Nakhon Sawan 18年暮れ〜19年始
最後に帰ったのは妹さんの結婚式のときなので、4年ぶりの帰省である。
電気(10世帯くらいの村全体で20A)も水道(買ってないので蛇口をひねっても出ない)も
ないわりに、携帯電話だけは4G受信可能。
往路 | |||
最初に立ち寄ったSAにて、 朝飯を買う。 道路状況がよくわかる1枚。 |
メルが下痢をしていた。 | プラー・チョン(雷魚) | ずいぶん古い車だな〜 後部に人が乗っている・・・ |
別のSAのトイレ。 たらいが置いてあるが、 これで水を汲んでケツを 洗えということ。 |
左写真のトイレの裏方。 雄大な景色だ |
Lat YaoとMae Wongの間にある市場。 | |
義兄さんの車。 この車に6人+1匹と山盛りの荷物を積んだ。 私はいつも通り助手席に乗せてもらったのだが、 私の真後ろに嫁さんがいて、彼女は膝の上にメルのケージを載せていたので、 狭くてシートをを倒せないため、首が痛くなった。 往路は曇っていたのに車内はエアコンが効いており、寒かった。 さらに、義姉さんはもともとステレオタイプではなかったはずなのだが、 ずーーっとおしゃべりしており、うるさくてかなわなかった。 妻もしばらくは相手をしてやっていたが、さすがにたまりかねたのか、そのうちに言った。 「姉さん、うるさいわよ」 |
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この日、混んでいたこともあり、7時に私の家を出て、着いたのは17時だった。 昼飯どき、義姉さん夫婦が「お腹空いた?」と訊くので、 残り1同、口をそろえて「空いた」と答えた。 だが義姉さん夫婦は「次のSAがあと20kmくらい先にあるから、そこまで我慢しましょう」と言った。 皆殺意を覚えたことだろう。 この人たちってば、帰省となると食事より早く着くことを優先するのだ。 |
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妻の実家 周辺 | |||
29・30日は雨が降った。 | |||
隣の家が、白蟻に食われて崩壊し、売りに出されたそうな。 (我が家は妻が修繕済み) まだ再建していないものの、売却済みらしい。 |
家の裏手 左はゴムの木、右はさとうきびだ。 |
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去年、家の前の道路が舗装された。 | |||
こちらは出て左 | 右 | ||
少し散歩することにした。 右には以前行ったことがあるので、 左に出る。 写真の家も、廃墟になっている。 |
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ぉ、池がある | これだけ見ると、どこぞの 南国のリゾートだ。 この写真だけなら、行ってみたいと 感じる人もいるだろう。 |
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だが、もう少し近寄ってみる・・・ | ただのドブ。 | ||
ガップ カーオ ガップ カーオ(、おかずの意)と テープで流しながら売りに来るトラックがいた。 しかも、惣菜ではなく原料しか売っていなかった。 元旦に、ミャンマー人労働者を満載したトラックも通った。 彼らは、正月も休まないらしい。 下には下がいるわけだ。 世知辛い世の中だ。 |
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妻の実家にて | |||
到着直後のメラニー。 出てこようとしない。 |
ケージから出して 紐でつないでおいた はずなのだが、脱走していた。 |
どこだどこだ?? | こらこら、 他人の布団の上で寝ていた・・・ |
屋外トイレ | 屋内トイレ | これは30日の写真。BBQ。 | 海老がうまそうに焼けている。 |
G-STEELを充電。 "H"まで行ったが、2回やったのだが、 Hを超えても相当長時間 置いておいたのに、 このモデルはすぐにMに 戻ってしまうようだった。 |
31日、盛大なパーティが行われた。 私の妻は、マダム、もしくはルアイ(、金持ちの意)と呼ばれているらしい。 あと、タイ語の読み書きができない外国人が、メールやLINEなどで、 アルファベットを使ってタイ語表記することがあるが、 (私も最初はそうだった) あれはタイ人の間では、パーサー・カラオケと呼ばれ、バカにされているらしい。 タイまで来て何してるんだ、というわけだ。 結構ショックだった。 |
