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■2011年5月20日:Mount&Blade Warband −独立−

前回まででベージャー王国を滅亡させた後、元サラン朝の諸侯が
続々と戻ってきたが、今のスルタンのうつけぶりを目にすると早々にまた去って行ってしまうし、
そもそもそれまでにこの世界を去ってしまった諸侯も多々いたので、
思い切って各諸侯が離反を始める前、ノルド王国滅亡前までセーブデータを遡り、
建国することにした。

このゲームで独立国として建国するにはどうするかというと、
各国ともに一人ずつ王位継承権みたいなものを持つ反乱分子がおり(第2章を参照)、
そいつらに忠誠を誓うことで反乱軍となり、自立することが出来る。
またそいつらを追い出すことによって、真の意味で国王となれる。

奴らは通常その対象となる国とは別の国の都市に身を寄せている(宮殿でだべっている)。
また(何処かの国に仕えている場合)自国に他国の王位請求者みたいのがいることもある。
彼らは時々根城を変えるので、都度探さなければならない。

プレイヤーは何処の国の王位請求者に忠誠を誓おうと自由なのだが、
いずれかの国に仕えていて、他国の王位請求者に請願する場合、
一度所属国の元首に会って地位を返上しなければならない。
そしてその場合、正式に退会することになるので、領土は全て取り上げられる。
ところが、自国の王位請求者に請願する場合は、反乱軍扱いなので、
既に手に入れた領土はそのままに移行できるのだ。
但し反乱軍であるから、それまでの所属国とはしばらくの間交戦状態となる。

これらを勘案した上で、反旗を翻さなければならない。
なお滅亡した国の王位請求者はその国の消滅とともに退場する。

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サラン朝の場合は、このアルワというコナン
みたいな女が影の主人公だ。大きなお世話
なのだが、さんざんプレイヤーをよいしょして
勧誘してくる。
そして忠誠を誓った直ぐその場で
「やってらんねえよ」と匙を投げだす。
すると彼女は
「私はカルラディアを去り、2度と戻って来ない」

さっさと消えろw


プレイヤーには副官なり、軍師なり、大臣なり、とにかく内政を司ってくれるものが
必要である。デフォルトで冴えない大臣がいるが、そんな奴は願い下げなので、
とっとと首を挿げ替えた方が良い。それには自軍のコンパニオン(NPC)か妻を充てる。
NPCは戦力の一部なので勿体ない。となると残るは妻である。
どうせ居城で何をするでもなく、のさばっているだけなのだから何かやらせた方が良い。
また噂ではデフォルト大使では実行できないコマンドもあるらしい。

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独立して敵城を落としたりすると、自隊のNPCが
誰の領地にするのか訊いてくる。もちろん、
直ぐに決める必要はなく、居城に戻った際に
大臣と相談することでも決められる。
ここでは誰がいくつ城を持っているのか
表示してくれるので便利である。一度決定した
領地はそこがまた敵国に占領されて、
奪い返さない限り変更できない。
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これが取りあえずの大臣。また大臣が何処に
いるのか探すのが大変なんだな。彼は自分は
政治には詳しくないし、平穏な生活に戻りたい
ので、誰か他の者にやらせてほしいという。
あんたのコンパニオンなんかどうだい?
と訊かれている。
お前の代わりにもっと有能な奴にする、
と告げると、選択肢が現われる。


ハイ、そこでザンディナちゃん登場。

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一番上のメニューが国のあれこれを決定する
コマンドが収納されているメニュー。
次いで現れる内政メニュー。早速嫁が最新の
国内情勢をインフォメーションしてくる。
メニューは上から順に、
@嫁にこの国を強化するためのアイディアを聞く
A使者の派遣
B臣下の罷免
C自身を軍師にする
D嫁を軍師職から解任する
  (他の人物への変更)
E臣下に領地を与える
F(この場合は嫁が冒頭で述べている)都市を
  自身の領地とする
とりあえずEを選択し、さらに対象となる
領地を選ぶ。
クリックして拡大 クリックして拡大 通常、領地を与えると受け取った臣下の好感度
が一か所につき7とか10UPする。
そしてその他の全ての臣下の好感度の
変動が表示される。
何故他の臣下の好感度まで変化するのかと
いうと、友達が表彰されて喜ぶ奴と、政敵が
ご褒美を貰って妬む奴とがいるためだ。
普通UPするのは親族や友人のみで、
その他血縁関係にない連中や、例えば他国
出身の諸侯のポイントは根こそぎ下がる。
このバランスが難しい。誰かを依怙贔屓
するのは自由だが、国が内部から分裂する
事態は避けたい。
この辺のケアについては後述する。
次に選んだ領地を与える臣下を決める。 すると与えた臣下の好感度がUPし、
他の臣下達の好感度の変動がリストされる。
王になると好きなように領地を与えられるので、
これほど楽しいことはない。


