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■2013年3月31日:旅達の最後を飾るのはオレだ(Bangkok,DOME)

ANA旅達空間が3/末で投稿が終了(閲覧は5/末まで可能)することから、
特別企画として旅達空間との連動(?)記事を掲載する。
本来24:00ギリギリのアップが王道なのだろうが、サーバーがダウンする恐れもあるため、
日中にアップする。(笑

目的地は「Lebua at State Tower(単にState Towerと称されることもある)」にある屋上レストラン、DOME
有終の美を飾る場所としてBangkokでここより相応しい場所は無いだろう。
今タイは夏真っ盛りで朝からエアコンが効かないような状態だが、
涼しくなる6〜9月は雨期なので、雨期と言えば屋外レストランの天敵。
というわけで雨季にならないうちにと行ってきた。予約は例によって「Breeze」を取った。
予約した時点で当日だったので、19:00とか20:00は満員と言われたのだが、
ちょっとゴネると少々お待ちくださいと言われ、結局19:00に予約してもらえた。
こういうものは、係員も忙しくて良く調べないでいい加減な返事をしてしまうことがあるものなので、
多少粘るのがコツだ。予約時に屋外席が空いているかどうかの確認も忘れないようにしよう。

なおこの日(3/23)のタイバーツのレートは、1THB = 約3.26円。

そして今回は足が無いので、電車(BTS、高架鉄道)で行くことにした。
DOMEに一番近いBTSの駅は「Saphan Taksin」である。
(サプァーンというのは橋のこと。またここでいうタクシンというのは、近年の政治家ではなく昔の王朝の王様の名前のこと)
ここに私が乗る「Thong Lo」駅からはどのようにして行くのかというと・・・

下図は何処かのサイトから拝借してきたものだが、これを見てほしい。
「Bang Wa」は工事中になっているが、既に開通している。

「Thong Lo」から「Saphan Taksin」までは、まず「Thong Lo」から「Mo Chit」行きに乗り、
途中「Siam」で「Bang Wa」行きに乗り換えることになる(ホームが異なる)。

出発時、私は1時間半前に出よう、と言ったのだが妻に1時間で間に合うでしょ、と言われそれもそうだなと結局1時間前に出発した。

BTSに乗るのは久しぶり(今年になってから初めて?)であり、最近どんどん路線が延長されており
利用客が増えているのか、「Thong Lo」で乗った時点で殆ど満員だった。
さらに「Siam」で乗り換える際に、例によって小説など読んでいたために、「Bang Wa」と間違えて「Bearing」行きに
乗って「Nana」まで戻ってしまい、予約時間に間に合わなくなりそうになったので、途中で電話して
予約時間を30分ほど延ばしてもらった。それで到着したのはピッタリ19:30だった。やはり所要1時間半は見ておきたい。
「Mo Chit」と「On Nut」で留めておいてくれれば良かったものを・・・(苦笑

あれ、奥さんタイ人なんじゃないの?と言われるかもしれないが、日本と違ってタイの鉄道は首都近辺にしかなく、
ましてタクシーが初乗り100円の国ではなおさらのこと、郊外に住んでいた妻は私と結婚するまで
電車など乗ったことが無かったのだ。従って妻に聞く方が間違っているのである。
またタイの地上鉄道は色々な意味で不便であり、皆が利用しているわけではない。

ちなみにタイの鉄道はBTSも地下鉄も飲食禁止である。罰則はないが水でも警備員に見つかると捨てるよう強要される。
とはいえこんな糞暑いところで長時間電車に乗っていると喉が渇くのは必至。
ばれないように水くらいは持って行こう。ばれなければ良いのかという話だが、要は散らかさなければ良いのである。
中国・東南アジア人という奴は頭に来るほどゴミを食い散らかすのだ。
Siam駅にて
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Nokia Lumiaの広告が。 IRON MAN3の広告も。 そこいら中で工事をしていた。
写真右手には
digital gatewayも見える。
間違えてBearing行きに乗った際に、
通常は放送される停車駅の
アナウンスが無いので不審に思い
頭上の路線表示を見たところ、
吹き出してしまった。
オイオイ、全部点灯してたら何処にいるのか
分からねえじゃん、・・・この時気が付いた。
あ、オレ達違う路線に乗ってるぜ・・・
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やっとこさSaphan Taksinに到着。
ホーム内に地図があるので
分かりやすい・・・が、State Tower
までは結構距離があるので注意
Saphan Taksin駅。 駅を降りて直ぐのところ。
最高にゴミゴミしているし、
方向性が掴めない。
こんなときにスマート・フォンを
持っていると便利。地図ソフトを
開くと・・・げっ、かなり遠いじゃん。
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狭っ苦しい通りを嫁さんと
テクテク歩く。この辺りは
トゥクトゥクも多い。ちなみに
嫁さん曰く「こんな夜道一人では
歩けない」そうである。
人間をまるっきり無視して
通過するバス。
見えてきた、State Tower。
なおState Towerにはこの道を
ずっと真っ直ぐ行くより、途中で
脇道を入った方が少しだけ近い。
この辺は思いっきりローカルな
商店街が並ぶ。
クリックして拡大 クリックして拡大 クリックして拡大 ホテルの入口は複数あり、帰りに
タクシーを利用するには写真の
入口ではない方が便利である。

