■2012年10月28日:タイでの新製品発売状況(Windows 8、AMD FX (Vishera) )
AMD FXの新シリーズ(Vishera)とWindows
8が発表されたので、
タイでの販売状況を調べに行ってきた。
場所は出来たばかりの最先端ITびるでぃんぐである、GATEWAY/Ekkamai。
Winsows
8は全世界同時発売といっても、
FXも含めてここタイでは未だ搭載するPCもソフトとしてのOSも影も形も無い。
発売当日の状況は未確認なのでさすがに分からないが、
これはWindows
7とFX (Zambezi)@Aの時もそうだった。
モノによってはタイムリーに発売されることもあるが、だいたいは1ヶ月かそれ以上遅れて登場する。
今は未だTrinityすらない。
これは、タイという国がそれほど裕福ではないためである。
日本みたいに、こういう玩具が有り余っていて出せば売れる、という状況ではないからだ。
だから、初期生産分は日本や欧米や一部の東南アジアでも先進国(シンガポール等)に
優先的に回しているのだろう。
確かに、マイクロソフトのサイトはWindows 8色になっている。
TV
CMもやっている。
しかし、モノが出回るのはしばらく後のことだ(タイではSurfaceも登場するようである)。
ちなみにGATEWAYの駐車場は2時間まで無料。
以降は1時間置きに20THBの料金である。
JIB COMPUTERの店員によれば、Windows
8の入荷は来月とのこと。
来月と言っても1日ではあるまい。いや、上旬ですらないかもしれない。
タイはそれほどオタクではないので、
下手をすると店員によってはWindows
8のこと自体を知らない。
何しろ、タイ人の知人に「Window
8ってタイではもう販売開始されたのかね?」と訊いたところ、
「あたしのは未だ2003よ!」とか「97よ!」という返事が返ってくるから恐れ入る。
何だよその「97」とか「2003」ってのはよ、コピーだろそれは。。。という感じである。
かといって私は法の執行官ではないので何も言えない。
この国は役所のコンピューターのOSまでコピーなので、どうにもならないのだ。
Windows
8の登場は歓迎したい。
導入して最初は間違いなく戸惑うだろうが、それはどのOSであろうと一緒である。
vistaのときも、7のときもそうだった。この現象は慣れるから問題ない。
逆に慣れる必要がないということは、何も変化していないということだ。
動物が他の生き物と違うのは、”慣れる”能力があるからであり、
さらに人間が他の動物と違う点は色々有るが、
その内の一つは”自分がじきに慣れる”ことを知っているという点である。
環境の変化など往々にしてあるのだから、OSの変化くらいで尻込みしていたら何も出来ない。
起動が早いというのは懐疑的だ。Windows 7でもクリーン・インストールすれば10秒くらいで起動する。
現に、ウチのDiablo
IIIマシンは他に何もインストールしていないのでその位で起動する。
メーカー製のパソコンはこうはいかないだろう。ごちゃごちゃと色々なゴミ・ソフトが入っているからだ。
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