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■2010年7月25日:タイ人女性との恋愛・付き合い方!?

前回の続き)

私は奥さん(私も妻も初婚である)と付き合っている当時は、
両親から心配されるほど、のぼせ上っていた。
社内恋愛なので、用心に用心を重ねて、結婚するまで誰にも気付かれなかった。
知っていてもそう告白されなかった心優しい方がいるかどうかは別として、
社内の日本人の誰からも「知らなかった」と言っていただいた。
ここだけの話、タイ人の中には何人か協力者がいたことは事実である。
ところが、噂話が好きなタイ人の中にあって、彼らは皆一様に口を告ぐんでくれていた。
自慢ではないが、これこそ信頼関係の成せる技である。

かく言う私は、この時期彼女の方が仕事が忙しかったので、自分が帰宅後、
1時間以上掛かる道のりをタクシーで会社まで戻って彼女を迎えに行っていた。
日本からの転勤組は社用車で送り迎えされるので、同乗の方々には色々嘘を付いていた。
いや、上司や関係部署あらゆる方々にご迷惑をお掛けした。
最近何だか言い訳が目立つが、この場でお詫び申し上げたい。
「ざまあみろ」

二人は4〜5年前から旧知の間柄で、私が出張で何回かタイに来ていた頃から知っていた。
私が赴任して来て2年も経つ頃、お互いになんとな〜く兆候を察し合った。
彼女はどうも、私の事を「優しそうな人」と受け取ったらしい。それが嘘か真かは別として、
私の方では、心の中で従業員の格付けをしていく過程で(こいつは信用できる、あいつはダメだ等)、
彼女は妙に信頼性が高いな、と感じていたところ、そういうことだったのである。
こちらとしては、成績も優秀で日本人受けも良かった女性の気を引けたとなれば、
それこそ願ってもないことである。付き合い始めてから約半年の後、結婚した。
初めて私から彼女に「明日君は仕事かい?」と電話をしたとき、休日前夜だったので、
彼女は半分で期待して、残り半分は休日出勤の依頼かと警戒したそうである(笑
会社が違うので従業員同士ダイレクトにそんなことは出来ないのだが。

ある晩彼女と電話中にドアノックの音がした後、突然電話が切れて
その後も繋がらなかったことがあり、後で聞いたところでは「単に友人(同僚)が訪ねて来ただけ」で、
前述のような秘匿性の問題から、電話に出れなかったとのことだったのだが、
彼女に夢中になっていた私は、深夜2時に会社付近の、藪の真ん中にあるような警察署まで
「何か事件は無かったか」訊きに行き、有り体な返事しかしないお巡りを
ど突かんばかりの意気込みだった。
この時の私は、彼女のためなら太平洋でも泳いで渡りそうな勢いだった。


私の奥さんは、小学校を卒業した後、実家で農業を手伝っていたそうである(今は廃業している)。
とうもろこしに竹の子等々...その後、バンコクには20代になってから、
既に嫁いで近郊で勤めていたお姉さんに誘われて、出て来たそうである。

彼女は何しろ夜中の11時に工場に呼び出されて、
手間の掛かる工員の面倒を見てきたような人である。

私が何かの部品が上手くいかなくて居残っていたら、工場で彼女に出くわした。
訳を聞くと、前述のようなことである。何故連絡しなかったのかと聞けば、
「あなたに迷惑(心配)を掛けたくなかったから」。くぅ〜、泣かせるではないか。
呼び出されたと言ったって、会社から歩いたら30分も掛かる道のりをバイクタクシーで来たのだ。
バンコク郊外の片田舎だから、街灯もろくに無く、道を100mも脇に入ればそこはもう
ジャングルみたいなところを、女性一人で可愛い部下達のために来たのである。
そんなことだから、私が彼女に惚れても仕方がない。
今の日本の若者にこんな根性のある人間がいるだろうか?

それが今では平日から夜中に起き出してTVでフットボールを見ているなんて・・・
というのは咎めるのはよそう。長年勤めたご褒美である。

付き合っていた当時、通常は仕事が終わった後の逢引なのだが、
会社付近での会合は予期せぬ事態が発生する危険性があるので、なるべく避けていた。
そのようなわけで、デートは回数が少ない分、スケールで補っていた(笑
ドカンッとデカい花火を上げるのだ。
要するに、こういうこと(以下)だ。←手を抜くなw
Thailand Ban Chao Lao/Khao Khitcakut:09.03.13,14
Thailand Bangkok SIAM PARK:09.03.22
Thailand Nakhon Sawan:
09.04.11-15
Thailand Phuket:09.05.08-10

妻は当時を振り返って、「あなたとのデートって、何だかとってもワイルドだったわ」だそうである。
それって、要するにオレが”コナン”だってことかい、えぇ!?
(彼女は”自然が豊富”という言い方をした。ワイルドとは随分都合の良い訳である)

