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■2011年6月24日:Mount&Blade Warband 統一への序章

話も佳境を迎えた本連載、既に半分の国を滅ぼしてからに、
後半戦の模様をお伝えする。

まずは後半で判明したTIPSをいくつか紹介しよう。

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村しかくれてやっていない家臣の家族がずっと
プレイヤーの居城に居座っている。領地を
せしめに来ているのは間違いない。
無視していれば良いのだが、うっとおしいことは
確かだ。
この世界に存在する本には2種類ある。
読むことで能力値が永久的にUPする本と、
アイテムとして持っている間、能力値が
上昇する本の2種類だ。この本は中には2冊
手に入るものもあるが、1冊で+1のところ
2冊持っていても+2になるわけではない。
また各能力値の上限「10」を超えて
上昇することはない。本は宿屋にいる
「Book Merchant」から購入可能だ。
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プレイヤーの居城はある時点で保有する
領地の中から勝手に決まるが、
遷都することもできる(らしい)
居城を変更したい場合、対象の領地が
評価され、首都としての機能が不足していると
その旨がインフォメーションされる。この場合は
道具とベルベットが必要で、さらに短期間
人手を割かなければならないという。
私は商売はしておらず
やり方が良く分からないので保留にしておいた。


臣下の不和の仲裁

過去記事でも何度か紹介しているが、不和を仲裁するミッションは名声だけでなく名誉もアップする
美味しいイベントだ。ところが回が進むにつれて、いろいろなパターンが存在するようなので
ここで紹介したい。

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まずはいつも通り嫁から定期点検結果の報告。
今回はレガスとラケムが喧嘩しているらしい。
特に考えずに引き受け親友ラケムの元に急ぐ。 またぞろ女をめぐる諍いらしい。回答も今までと
同じと思いきや・・・
上段:「あんたが正しいよ」
中段:「何を揉めてるにしろ、お前らで解決しろ」
下段:「もう一回考えたんだけどさあ、
    この話は無かったことにしようや」
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上段の回答。
「我らの友情のために、あんたの判断を汲んで
レガスに謝ってみるよ」
ラケムとの親密度は100なのでここでは上昇
していないが、恐らく100でなければ上昇する
ところなのだろう。反対に、この後レガスに
話し掛けると彼のポイントがダウンする。
中段。
「あんたの好きにするがいいさ。
そして奴が何て言うか見てみようや」
ポイントの変動無し。これはラケムとの間柄が
100であることによるところが大きい。
他にも関係が100に達すると、例えば敵の
諸侯で戦を仕掛けてもポイントが100なら
下がらなかったりする。
今度はレガスから先に訊いてみた。
こちらの回答はラケムの場合と同じ。
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上段の回答を選択。
「あんたがそう考えてくれて嬉しいよ」
ラケムのポイントが9下がり、
レガスのポイントが10上がる。
中段。
「オレはラケムの奴なんかと仲直りしねえぞ!
オレが正しいんだからなっ!」
レガスのポイントが-7したorz
これでラケムのポイントが100で無ければ
彼に対するポイント・アップになったのだろう。
仕方が無いので嫁に「やっぱりやーめた」
しに行くも。。。
クリックして拡大 クリックして拡大 今回の仲裁を他の諸侯との場合も試し
再度分析してみると、3つある回答の内
上段を選ぶと話し相手との関係が+10
中段を選ぶと話相手との関係が-15
下段を選ぶとみんな下がる
という結果になった。結局のところ名声も名誉も
UPしないので、このミッションは特定の諸侯との
関係改善を図りたいのならともかく、そして
意中の臣下が都合良く選ばれるとは
限らないので、なかなか引き受けにくい依頼だ。
しっかりとセーブを取った上で見極めたい。
「一抜けたするのですか?」
「おうともよ。こんなのやってられっかよ」
対象の2人だけでなく、他の諸侯との関係まで
ガバーっと下がってしまった。


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そうこうしているうちに意表を突いて、ベージャー王国がロドック王国に戦を吹っ掛けた。
こちらは高みの見物である。


仇敵との関係改善

今までさんざんこき下ろしてきたグラセンだが、我が国に引き抜けていない元サラン朝の武将は
彼のみとなり、ここは過去は清算してベージャーに移籍後、なかなかの地位に上り詰めた彼との
関係改善を試みた。