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裏方厨房。 | 酔いが回って踊りだす連中。 | なんと、オリオン座が 撮影できてしまった。 最近のカメラはすごい。 ボケてない写真も撮れたのだが、 ボケてた方が星がはっきり 分かるのでこちらを掲載した。 星雲まで見える。 |
恒例の年越しカップ麺。 湯を注ぐ前に液体スープを 開けてしまった輩がいる。 |
今回、どこの親戚のものか1個小隊分のガキがいて、そこらじゅうで泣いていた。 ひっきりなしに出たり入ったりしており、一体何人いるのかわけがわからなかった。 親が夜更かしするものだから、一緒になって夜中にドタバタ駆け回るので、 翌日昼過ぎになってから眠くなってぐずるのだ。 たまったものではない。 中には、だだをこねて泣いているだけのガキもおり、 親がひっぱたかないものだから、いつまでも泣いていた。 どこの国でも、しつけのできない親は一緒だ。 あるガキは水瓶にサンダーバード何号かのおもちゃを沈めて遊んでいた。 みんなで「それって飛行機じゃなくて船なの?」と訊くと、 彼が言うには「オイルを補充しなければならない」とのこと。 てっきり洗車しているものと思った。 また別のガキは、親子で元旦からホラー映画にかぶりついていた。 相変わらずである。 |
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彼の名はLeo(リーオー)。 2年ほど前から、ここメーウォンの貴重な酸素を消費している。 子犬のときに義姉さんの一人がもらってきた子で、 珍しく各種予防接種も受けている。 結構吠える犬で私は初対面だが、吠えられもせず、 しゃがんで手を出すと寄ってきたので、 ちゃんとヒエラルキーが分かっているのね、と冷やかされたが、 北から来たある親戚が帰り際、初めて見たのか激しく吠えたてられ、 周りの人たちが怒ってそこまでしなくても、 というくらいLeoはぼこぼこにされていた。 |
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ホントに柔らかいものを 見つけるのが得意なやつだ。 |
結婚したとき妻が改装して作った 私たち夫婦の部屋。 布団はなぜかえらく 寝心地がよかった。 |
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ひとり、ノーン マー(ワンちゃん)といいながら、 私たちの部屋に勝手に入ってこようとするガキがいたので、 ワンちゃんは年寄りで具合が悪いから、といって追い払った。 レゴブロックみたいに足でももがれたら大変だ。 |
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食事 | |||
初日の晩。ブロッコリーと豚肉の 炒め物。姪っ子さん作。 肉は筋だらけだった。 ご飯は五穀米(まずい)。 |
こちらは妹さん作。 ガプラオ(バシル)と挽肉炒め。 |
こちらはカイランの炒め物。 全然うまくなかった。 |
嫁さん作。 プー パット ポン カリー |
ワンタンスープ |
さつま揚げ(辛い)と焼きイカ。 これと左のワンタンスープは うまかった。 |
1/2の晩の夕食。 中央の魚は プラー タプティムといって、 タプティムとはルビーとか石榴の ことだが、熱帯魚なので 日本語訳はない。揚げると 結構うまい魚だ。 |
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滞在中、腹を壊したり治ったりを繰り返した。 壊しても大したことはなかったのだが、胃というものは、 食べたことのないものは消化できないものだ。 |
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ナマズ (プラー ドゥク) | |||
ナマズを飼っていた。 前にも見たことがあり、キットで飼育セットを売っているらしい。 私も食べたことがあるが、食べれなくはない。 |
こうやって水を汲みだす。 | ||
こうしてみると結構かわいい。 | でかいのを3匹すくった。 | 必要な数だけ獲ったあと、水道(飲み水ではない)の水を補充する。 ところで、外の水道水(台所とは別)はぬめっていた。。。。 |
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これは家に向かう方向 | 左写真を抜けたところ | お巡りが新年の挨拶をしている。 | |