言うまでも無いことだが、バンコクに出稼ぎに来ている相手と付き合っている場合、
彼女の実家のある田舎を訪問することは重要どころか、必須科目である。
これ無くして先には進まない。両親に会って安心して貰うのは日本だろうとタイだろうと同じ事。
当たり前の話である。
彼女の実家への訪問がタイ仏歴の正月であるソンクラン(4月中旬)に重なれば、効果は倍増する。
私達の場合は、これが大当たりして恋が愛へと昇華した。
タイの田舎というのは、当HPのナコーン・サワーンの写真集をご覧いただければ
ある程度の実感は沸かれるかと思うが、想像を絶する世界である。
NHKのドキュメンタリーのアフリカの何処かの国と変わらない。
尋常な神経では、1週間も滞在していたら絶対病気になる。
反対に、その位の覚悟をして行くと、意外と何とかなる。
徒歩圏内にコンビニやATMなど間違いなく無いので、準備を怠らずに望んでもらいたい。

これは冗談だが、タイ人女性と付き合い始めたら、
彼女の実家が何処なのか早めに聞いておいた方が良い。
海が近ければこれは占めたもの。毎日がリゾートの始まりだ。私のように山だったら、要再検討!?


日本で彼女がいない男というのは、十中八九、女を誘えない男である。
それか、スペックがあまりにも低いかである。私もその例(前者)に漏れなかった。
それが、タイに来てからはスターバックスの店員にすら、
「君、恋人はいるのかい?」なんて声を掛けたりしていた。傍らに奥さんがいてもそんなことをしていた。
彼女は私の性格を知り尽くしているので、「バカな人ね」くらいにしか取り合ってくれない。
結婚しているからできる、心の余裕みたいなものもある。

いずれかの外国語に堪能な方ならお分かりだろうが、語学にはセンスというのが絶対にある。
才能によるものと、努力して身に付けたものには間違いなく差がある。
私のタイ語は後者で、なお且つ贔屓目に見てもせいぜい日常会話レベルなので、
1回聞いてから脳味噌に到達した後、咀嚼するまで一呼吸置いて変換時間を必要とする。
単にクロックが低い(回転が遅い)だけという向きもあるが、
あるセンテンスの額面通りの意味は理解できても、
例えば国語の授業のように「さて、ではこの人は何が言いたかったのでしょうか?」
というようなことまで理解するのは難しい。そんなわけで明確にはタイ語を
理解しておらず、恥ずかしくない、というのが心の何処かにある。

私は日本在住時、両親から親戚友人同僚まで、広く「結婚はしない」と公言していた。
まあ「できない」の間違いなのだが、タイ渡航時には、これは確実に嘘と化していた。
私はタイ赴任志願兵である。当時は会社中から驚きの声が上がったものだ。
心の内では、「タイ人女性で気の合う人を見つけて結婚するのさ〜」的な野望が@@していた。
タイ行きは、私にとって背水の陣だったのである。

タイ人女性と、日本人女性とでは確実に男性の好みが異なる。
日本では、筋肉マンが人気のようだが、タイではそうではない。
タイ人女性が黄色い声を上げるのは、ひょろひょろの優男なのである。
私はこの点に関して実に沢山の人々にコメントをいただいた。
それから、言うまでもなく清潔な人物が好まれる。これは誰でも同じことだろうが、
お国柄、人どころか街そのものがこ汚い国なので、
元々こぎれいな日本人はクローズアップされるのかもしれない。

日本ではもはや当たり前となってしまっている”出来ちゃった婚”については、
タイでも状況は同じである。結婚もしていないのにいつの間にかママになっているとか、
結婚もしていないのに男性と寝るなんて考えられない。でも結婚するまで待って、
いざ結婚したら直ぐにでも子供が欲しい!というのはいずこの国でもあくまで個人次第で、
要するに女性の認識が変化してきている、というのが実態であり、
世界的にセックス過剰な時代になっていることに変わりは無い。


次回は、ではタイ人女性と結婚するにはどうしたら? (笑
法的・社会的な課題に迫りたいと思う。


管理人夫妻の結婚式の様子。美しいタイ式の結婚衣装。
私は式の進行は殆ど理解していなかった。
私が正座を崩しているのがお分かりだろうか? w)

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先日、花金に妻と一緒に買い物がてら日本食店「菜の花」で夕食を摂った。 当然日本人客が多いのだが、私達の後から入ってきた日本人男性二人連れ+同伴のタイ人女性一人。どう見ても水商売。男性二人は日本の何とかいうアイドルみたいに奇抜なヘアスタイルで、乳首が見えそうなくらいYシャツのボタンを開けている。どうも先輩後輩の間柄のようで、専ら先輩の方が女性とタイ語で話していて、彼のタイ語は私より上手かもしれない?レベルだったが、内容はともかくなんとまあ乱暴な言葉遣い。例えて言えばべらんめえ口調のような。5秒話せば分かる、マザコンタイプ。■2010年7月18日:日本食店とタイ人女性
前回に関連してタイ人女性についての話だが、良く見掛けるタイ人女性と付き合っている、というネタのサイトやブログ。内容からして、彼らと付き合っているのは水商売の女性。そしてタイ人女性を悪く言う内容。ろくなタイ人女性はいないとのこと。そんな相手にしか構って貰っていないのだから、当たり前である。■2010年7月22日:タイ人女性を話題に取り上げているサイトについて

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