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■2016年12月21日:Error code: 0xc00000e9

Athlon64のX2 6000+を使い始めたころからだったか、
ある日突然PCが起動しなくなる、などということは日常茶飯事で、
それもBIOSを起動するとHDDを認識しておらず、
ケースを開けてHDDのSATAケーブルを差し直すと直るので、
自作機の宿命だと考えていた。
特に、旅行で1週間くらい不在にするとそういうことがよく起こった。
凝ったゲームなどやっていると、OSというのはすぐ痛むものなのである。

それで、先日もPhoto Shopを起動すると「問題が起きたのでPCを再起動します」
ブルーバックエラーが多発するようになったので、OSの再インストールを考えた。
このメッセージ自体は、恐らく目にしたことのある方は多いだろう。

クリックして拡大 これは私のPCではないのだが、
ときどき起きる、「問題が起きたのでこれから再起動しますよ」
メッセージ画面。
 :( のマークが人をバカにしているようで
玉にきずである。

が、先に述べたように、そういうこともあるから、まずは掃除をしてみようと
そのようにし、ケーブルも全て差し替えた。
これで一旦は症状は直った。しかし1週間もするとまた再発するようになった。

仕方がないのでいざW8のDVD起動を試みると、下図のような画面が表示され、
うんともすんとも言わなくなってしまった。
私はいずれもDVDだがメインマシンには光学ドライブを2台装備しているので、
(異なるリージョンコードの映画を見られる)起動ドライブを入れ替えたが、
もう一台の方はDVDを素通りして、SSD内のWindowsが起動してしまう。

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Windowsのロゴの表示がやたらと長く続き、不安感を募らせる。 これがそのエラー画面。ちなみにここでEnterを押そうが
F8を押そうが効果なし。
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あるいはこの画面。 モニター2面を使って主張されると、悲しくなってくる。

メッセージ的には「リムーバブルディスクを搭載しているようだから、
その辺のヤツらをおっぱずしてね」という意図に取れるので、
まずは電話だのwebcameraだの外付けHDDだのカードリーダーのUSBケーブルだのを外してみた。
が、状況は変わらず。

ところで私のメインPCはここのところ(何年も)OSを入れ直してひと月もすると、
起動に10分も掛かるようになっており、それはOSの設計がへぼいからだと考えていたのだが、
上述の機器を全て外すと、直ぐに起動するようになった。

さて次は先日HDDを増設していたので、ケースを開けてそれも外してみた。
・・・でもダメだった(SSD内にインストールしてあるWindowsは普通に起動する)。
ここでインターネットでタイトルにあるエラー・コードを検索してみると、
当然だが同様の症状を経験されている方がいるようで、それによるとどうもSATAの問題で、
ケーブルが古いとか断線しているとかコネクタが破損しているとか、
そういうことに起因するらしい。

なるほど、納得できる話である。
私など何年も前のケーブルを使用しているし、
特にシールドが付いていないタイプのSATAケーブルなど、
緩くて抜けかかっていたりするのかもしれない。

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そこで、ケーブルを全部引っこ抜いて、1台の光学ドライブとSSDという最小構成で起動したところ、
見事DVDよりW8の起動ディスクが起動。
さらにW8インストール完了後、全てのドライブを同じケーブルで差し直したところ、
こちらも見事に支障なく動いた。
これで、同じ症状が再発しても問題ない。

だって、ケーブルが勿体ないでしょ。
タイなんかそこいらでPCパーツを買えるわけではないので、
極力予備部品は使わないようにした方が良い。

ところで、Radeon RX 4xxはW7には対応しているがW8は対応していないらしい。
W8.1へのアップデート前に、W8のドライバーを入れても、グラボを認識できない。
従って例えば私の環境のように、複数モニターはW8.1にするまで、画面の複製以外のオプションが使えない。

今回はデスクトップだから何とかなったが、ノートPCのFPCケーブル等が破損しようものなら、目も当てられない。

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カテゴリ:ソフトウェア



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