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■2010年11月19日:ASUS Eee PC 1215T 早速の不具合

買ってきて2週間もしないうちに液晶のヒンジカバーが無くなってしまった。
仕事を終えてPCを畳んで帰ろうとした際に気が付いた。
いつ何処でどうやって無くなったのか全く身に覚えがない。
折れたのか、取れたのか、はたまた落下しただけなのか、
破損なのか脱落なのかさっぱり見当が付かない。
マレーシアに行ったときに落としてきたのか、タイの別の工場に出掛けた際にそこで落としたのか?
電源ボタンの直ぐ上で気が付かないはずは無いので、発見当日に失くしたとしか考えられない。


開けっ放しで埃が入ってショートでもしては困るので、修理に出すことにした。
ASUSの場合HP製品のようにSYNNEX等の代理店が噛んでおらず、
この場合タイのASUSTeck現地法人に持ち込まなければならないが、
月〜金の日中しか開いていないとのことで、
私は仕事を休むわけにいかないので、妻を説き伏せて行ってもらうことにした。

場所はRama IV通りで、何度も見掛けたことがあり、
建物は白地に青い大きな文字で「ASUS」と書いてあるので直ぐ見つかる。
ASUSのwebサイトから住所と電話番号を拾って妻に手渡し、彼女は事前に電話で
確かめておこうとしたようだが、電話が通じなかったので見切り発車したとのこと。

結局無事到着したようだが、受け付けはだみ声のオカマ嬢で、
妻が到着したのは11時頃だったらしいが、他に客の姿は無かったらしい。
妻が電話は不通なのかと訊いたところ
最近は問い合わせと回答はみなインターネットで済ませるので、
電話には出ない
のだそうだ。
ま、まあ、色々と疑問はあるだろうが、ここは次も読んでいただいてから判断をお願いしたい。

私が妻に連絡を取ったのはASUSの建屋に到着する前の段階で、
処理中の話は終わるまで分からなかった。
12時が過ぎてから音沙汰が無いのでまあ問題無かったのだろう、
と思いつつ経過を聞くために連絡したところ、以下のようなことだったらしい。

ヒンジ部の脱落の件だが、ASUSの判断は「外的要因」らしい。従って「有償」。
この時点でふざけるんじゃねぇよという感じなのだが、
何しろ自分が行ったわけではないので文句が言えない。
妻は係員の対応は恐らく正しくないと考えたものの、
仕事中の私に連絡して確認するわけにもいかないので、部品代も知れている(129THB)ことだし、
とにかく解決を優先して処理するためにこの申し出を呑んだのだ。
さらに気が利く妻はスペアも含めて部品を2つ注文してくれたそうである。

部品の入荷までに2週間〜3週間掛かるそうで、入荷次第連絡をするので、
再度コンピューターを持ち込むことになるらしい。
この時はコンピューターを預かろうとはしなかったそうである。
後述するが預けなくて本当に良かった。
だいたいたかだが部品を1個か2個輸入するだけで、何故2週間〜3週間も掛かるというのか。
船便しかないのか、と言いたい。

第一に、「外的要因」と判断した根拠が不明。
むしろ何をすればヒンジカバーが外れるのか?
そんなボロい作りをしているのか?訊きたい。
そしてたかだか2週間足らずの間にこんな問題が発生するようでは、
保証が切れる1年後には、一体どういう状態になっているというのか問い詰めたい。
明らかに係員が問題のフィードバックを掛けるのが面倒臭いので
部品取り寄せ対応としたのが見え見えである。

日本の窓口に問い合わせれば対応してくれるのだろうが
(ASUSのwebサイトには海外モデルでも日本での修理対応可能と記載されている)、
駐在の身では日本に持って行って日本で修理は受けられないので仕方が無い。
もう一台ある1201Tにも何かあったら? いやそれより他にまた何かあったら、
と考えると面倒臭くて仕方が無い。
今までマザーボードを始め色々とASUSには贔屓目にしてきたつもりなのに、これはあんまりである。
もう2度とASUSは買うまい(先日hpを買うまいと誓ったばかりではないのか?w)。


ところが、その2日後、朝会社の通勤車に乗り込んだところ、
運ちゃんが何やら差しだしてきた、黒い小さなUの字型の物体。
ワォ、何処で見つけたの、ソレ?
車の中で落としたとは。ご褒美に100THBくれてやっておいた。
そういえば、マレーに出張する直前に車の中でPCを開いたような。
まあだからといってそんなことで脱落してもらっては困るのだが、
私自身はマレー出張中も、帰って来てからも、気が付いていなかったことになるorz

妻と相談し、このことはASUSには通知しないことにした。電話が掛かってきてもシカトである。
見つかったから要らない、といえば部品代を要求してくることは目に見えている。
対応が悪かった罰だ。

見たところいつでも落下準備OKといったところだ。 これが見つかった該当部品。
当初”パチン”と嵌め込むのだろうぐらいに考えていたのだが、
実際に合わせてみると固定されず困った。
折れたような形跡はないのだが・・・?
クリックして拡大
エポキシ接着剤でも買ってきてくっ付けようかと考えたが、
手持ちがなく仕方がないので少々みすぼらしいが、
また脱落しないようにテープを貼っておいた。
ASUSの修理の受付票。
ここでも型番の表記を間違えて1215Nになっている。
部品に互換性があるからだそうだが、
そういう問題じゃないんだよね。


恐らくASUSに修理に出していたら、部品注文だけでは直らないので、
「あら、ダメですね。次回もう一度いらして下さい」なんてバカげた落ちになるのは明らかだっただろう。

一つだけはっきりしていることは、妻は大事にしようということだ。
手当として1,200THB(交通費込み)ほどあげておいた。
ASUSのアホに言いたいことはあったが、ここに書いたら気が済んでしまったw



余談だがVAIOに負けじとステッカーを作って貼り直した。
Athlon II Neoのステッカーは小細工して自作した。

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