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■2016年2月21日:タイで引越し

2度目のタイ国内での引越しである。

色々(@AB)とあって人も建物もボロボロの我が家(賃貸)だったのだが、
最終的にあるとき嫁さんが電気代を払いにオフィスに顔を出した際、
男性従業員若干3名が集まってPCでアダルトビデオを見ているところに遭遇してしまい、
(従業員は隠そうとしたらしいが間に合わなかった)嫁さんがブチ切れ。
もうこんなところ嫌だ もう5年以上住んだし」

男からすれば単なる笑い話だが、
男と女は別であり、これは重く受け止めるべきだろう。

私としては今年に入ってから隣に引っ越してきた中国人だか韓国人が
毎晩夜中(2時とか5時)に騒ぐのがうるさくてかなわず、そろそろ引越しの頃合いだった。
(これまたアパート側に言っても「私達もどうすればいいのか分かりません」と何とも頼りない返事で、
さらにこの中国人だか韓国人は2年契約しているというから終わっている)


引越しに関しては会社と交渉を重ね、不動産屋が
なんとこれからオープンするという、とっても綺麗なアパートを見つけてくれた。
嫁さんは目を輝かしていた。「早く早く、仮押さえして!」
ペットも大して吠えなくて小型犬1匹だけならOKとのこと。

さて、次は引越し業者である。
以前(5〜6年前)、利用したところは当時どこから探してきたのか覚えていないのだが、
引越し後も毎年年賀状を寄越していたんだけど・・・と探したがそれもない(←捨てた)。
幸いE-mailがあったのでメールを出してみたが、メールには返信無し、

そこで、E-mailアドレスをインターネットで検索したところ、こんなのが引っ掛かった。

「バンコクスマートページ」バンコクライフを支える生活便利帳 BANGKOK SMARTPAGE−日本語電話帳

どうもこざっぱりしたサイトだが、ここには、前述の蒸発した引越し屋も載っており、
電話番号もあったので電話をしてみると・・・
何かFAXの音が聞こえる。

引越し予定日は1/23で、これをしていたのは12/20頃の話だった。


日本では5万とある引越し業者だが、
インターネットで検索してみると、海外とタイの引越し業者はいくらでもあるが、
タイ国内の引越しをやっているところとなると、なかなかない
駐在といっても、普通は5年とか期限付きであり、わが社のように片道切符というのはなかなかないのだろう。
タイに来てから会社を辞めて現地採用になっている方などもいなくはないが、
意外と少数なのかもしれない。
あとは、みんな自分でやっている。
タイ人などは、家族で手伝うため、業者そのものを利用しない。
そこへいくと私は車も持っていないし、時間もないので引越し業者の登場だ(意味不明)。

というわけで、アパートを紹介してくれた不動産屋に
引越し屋を紹介してくれと訊いて、教えてもらったところに電話してみると、

「海外からの引越しのご依頼で忙しくて、タイ国内の引越しは対応しておりません」

・・・なめとんのか。

上述のバンコクスマートページには断られた引越し屋も載っていたので、
情報の精度はそこそこあると考えた。

そこで、ここにはURLの掲載はなかったが、載っている社名を片っ端から検索してみた。
中には単に会社の住所情報だけしか出てこないところもあったので、
そういうのは除外したところ、以下の2件が残った。

ALLIED PICKFORDS

JVK INT'L MOVERS

このうち、同盟軍は好きだがALLIED〜の方はタイ国旗があるにもかかわらず、
サイトは英語のみの構成なので後回しにして、JVK〜のJは何の頭文字なのか知らないが、
もしかして日本企業なのではと考えサイトを見てみると、英語の他にタイ語表記もあり、
コンタクトを取れる可能性が出てきた(私の外国語能力は英語よりタイ語の方がまだマシという奇特なものなのだ)。

で、このマークを頼ってクリックすると、問い合わせ番号が表示された。
ちなみにこれはコン ヤーイと読み、最初の2文字が「コン」で
あまり使われないが「運ぶ」という動詞、後半の3文字が「ヤーイ」で
「引っ越す」または「引っ越し」という意味になるのだが、それだけでは「住居の引越し」
という意味にはならず、普通そういう場合は「ヤーイ バーン(バーンは家)」となるのだが、
運送業者なのでこのような表記になっているのだろう。

早速上記の電話番号に掛け、音声案内に従ってオペレーターに出てもらうと、
試しに「日本人はいるの?」と訊くといるらしく、簡単にバンコク市内の引越しで
トンローのソイ違いに引越ししたいだけなんだけど、と状況を告げると、
その日本人から折り返し掛け直させる、とのことだった。

