空のカウンターは何時に開くのか尋ねると、15:00からチェックイン開始だという。
・・・
係員は飛び跳ねて戻っていった。
電話で遊んでいるのなら開けてくれという感じだった。
OPEN後もちんたら作業しており、どの客も苛立っていた。
まったく、地方空港はこれだ。
この空港はヴィラ風を気取っているのだろうが、エアコンがないため待つのはかなりキツイ。

サムイはお土産の買い物に困るところだ。リゾートで何も販売していなければ、
空港も、土産に丁度良い食べ物系のものが何もなく、
細かいガラクタもバンコクならどこでも売っているようなものばかり。


リゾートの従業員にweek endにでもまた来て下さいといわれたが、
week endなら利便性はプーケットの方が上だ。
但し去年の暮れみたいな現象は謎だが。。。
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サムイの空港にて、写真は
向かって正面が入り口側。
写真左側の店舗は閉まっている
ところが多かった。
ショップ街の入り口にある
レストランにて食事。
BLUE ELEPHANT
系列店のようだった。
ガプオ・ムー+カオ パッ
バシルの葉で炒めた豚肉と
焼き飯のセット。
160THB。
パッ タイ クン
エビ入りタイ風焼きそば 290THB、
アップル・ジュースは80THB。
どれも美味かった。
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チェックインを済ませ、セキュリティ・
チェックを通過したところ。
この辺にも少しショップがある。
喫煙所もある。ヨーロッパ人が多い
ところなので、スワンナプーム
と違って全面禁煙には
出来ないのだろう。
サムイ島のゲート・エリアには、スターアライアンス系のラウンジはないが、
共通の休憩所はあり、とりあえず一息付けるようにはなっている。
クリックして拡大 帰りの便の機内食は、
もろに手作りの大量生産っぽい
ハム・サンド。
なめとんのか・・・


毎度のことだが、帰りがけ何とも言えぬ郷愁にとらわれた。
旅の切なさは一度知ったら病みつきになる。

飛行機は行きも帰りも満席だった。
帰りにOzonoに娘を引き取りに行った。通常18:00に閉まるとのことだが、事前に連絡して19:00頃になるがいいか、
と訊いたところ快く承諾してくれた。
私達はよくやる手で、空港のPublic Taxiでそのまま娘を引き取りに行って、
そこで少し待ってもらって引き取った後、自宅まで送ってもらうのだが、
今回のTaxi運転手には嫌だと言われた。仕方が無いのでOzonoの前で降ろしてもらったのだが、
メーター料金170THBに空港からの乗車料金50THBで270THBだという。
私は戸惑って170+50=220だろ?と言ったのだが運転手は頑として270THBだと言い張る。
3回ほど繰り返した挙句、待つことを拒否られた苛立ちも相まって、ついに私は怒鳴り付けてしまった。
最後には運転手も自分の計算間違いに気が付いた。
この国はガキのうちからバイクの無免許運転を覚えさせるより、算数の勉強を受けさせた方が良い。

Ozonoの料金は宿泊料4泊+シャンプーで2,400THBだった。
おや?去年は1泊400THBと聞いていたのだが、値上がりしたのかな?
それともシャンプー代が800THBなのか?
まさか18:00を過ぎたからもう1泊分請求されているんじゃあるまいな?
と色々疑念が浮かんだが面倒臭いので訊かなかった。
自分達は1泊7,500THBのところに泊まってきて、4泊犬を預けて2,400THBケチるのなら飼うな、という話だ。

妻の意見では、海はもういいそうだ。
モルディブなら行ってもいいらしいが、日焼けするのが嫌なのだろう。
妻にとってはシンガポールあたりで買い物でもする方がいいのかもしれない。

妻はこう言った。
「日焼けしちゃってしようがないから、帰ったら美容サロンに行って施術を受けたいわ。
 言っとくけど高いわよ。あなたについて海に来たんだからいいわよね?」
私はもちろん快諾した。他にどうしようがある?
20,000THBだった。
もうしばらく海には行けそうもない。
しかし、来年のソンクランには懲りずにまた海に来るだろう。
4月といえばタイはクソ暑い真夏。海に行かずしてどこへ行く?

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島ニア(というほどでもないが)である私は、今年のソンクラン(タイ仏教の正月、とその休日)はナン・ユアン島に行って来た。一旦サムイ島まで来て宿泊はもちろんサムイ。で、そこから船(スピード・ボート)で行って来たのだ。■2014年4月13日:ナン・ユアン島

Thailand Samui/Koh Som
 名所の多いタイの中でも、一大リゾートの誉れ高きサムイ島。その予約は便数が少ないこともあって、航空便はもちろんホテルの予約も困難。3カ月程度前からではとてもではないですがどちらも予約は不可能。せめて半年前には航空券も宿の予約も済ませておきたいところ。ちなみに航空券も宿泊施設も他のリゾート地よりかなり割高です。今回はサムイの属島であるソム島にもスピードボートで渡ったのですが、写真の枚数が多くなってしまうので、第2部として分割します。09.12.27-30   サムイ島の巻きで伏線を張った小島です。直訳すると蜜柑島なんだけど、合ってるかな!?(笑 泊った「Bandara Resort and Spa」のスピード・ボートを借りて行ってきました。サムイ島側から見ると結構離れて見えるんだけど、実は15分位で着いてしまう。ホテルの係員がソム島は何もないところだからお勧めしない、と言っていましたが、なかなか捨て難い素晴らしい景観でした。09.12.29HOT!

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