文明の終着点にカフェができた。 | 左写真の前の通り | まさに大草原の小さな家 | |
カフェのとなりの店 | その店のさらに左の貸し便所 | ||
思いっきりド田舎 | 仏像が再建されていた。 | ||
到着以来、メルが餌を食べなかった(出発する日の朝は食べた)。 おまけに下痢をしていた。 人間の年寄りと同じで、もういい加減老化しているので粗相しているものと思っていたが、 考えてみればだからといって下痢をするのはおかしいし、出発日に下痢をしていた、 ということは田舎に来てから下痢しだしたわけではない。 さらに、3日間も餌を食べないのはさすがにまずい。 というわけで、妹さんだか姪っ子さんがインターネットで調べて、 Lat Yaoに動物病院があるので連れて行こう、という話になった。 しかしながら私は元旦に田舎の動物病院がやっているのか? 事前に確認した方が良い、と言った。 すると、どうやって調べたのかやっているらしいというので、 電話したのか?と訊いたところ、もごもごよくわからないことを言っていたのだが、 妻にせかされて行ってきた。 車で1時間ほど来た頃、1件目。まずは閉まっていた。 ほれ見たことか 私は息巻いた。ここがダメなら後はNakhon Sawan(県庁所在地)だという。 アホか、さらに1時間かかるじゃないか。 そんなこんな揉めていると、嫁さんから妥協案が。 「近所の人に聞いてみましょう!」 アホか。たいがいにせぇよ ところが、義兄さんがバス停で車を降りて付近の住民に職務質問すると、 意外とあっけなくすぐそばにもう1件見つかったのが、上写真の店。 一見ペットショップのようだが、出てきたおっさんに聞いてみると診察もしてくれるという。 その結果、胃腸炎とのことで注射2本に練り餌とシロップ2種をもらって、THB 590だった。 練り餌は、鼻に塗ってやればいいとおっさん医者が実演してくれた。 なるほど、自分から餌を食べなくても、鼻の頭に塗りたくってやれば、 いやでも鼻の頭を舐めるから、餌も胃に入るという寸法だ。(動画参照) 練り餌はうんこみないな匂いがして臭くてかなわなかったが、 義兄さんがおっさん考えたなあ、と言って医者の肩を叩いて笑っていた。 ところで、お義兄さんが「何で犬は自分の鼻の頭を舐めるんだ?」というので、 湿らした方が、風(匂い)をよく感じられるようになるだろ。 人間が風向きを知るために、指を舐めてから人差し指を立てるのと一緒だよ、 と説明してあげると、妙に感心していた。 |
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Mae Wongって タイ語の読みは明らかにメーウォン なのに・・・どうしてこうなる? |
日本でもある、付近のスーパーの 標識。田舎なのでなおさらだ。 |
左写真の車の後部。 足が・・・w |
MOBILE SHOPとあるが、移動式の 携帯電話ショップではなく、 電気代の支払い受付所。 |
最終日、妻がパワーバンクと間違えて私の外付けHDDをしまい込んでしまった他には、 特に問題なく出発できた。 |
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復路 | |||
31日は気温は低かったが日中は晴れており、 1日/2日も同じような天気となり、夜には蚊が出てきて、 靴下を履いていたにも関わらず、何か所か足を刺された。 こいつは、後から症状が出てくるやつで、 帰宅して調べると、最終的に10か所くらい刺されていた。 |
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帰り道に立ち寄ったSAで食べた グッディオ。 |
あの山はなんだろう・・・ | 坊主が2ケツしている。 ナコン・サワンでは改造リヤカーを 運転している坊主もいた。 |
この標識は、 ウワン (眠くなったら) チョート パック (止まって休め) どこに車を止めろと? |
ナコン・サワンで買ったモジ。 日本の餅の真似ものだが、 これは正真正銘のモチだ。 THB 100で8個入りは高いが、 このパッケージにはかなわない。 (もっと小さい箱のもあった) と思ったら、これ、 中に黄身が入っていた・・・ |
帰宅後。イモ・・・ |
請け負うが、普通の人は一週間もここにいたら絶対病気になる。
まして涼しい季節だったからいいようなものの、
他の季節なら蚊に刺されまくって気が狂うこと間違いなしだ。
帰りは11時に出て、19時には家に着いた。
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