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では次に主要な外交手段である大使の派遣に
ついて触れよう。
大使の派遣コマンドを選ぶと、どの国と
外交するのかを訊かれる。
とりあえずロドック王国を選ぶ。
国を選んだら、次にその国とどのような
プレイをするのかを尋ねられる。
1番上は、庇護を求める。
2番目は友好を深める。或いは確執を埋める。
3番目は喧嘩を売る。
ここで注意したいのは、この方法で宣戦布告
すると、名誉が-1されるので良く考えた上で
実行すること。
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今回は差し当たって2番目のおべっかコマンドを
選択し、次に誰を使者にするか決める。
リストされているNPCから選ぶ。もちろん、
使者に出ている間NPCの経験値は上がらない
のでそのつもりで。
ほんとにいいの?
確認窓。
使者が帰ってきた。
「グラベス王はあんたがサラン朝と戦をしたい
のなら仲良くしてやっても良いと言ってるぜ」
クリックして拡大 当然、この使者は何の成果も得られなかった。
ロドック王国との関係も何ら変化なし。
何のためのコマンドなのか全く分からない。
「グラベス王からの手紙を預かってきた。
何の表題も無いけれど、
これは何らかの決定をするものではない、
ということらしいよ」



冒頭で述べたように、反乱軍は無断で元立てた誓いを破る形になるので、
以前仕えていた国の王や諸侯と遭遇すると、たいていは選択可能なのだが、
低い確率ながら問答無用で戦を仕掛けられる場合がある。

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スルタンが威勢よくかかってきた。
そっちこそ、まずはお前から
血祭りにあげてやるぜ
元の主に再度忠誠を誓うことも可能

独立してしばらくは自軍の兵は同族の敵を相手にしなければならないため、
士気がどん底まで落ちているので、当分リハビリが必要だろう。
とはいえ降り掛かる火の粉は自分で振り払わなければならず、
私の場合この時のために温存しておいたVaegir KnightとSword Sisterが大活躍した。

独立したら、まずは臣下のロード達の確保である。差し当たってサラン朝の元同僚達から手を付けた。

まずは義父であるヌアム殿。

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「また会うたのう」 お主が我らの王、スルタンを裏切ったのは
聞いておる。共に戦った仲として悲しく思うぞ」
「何か用か?」
ここで個人的に話がある旨を切り出す。
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スルタンについてどう思うか訊いてみた。 本来彼のものになるべき領地をスルタンが
牛耳っているので、彼には失望したという。
感じていることは他の諸侯と同じだ。
国について時々心配に思うことがあるという。
ここでさらに話があると突っ込む。
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カルラディアの統一について手伝って
もらえるかどうか訊いてみる
「何でワシがお前さんのサポートをせにゃ
ならんのだ」この質問についての回答は
ムニル殿の項で述べたのと一緒
「全くだ。続けろ」
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これも一緒
この場合、彼の評判に対する影響は相当
高いものになるだろうとのこと
「よろしい。ワシはお主を王として誓約する
準備が出来ておる」
わしはお主の忠実な臣下として忠誠を誓おう。
お主が必要ならお主の陣営で敵と戦うし、
お主とお主の跡取りの意見も支持する。
お主がわしに臣下としての権利を
認めてくれることを期待しておるぞ」
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そして諸々雑用と準備のために暇を告げて
去って行った。


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独立直後に仲間になってくれたのはヌアム殿と
このラドウンの2名のみ。ラドウンとはそれほど
親密度は高くなかったはずだが、諸侯ごとに
必要な親密度は異なるようだ。
臣下になると、命令を与えたり、兵の補充を
行うことが出来る。
兵の補充は自分の手持ちの配下から行う。
この人の兵力はちょっと貧弱だったので、
自分のコレクションの中から少し補充してやっ
た。ちなみに兵を取り上げることはできない。
兵を補充してやってもポイントは上がらない。


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ダシュワル殿も最初はごねたが少し経つと
仲間になってくれた。
夫であるダシュワル殿が加盟してくれたので、
またサフィア嬢も同じ陣営で会うことが出来た。
前述の低下した臣下の忠誠を
彼女に回復してもらう。


その他の連中。

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ハメザン。中堅どころの武将だ。
彼も数回のアタックで落ちた。
ハメザンの息子、ヒワン。
「すまないが、オレはスルタンを守ると
誓ったんだ。また戦場で会っても、
友でいたいものだな」
バカヤロ、虫の良い事言うねいw
今度会ったらギタギタに切り刻んでやるぜ!
再度話し掛けても、
政治の話はまた今度話そうとのこと。
少々イラつき気味だ

今日のところはこれ以上話しても無駄なようだ


最終的にはどの武将も味方に付いてくれたのだが、独立直後に仲間になってくれたのは
ヌアム殿とラドウンの二人だけ。断られてしまう場合は、好感度が足りないので、
地道にアタックする必要があり、ここでは多少てこずった相手へのアプローチを紹介する。