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部下をレンタルして親密度の改善を図る。 「よし、私は普段なら事をおおっぴらにするのは
好まないのだが、あんたがよほどの事でない
限りこそこそ話すのが嫌いだってのを皆が
好いてることも認める。何の用だね?」
なら遠慮なく聞かせてもらおう。
最初の質問は、「あんたはどう思う?一般的な
待遇や王や諸侯や政治についてさ」だ。
彼の回答は、
「あんたは約束について信用を維持しなければ
ならない。しばしばそれらのバランスを取るのは
困難だ。民は信頼にすがる。と、オレは考える。
そしてそれは間違いようのないことさ。
他に何か訊きたいことは?」
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次に2番目の質問。
「ヤログレク王についてどう考えている?」
彼の答えはこうだ。
「王か? 彼が長生きしますように!」
「ああ、そりゃ良かった」
そう言われたらこう言うしかないわな。
次にとある武将との諍いについて聞いて
みると、また女がらみの話が。
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また別の機会にて。キャンペーン中と思われる
彼の部隊を捕まえて、何をしているのか
訊いてみる。
「オレ達はサルゴスに行くところさ。あすこには
オレの意中の良い女が居るのさ。今我が国は
遠征を行ってはいないので、オレは独立して
動いてる」
「他には何か?」
「あんたとあんたの部隊は
何をしているんだい?」
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「我々はオイラの領地の城の周辺に敵が
いないか警戒している。オレは軍師には
随伴していない。何故って奴がオレ達を
糞壺に導かないかどうか心配だからさ」
で、「あんたの国は何してるんだい?」 「オレ達は軍を招集しているが、
じきに解散するだろう。
何故って敵なんて長いこといないものな」
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「我々のリーダー、ドルは慎重すぎる。
奴は軍隊に敵を攻撃させるのではなく、
家に帰らせようとしているよ」
ここで「知ってるよ」と答えるとそこで話が
終わってしまうので、2番目の
「あんたはドルはもう軍師としては長いことない
だろうって言うのかい?」と訊いてみた。
「そうだ。オレは既にこの問題をクリアーに
できるように準備してきたんだ。オレは
ボヤー・グラセンはドルに代わって
軍師になるべきだと信じてる」
・・・彼の自惚れは受け流しておいて、
次の質問に移ろう。
「戦の行方は?」
クリックして拡大 クリックして拡大 その後。彼との関係は100まで改善したが、
どうも彼の今のポジションは安泰のようで、
とても引き抜きに応じるとは考えにくかった。
「我が国はロドック王国と交戦中だ」
そんなことは知ってるよ、と言いたい
ところだったが、気を取り直して
「ロドックとの戦についてもう少し聞かせてくれ」
と質問してみる。
「戦争は未だろくすっぽ始まっちゃいないんだ。
未だ誰が勝って誰が失ったかを言うのは
早過ぎる。ヤログレク王はロドック王から
ネラグ城のように古い土地の返還を
求められることを心配しておられる」


さて、サラン朝はプレイヤーの脱落とロドックとの戦争で弱体化しており、
にも書いた強敵ロドック王国にでも滅ぼしてもらうのを
待っていたのだが、他でもないサラン朝が喧嘩を吹っ掛けてきた。

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もう城が3つ、4つしか残っていない
はずなのに、小生意気な。
早速スルタンを捕まえてやり、 予定通りあっさり滅亡させてやった。


さて、ではこうなっては仕方が無い。ロドック王国が適当に食い散らかした
サラン朝の領地を取り戻すため、名誉の損失を覚悟して宣戦布告することにした。

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「誰に使者を送るのですか」
「もち!ロドックはグラベスの野郎よ!」
「彼に何と言ってやるつもり?」
「宣戦布告ぢゃ」
「もしあなたが挑発無く攻撃するのであれば、
何人かの臣下はあなたを戦好きと
考えるでしょう。どうしますか?」
大きなお世話だよ。黙って言うことを聞けぃ!w)
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あなたのご命令とあらば。
我が軍はこれよりロドック王国と交戦します。
神が勝利を賜れますように」
城を出た直後に交戦状態に入ったことを
知らせるメッセージが表示された。


整列も出来ないような奴ら

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その時実は、我が軍は
飲んだくれていた。
全員集合しているところで丁度良いので、
招集を掛ける。
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すると、大部分の連中は付いてくるのだが・・・ 中に、何人か付いて来ない天邪鬼がいる。
なんと、その中に収集を掛けさせた本人が
いるではないか。それはムニル君。
なるほど、だから奴はスルタンのところを
飛び出したんだな(第2回を参照)。。。orz