ここは場合によってエレベーター前にて
荷物を預からせろと言われることがあり、
今回がそうだった。
荷物の引換券を渡される。
施設が沢山あるビルであり、
エレベーターが混むからだろう。
素直に預かってもらった方が無難だ。
着いた、State Tower。
駅から所要10〜15分というところ。
デカ過ぎてエントランスが
入りきらない。
入口にはスターバックスがある。
このビルにショップが空いている
時間に来るのは初めてだ。
クリックして拡大 ようやく「Breeze」に到着。
コース・メニューが前回と全く同じような気がしたのでそれを注文したが、細部が微妙に異なっていた。
特にライスが付かないのは誤算だった。
さらに量を心配してのことではなく、値が張るので二人で1セットで良いよ、と頼むと、
「まあ、お客様、それではとても足りませんわ」と言われたが、慌てていや去年もそういう風にしてもらったし、
足りなかったらまた頼むからと説明して、やっと納得してもらった。
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お通し。
奥側はポピア(春巻き)。
中身は不明。
手前はトマトの酢漬け。
酸っぱい。
写真左からフカヒレスープの
蟹の爪和え(これが絶品だった)
右の3つ並んでいるのは上から
ロブスターのキャビア添え
アラスカ蟹の団子とびこ添え
焼き鮭のビネグレット・ソース掛け
こちら左はオージービーフの
テンダーロインステーキ+焼きそば
右はフォアグラと鶏肉のBBQ炒め、
というか食感は酢豚。
このステーキが美味かった。
デザートはわさびシャーベットに
マンゴー・ケーキ。
このケーキがロクシタンで去年食べた
ケーキ
並に美味かった。
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お次は地上52Fの夜景。 ペニンシュラホテルも丸見え。
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「Bangrak」スパ&マッサージ。
この辺はバン・ラック県なのだ。
これは橋である。 何処の寺だか場所は不明だが、
上からだと寺もライト・アップされているので直ぐ分かる。
クリックして拡大 クリックして拡大 料金は飲み物を含めて6,296.95THB。
こういうところは特にサービス・チャージが10%付くのでバカにならない。
アルコールを飲んでいたらもっと高くなるだろう。
高速道路にふと目を向けると、
通勤路だった・・・
後ろを振り返ると、Lebuaの
客室が見える。
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チャオプラヤー川のディナークルーズ船。右の写真2枚は、同じ船の行きと帰りだったようだ。
お次は食後に64階まで上がって、
「Sirocco」からの夜景を堪能してきた。
前にも説明したが、ここはタダで来れるのだ。
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チャオプラヤー川を望む ロビンソン・デパート
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これは観覧車だろうか?
観覧車にしてはスピードが
速かったが、とにかく回っていた。
こちら大昔からある川沿いの
シーフード店。
これは・・・「THE RIVER」
多分アパートかコンドミニアムだろう
(コラコラ)。
State Tower M階にあるカフェ
「Mozu」から眺めたプール。


動画 最初はBreezeの動画から。
21時頃突如として花火が打ち上がった。妻によればこの花火は「ロン ナロン」と言って毎年3/23だか24日に行われる行事で、
「みんなで電気を節約しましょう」という日だそうで、その前夜祭だか事前の号令だかのために花火を打ち上げるのだそうだ。
途中でカメラのバッテリーが切れて交換している(笑 さすがにこの高さから見る花火は大迫力だった。
ちなみに花火は「ドー マイ(花) ファイ(火)」と言う。
こちらSiroccoからの動画。
たまにこんなことをして遊ぶのも楽しい。


さて、料金を見てビックリされた方、或いは高いだろうと思ったがそれでも高過ぎるな、と感じた方は未だ未だである。
要は価値観の相違で、私にとってはiPhoneに2万バーツも出すより、こういうところで4〜5回夜遊びをした方がマシなのである。
世の中は愛か金かと良く笑い話の種になるが、私の一番大事なものはもちろん嫁であり愛犬であるが、
それは命は金で買えないので当たり前として、次に大事なのは「時間」である。時間も金では買えないからだ。

だから、こういう出費は時間を買うのだと捉えているのである。
休日は休むものであり「休む」ということは実際に体をリラックスさせないと休むことにならないので、
その環境を作り出すために、たまにこういう出費は必要と考えている。
そういう意味では、新鮮な気持ちになれる旅はやはり最高の「休み」である。
もっと旅に出れるようにしなくてはならない(あくまで休暇旅行ね、休暇旅行。)

余談だがゲームは頭を休めることにならないので要注意である。最近私も歳なので思い知った。
それでここのところパソコン等の買い物をしていないのである。

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関連記事:

前回の屋上レストランLong Tableに引き続き、同シリーズで今回はDOMEに行ってきた。DOMEにも何回か行ったことがあるのだが、はっきり何回とは覚えていない。とりあえず以下の通り■2012年9月14日:DOME


関連リンク:

ANA旅達空間
DOME website



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