が、時刻はこの時既に17時を過ぎており、連絡はなかったがおそらく明日になるのだろうと思われた。

しかしながらこの段階で、電話に対応してくれたタイ人女性は明らかに好印象で、
期待が持てそうだった。

ところがこの日家に帰ると、元の業者からメールが入っていて、
どうやらインターネットに障害があったとのこと(電話の方は知らないが)。
KTCという業者で、引越し当日は押さえたが、下見を希望されており、
日時の確認を求められていた。しかし相変わらず電話番号が不明なので、
私からの返信にはそのことも書き添えておいた。


そして次の日。JVK社からは朝一で日本人の方から電話が掛かってきた。
良い業者であれば今後のことも考え鄭重に対応しておこうと、
事情を説明してお断りするつもりだったのだが、「相みつしてはいかがですか」とのこと。
面倒くせえな・・・
「何でお決めしようと考えていらっしゃいますか?値段ですよね?」
いや、そうじゃねえよ・・・手間暇掛ける時間がないから、先に決まったところでいいんだ。
こちらも下見希望だが、遅くとも12/25には下見したい。
但し、年末だし妻の予定なんかもあって、我々の方は年末に下見に来てもらうのはかえってキツイ。

というわけで、KTCからはまだ連絡が来ていないが、
とりあえずもう少し様子を見て、必要だったら連絡する、という話にした。
見積りの金額以前に、両社とも下見を希望しており、双方に何度も電話したり面倒ではないか。

JVK社の担当の方は予備知識を惜しみなく披露してくれたが、ややお節介でもあり
(「お声からするとお若そうなのでタイにはまだ慣れていないでしょうから」とのこと
電話で話しただけで勝手な解釈をされるのは好きじゃない。
断れば良いだけなのでこちらは敢えて何も言わなかったが)、
また、感触的にやはり料金は結構しそうだった。

で、KTCの方は待てども連絡が来ない。そこで、もう少しインターネットで検索して上述の
リンクを引き出してみると、予想通りバンコクスマートページに標記の電話番号とは番号が異なる。
なるほど、これでは繋がらないわけだ。11時に電話してみると、ドンピシャ。
担当の方に繋がった。下見は年初の方が良いとのこと。
決まりだ。料金は以前使ったことのある業者なのだから、だいたい知っている。

彼らは1週間前に下見に来て、行き違いがあってダンボールをもらえず、
それは直前に持ってきてもらったのだが、料金の連絡も直前だった。
10,530THB。金額的にはもっと高いかもと想定していたのでほっとした。
金額が中途半端だが、段ボール代に違いない。

ここの担当の日本人のおっちゃんは実直な人物で、
受け取る人によってはやや失礼に感じるかもしれないが、
回りくどい言い方をせず単刀直入に話してくれるので、分かりやすかった。

作業は9:00に来ると言いつつ9:30スタートで、午後までかかった。12:30だった。
終わって、日本人の方から実は少しディスカウントできたので10,500THBです、
加えて、私が渡した封筒の中には、10,540THB入っていたので差額をお返ししますから
(タイの硬貨は10THBまでしかない)、銀行の口座番号を教えてくださいと来た。

いいよ、そんな差額は取っておいてもらって。
なおここの業者さんは当日日本人スタッフは来ないので、タイ語力0の方は厳しいだろう。

新居の動画(モデル・ルーム)
室内 ベランダからの眺め


アパートのオーナーは年配のタイ人ご夫婦で、奥様はややキツイ姑風だった。
成人の娘さんがおり、美人だった。

ところで、新居のインターネット工事の日、妻曰くはこの人たちは
一旦ノックした後、間をおかずに突然勝手にカギを開けて部屋に入ってきたとのこと。
で、嫁さんの姿を認めた途端、
「あ、誰もいないかと思った。インターネットの工事に来ました」
誰もいなきゃ人んちに勝手に入っても良いのかw

以前住んでいたアパートでも似たようなことがあったそうで、
(今のアパートには玄関に覗き穴がない)
普通なら、不在と分かれば日を改めるか、或いは事前に通知するのが当然ではないか。
引っ越しをした土曜日に、事前に5日後とは聞いていて、実際に5日後に工事してくれたのだが、
そんなものが本当に数えて5日後なのかどうか、我々に分かるわけがない。
嫁さんは厳重に注意したそうだ。曰く、ノックに返事がない場合、まず自分に電話をするようにとのこと。
何度も書くが外国では日本と常識が等式ではないので注意が必要だ。

ところが・・・引っ越して丁度1週間目、早くも白蟻が飛んでいるのを目にするのであった。
どうやら白蟻からは逃れられない運命らしい。
トホホ・・・

インターホンと覗き穴は、入居して1か月もしないうちに付けてくれた。

最後に、どうでもいいことだが皿ぐらい自分で梱包しようぜ


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