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■2016年3月3日:PantipとLAZADA

今回取り上げるPantipというのは、有名なIT関連商業ビルのことではない。
タイのインターネットサイトのことで、よもやまな話を取り上げる掲示板のことだ。
そこまでの規模はないが、日本の2chに近いものと思ってもらえればいい。

そしてLAZADAとは、インターネット通販がまだまだ実用段階にないタイにおいて、
ここ数年普及しだしたインターネット通販サイトだ。
日本にはないらしいが、アジアには他の国にもあるようだ。

もうお分かりの通り、このLAZADAというサイトのサービスだか対応が悪いと、
Pantip上で叩かれているのだ。
今回はそんな話題の一端をお届けする。

ところで、"Pantip"という言葉の意味を妻に聞いてみたが、何を意味するのか分からないらしい。
地名か人名なのかもしれない。

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こちらがLAZADAのサイト・トップ。英語とタイ語を選べるほか、
クレジットカードも使え、google+のアカウントでログインすることも可能だ。
acerのサイトから購入先として誘導されたので、
私もうっかり利用するところだった。
ページ最下部に対応各国サイトの国旗アイコンがある。
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そしてLAZADAを見ていくうち、こんなものを発見。
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Acer E5-422-8733/T002 AMD A8-7410搭載14" NOTE。
妻に話を聞くまでは、注文するつもりになっていた。
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そしてこちらはPantipの扉ページ。
タイ語にしか対応していないが、本当にどうでもいいこと
色々と話題になっており、結構面白い。
この人達も綴りを間違えたり格好つけた用法を使ったりしているので、
読むのはそこそこ大変だ。
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ここからはPantipの記事を引用する。
これはイアフォンを買ったら偽物だったという話。
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こちらはノートPCの本体のみで付属品(バッグやSDカード)が
届かなかったという話
(対象のモデルはリンク切れで写真がないので、
違うモデルのものを貼ったとのこと)
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そしてこの記事は携帯電話の充電器が偽物だったとのことだが、
話はかなり入り組んでいるらしい
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さらに、この人はLAZADAとのドラマと題して綴っている。
iphone5s referbitなるものを購入。私はreferbitの意味が分からないが、
この人の解釈を直訳すると「完ぺきではないもの」らしく、
購入して2日目にしてものすごく発熱し、焦げたような匂いがしたとのこと。
LAZADAの保証期間は2週間なので、電話で連絡し端末を送ったところ、
LAZADAの担当は「匂いなどしない」と言い、そこからぐちゃぐちゃになってしまったらしい。
この人はまた何もしていないのに液晶にひびが入ったのでそれも修理依頼していた、
と書いており、ちょっと信憑性において怪しいがw


ここでは最後の例を除いて見出ししか訳さなかったが、要するにみな対応が悪い、と言いたいらしい。

実は、LAZADAは妻もごくたまに利用している。
そこで彼女に聞いてみたところ、彼女もPantipの話題はチェックしており、クレーム処理に難があるらしい。
というのは、彼女が過去に見たPantipの評価では、例えば電気製品の液晶が後にしろ先にしろ
割れるか、割れていた場合、クレームで元通りになるか新品に交換してもらったりすることが難しいそうだ。
曰く、彼女の場合でも、配送はLAZADAの社員が行っているようだが、
妻の場合代引きで注文し、自宅に到着後、金を払わないと開梱させてもらえないらしい。

だから彼女の場合、失敗しても損しないもの、せいぜい合計2,000〜3,000THB程度の
日用品しか買わないらしい。

そして、この場合争点になるのが、購入後しばらく使用していて液晶が割れてしまった場合、
過失がどこにあるのかで揉める可能性は常にある。
しかし、開梱後商品を梱包より取り出した段階で割れていた場合、
輸送で割れることもあるだろうが、当然販売側の責任だろう。
ところがLAZADAの場合、型落ち品を安売りする、という”売り”もあり、
そういった商品にこの手のケースが多いらしい。

タイでは、多くの店の場合、店頭で電気製品を購入するとその場で開梱し、
通電確認まで客にさせるところが多い。

そして故障した場合の対応だが、以下の3種類に分かれる。
1) 代理店が対応(@A
2) 販売店が対応(B
3) 製造メーカーが対応(C
どの場合でも、基本は客の持ち込みである。

上記に記した例のうち、最も対応が適切なのが1)だが、
代理店制度は、パソコンなどの場合、タブレットや電話端末に押されて
販売が低迷しており、代理店対応が付属しないケースが増えている。
(というより今は殆どの場合、ない)

2)はイマイチ対応がとろいし、3)もおぼつかないタイの現状では、
今回取り上げたPantipの評判などを見る限り、
まだまだタイ人にサービスを求めるのは無理だな、と思ってしまう。
ちなみにHPの修理センターにパソコンを直接持ち込む(平日のみ)場合などにおいては、
比較的スムーズに処理してくれるそうである。

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