■2016年8月2日:[タイ] ローカル・ラーメン店に行ってみよう!
東南アジアでは、屋台飯やストリート・フードといった、
現地事情に密着した食文化の体験が、旅行の醍醐味の一つになっている。
そこへいくと我々駐在は普段何を食べているのか?
会社の食堂?いやいや、あんなものとても食べれたものではない。
いや、実際、現地スタッフの従業員に聞くと、
味の改善よりも現在の料金を維持してもらった方が断然良い、というのが本音だ。
なぜなら、彼らにとっては食べれないわけではないからだ。
注意が必要だが、こちらの食べ物は、一見辛そうに見えないものがとてつもなく辛かったりする。
では我々は日本食を?
とんでもない。
大きな誤解なのだが、東南アジアは物価が安い、は現地人と同じ暮らしをすればの話である。
日本と同じように暮らそうとしたら、タイから見て外国食材は
この国だって輸入しなければならないのだから、どうしたって日本より高くなる。
そこで、社食が食べれなければ外食することになる。
この場合、メインとなるのはラーメンだ。
普通のご飯は、料理の種類が良く分からないので注文しにくい。
タイ料理では、(バ ミー)がラーメンにあたるが、他に
(クアイ ティアオ、グッディオと発音してしまった方が通じやすい)
というのがあって、これは米の麺なのだが、麺の太さに種類があり、
店によって麺の質にも差があって、コシがあったりするとかなり美味いのでお勧めだ。
ラーメンと違ってかんすいが入っていなさそうで体にも良い!?
勘違いされるかもしれないが、私自身自分がタイ語を話せるとは考えていないが、
会社やバンコクではほどほどに通じる。そこらじゅうに日本人をはじめ外国人がいるからだ。
ところが、こういった地方に来ると、そんなものはいないため、まるで言葉が通じないのだ。
まずもって料理の名称がローカルなのでそこからして分からない。
(例えば豚や鴨肉でも切り方や調理の仕方によって、
呼び方が全く異なるのでちんぷんかんぷんである)
外国人向けのタイ料理店と、現地の家庭料理では同じ料理でも顔が変わるのだ。
グッディオに関しては既に何度か紹介しているが(@AB)、
今回はよりドキュメンタリーにお送りする。
ここがその場所。Thian Thale 15と 17の間だ。 |
まずはThian Thale 15の入口を 覗く。工事は終わったらしい。 |
左写真の路地の奥は 何があるのだろう? |
ここが路地の入口。 (左端地図の□部) |
右上写真の左手の銀行裏手。 この写真は左に写っている おねいちゃんを撮りたかっただけ。 ちなみにちゃんと足は2本あった。 |
こちらが本命。梯子は 避難路だろうかw |
ここの路地も突き当りには 大きな建物が。 多分どこかの工場だ。 |
一段上の写真の中央、左側に その店はある。 グッディオ ムー トゥン(米の麺、 蒸し豚)という店名 |
店の正面。 おかみさんも美人だ。 ご主人は昼間仕事に出ていて、 どちらかの母親と一緒に店を やっている、という感じだ。 ソンクランの時期にはご主人らしき 人が手伝っていた。 しかもあるとき、同僚を連れて 行ったところ、「にほんじん!?」と 言われた。なんと若干の日本語を 知っているらしい。知人で日本に 住んでいた人がいるらしい。 待てよ・・・私のことは 何人だと思っていたんだ?w |
オーダー伝票。 かなりいい加減に訳したが。 紙に書いてもいいが、 渡すウェイトレスのおばちゃん によっては、こういうところの 従業員はいい加減なので、 来なかったり忘れられたりする。 混んでいなければ店頭で注文した 方が無難だし、美人女将と会話も 楽しめる。 |
こちらがグッディオ ムー トゥンの 普通盛り、センレック。40THB。 麺の種類で値段は変わらない。 |
そしてこちらが大盛り 50THB。 これでも日本の一般的なラーメンと 比較すると、まだ足りない。 麺をもっと増やしてくれ、と頼むと ただで増やしてくれるのだが、 迷惑になるので1回しかしていない。 さらに実は、丼が普通盛りと 大盛りで異なるのだ。 |
カーオ(ご飯) シークローン(肋骨) ムー(豚) ナム デーン(赤い水) 骨付き豚にミートソースっぽいタレ を掛けたもので、ごはんもセット。 なぜミートソースなのか不思議 だが、スパゲティもあったりする 関係だろう。 上述の同僚が頼んで美味いと 言っていた。多分50THBくらい^^); |
なお飲み物に関しては、氷を入れたカップが2THBで、
それに水のボトルを頼むと10THBだったと思う。
もちろん、飲み物を頼まなくてもいい。
ところで私は同店を会社の女の子に教わったのだが、
5〜6人で来てスマートに全員分奢らせてもらった。
紹介料として当然だ。何となく、キャバクラの席代みたいだと一人悦に浸っている。
そんなことは別として、こういう店は近辺にたくさん、ではないが何軒かあって、
会社の食堂に飽きた連中がたむろしているのだが、
口コミだろうか、新たに美味い店が見つかると、みんな流れて来て、
いつの間にか知った顔で溢れている、という現象が起きるから面白い。
ちなみに現在のタイ・バーツは、1THB = 2.9〜3.1円を行ったり来たりしている。
50THBだったら約150円だ。
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