妻に軍師をやらせておくと、自分が軍を率いるしかなく、2方面攻撃が行えないので不便だ。


敵将は捕虜にするべからず
肉を切らせて骨を断つ(違うだろw)

プレイヤーはさすがに人間なので、結局のところコンピューターのロドック軍など
鼻歌を歌いながら蹴散らしていたのだが、ここである発見をした。

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ニールチャ 32歳 元々ロドック出身
戦に負かしたところ。命乞いしてきた敵将の
処置は2者択一。即ち捕えるか逃がすか。
ここで、逃がすを選択したところ、なんと彼との
好感度が5UP。5といったらかなり大きい。
後で引き抜く際の役に立ちそうだ。
ここでポイントなのが、敵将を逃がした際に、
UPするのは逃がした本人だけではなく、
敵の仲間や、それどころか味方の武将の
考え方まで変わるようだ。但し、元々好戦的な
諸侯の親密度は変化しない。この方法で
ガンガン評判UPを図る。


敵将を逃がすと名誉も+3されるので、まさに一石二鳥だ。
さらに、諸侯によっては逃がした後再会した際にもさらにポイントが上がる場合がある。

クーニアス 31歳 元々ロドック出身 バリシン 26歳 元ベージャー出身
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また会ったね 「てめえなんざクソガキだぜ!
ぶっ飛ばしてやる!」威勢の良い事で。
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「この間あった時は、あんたは私に勝ったし、
逃がしてもくれた。それは騎士道精神溢れる
行為だし、私は忘れない。だが私はまた
主君への誓いも忘れていない。そして我々の
国は未だ戦争中なのだ」5ポイントUP
快く返り討ちに会わせてやった。
「もう沢山だ!今日はあんたの勝ちだ、犬め!
くそ、なんて日だ!」
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能書きはいいから引き抜きにかかる で、逃がしてやると...
「オレが自由?いいだろう、あばよ」
素直じゃない奴だ。
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「グラベス王は私の君主だ。私がこの件で
言えるのはそれが全てだ」
「もう少し話を聞いてもらえないだろうか?」
「この間あった時は、あんたは私に勝って、
逃がしたが、オレを犬か猫のようにコケに
したんならいいんだがな。何故なら今度はこの
オレがてめえに恥をかかせて
おちょくる番だからさ」ポイント-15
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「あんたは私の忍耐を試そうとしている。
何も言うことはないと言ったはずだ」
あ、そ。ほな、死んでもらいまひょか〜w


トゥルグ 31歳 元カーギット・カナート出身 クリックして拡大 クリックして拡大
逃がした後の再会後。こちらは+1UP とりあえず当たり障りのない質問から。
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グラセンと同じことを言っている。 次に王の事を聞くと、今度はクーニアスの時と
同じ答えが。
粘ってみたがダメだった。
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さらに数回打ち負かした後。
だいぶポイントがアップしている。
「我々は数であんたに勝っている。降参するか
撤退するかするんだな」
そんなこと言わないで、話を聞いてよ...
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一見前回と同じ様子に見えるが... 実はこの国の将来を心配しているようだ。
もう一押しだ。
イェーイ、我が軍に加盟してくれることになった。
交渉の際には説得のスキルが影響するので、
出来るだけ上げておきたい。

どうやら諸侯の引き抜きには、プレイヤーとの親密度の他に、
彼と彼の国の元首との関係も影響するようだ。


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さて、いい加減弱小国家をいたぶるのも
面倒臭いので、和平を結んでやろうと考えた。
ところが、彼の国はまだまだやる気
たっぷりのようだ。
役に立たない使者を放免してやる。
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そして元のサラン朝の首都、シャリズを奪還。 それは親友ラケムにくれてやることにした。 お約束で諸侯のポイントがガバーっと下がる。
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望み通り、敵の拠点を片っ端から
占領してやる。
最終的に1ヵ所に寄り集まった敵諸侯連。 でも結局ロドックは滅亡しちゃったりして。
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戦が終わった後、元ロドックの諸侯は
我が国には来ず、根こそぎ残った1国である
ベージャーになだれ込んで行った。
何でやねん!?


今回のレポートで本作のストーリー展開が
なかなかドラマチックに進行して行くことがお分かりいただけただろう。

次回はいよいよ最終回である。
ごっそりベージャーに頼って行った諸侯達の引き抜きにかかる。
そして、天下統一までの残りの道のりをご紹介する。

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関連記事:

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