アムダー 21歳のガキ ウガイスの息子 デュル 48歳 現軍師
ウガイス、ハメザン、ガナワの兄弟
ムンダリア 58歳 元軍師 ラドウンの父
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「何か用かい?」
彼には一度拒否られているので、
用事を頼まれてやる
次回紹介する予定だが、ガナワの窮地を
救った際にお礼を言われる。
「主君を見捨てれば評判が悪くなる。それが
私の意見だ。これ以上この話題はしたくないな」
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兵隊を恵んでやって・・・
実はこのプロセスが長かった。
ちなみに他国の武将に色目を使うと
その国との関係が悪化する。
「私は詮索されるのは好きではない。
だが話があるのなら聞こう」
「この間話したことを覚えてるかい?」
政治の話はまた今度話そうとのこと。
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ようやく話を聞いてくれる気になったらしい。 「あんたは諸侯の権利について話しているな?
王が配下の権利について気を配るのは
当然だ。だが、あんたが本当に約束を守るか
どうか見せてもらおうじゃないか」
その後彼は負け戦を。
あまり見たい光景ではない。
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ゲット。
これでそこそこ時間が掛かった方である。
「最後に、どんな理由でも鞍替えするのは
簡単だから、誰かが忠誠を撤回することに
常に注意していなければならない。
この場合、私のリスクは重要だ」
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「いいだろう。あんたを王として誓約する
準備は出来ている」


配下の諸侯が増えてくると、気の合う奴、気に入らない奴で諍いが増えてくる。
それらについて嫁からインフォメーションが出ることがある。

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これの訳は前回を参照。対象が変わっただけで
内容は同じだ。
今回の対象はラケム殿とアヤム。
まずはラケム殿に事情を聞いてみる。
「アヤムの奴がオレの女にちょっかいを
出したんだ。奴は彼女に相応しくない。
で、奴に言ってやったさ。オレの女に
手を出すなってね」
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「友情のために、アヤムと仲直りできるかどうか
やってみるよ」
「上手くいくようにオレからもアヤムに
言っておくよ」
今度はアヤムの言い分を聞いてみる。
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ラケム殿と全く同じことを言う オウム返しA オウム返しB。
名誉と名声の他に経験値まで手に入った。

本ゲームにはRenown(名声)とHonor(名誉)という要素があり、名声は兵力に影響したり
王達の評価に響くのは分かるが、名誉にどのような効果があるのかは
私も実は良く分かっていないのだが、数値は高いにこしたことはないだろう。

名誉の値は以下の行動によって変化する。
敵将を戦で負かして捕えた際に、捕虜にせずに解放する +3
諸侯間の仲を取り持つ +3
囚われの諸侯を救出する +2
山賊に襲われている村を救い、その財宝の分配を辞退する +1
捕虜の(身代金との)交換を拒絶する -1
他国に戦争を吹っ掛ける -1


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実をいうとスルタンの領土を片っ端から
蹂躙して、梯子のみで攻略できる城は全て
陥落させて、たまらずスルタンから停戦の
申し入れがあり、しばらく停戦していたのだが、
これはその停戦条約の期限が切れたことを
知らせるメッセージ。停戦が終わったからと
いってまた直ぐ戦争に突入するわけではない。
ベージャーは我らがサラン反乱朝の挑発には
乗らなかった、彼の国の王の関心はもっと
他に向いている、というメッセージが。
別に挑発などしたつもりはなかったのだが。

本ゲームはイベントの発生は毎日Afternoon、兵士のLVUPはMidnightと決まっており、前者はある程度ランダム性があるので、
何か狙っているものがあればnoonでセーブしておいて、セーブ/ロードを繰り返せば良い。


傍観者はいいものだ

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折よくベージャーとロドックが開戦。
やれやれー♪
ベージャーの都市にロドックの軍勢が攻城を
仕掛けており、その都市の運命はもはや
風前の灯、と思われたところにベージャーの
援軍が到着
このゲームではコンピューター同士の戦闘は
単純に数で勝敗が決まるので、こうなると
ロドック軍もたまらず城から出てくる。
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ベージャー軍が追撃に移る。
行け行け〜w
いいところだったのに、さっさと停戦して
しまった。コンピューターは根性が無くてイカン。
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ベージャーとロドックの攻防を観戦中、
避難している山賊の群れにうっかり
突っ込んでしまった。
面倒臭ぇなあ、山賊風情が、しょうがねえから
相手してやるか、と腰を上げると周辺の山賊が
全員集合
・・・って、10対347。これはさすがに勝てない。
身代金を払って逃げてきた。


細かい出来事

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図らずも山賊からグラセンのバカの領地を
救ってやったら、不覚にも感謝されてしまった。
領地に何故かロドック王国の武将が
滞在していた。何しに来たのだろうか?
余談だが独立すると識別色が真っ赤になり、
チカチカして大変見難い。
「何だ?」

それはこっちのセリフである。

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とあるパーティにて。
やたらエグイ、果物らしきものが置いてあるが、
これは何というフルーツなのだろうか?


次回は親友ラケム殿と恩師ウガイス、そして哀れなガナワをどのように口説いて
仲間に引き入れたかを紹介する。


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