■2013年11月9日:スマートフォンの落とし穴
DTAC(通信業者)のSIMを入れて使っているLumia 620を手に入れて以来、
使わなくなってしまったAIS(これまた通信業者)のSIMが入っているLumia 710だが、
SIMには使用期限があり、使わないと使えなくなってしまう。
そこで、使えなくなってしまっては予備の電話の意味がないので、
先日思い立って100バーツ補充しておいた。
この時期(10月上旬)のタイバーツは1THB = 約3.1円。
なお説明が後になってしまったがタイの携帯電話というヤツは、
一般に手に入るものは全てプリペイド式の電話である。
プリペイド式はチャージの手間が面倒な反面、法外な請求が来ても
金を入れずにSIMカードを捨ててしまえば、知らんぷりできるという利点もある。
またガキが遊びまくって使用料の超過を招く、という事態も予防できる。
さてスマートフォンというヤツは意味もなく金が減っていくという仕組みを
過去の経験で知っていた私は、意地悪で金を補充した翌日にチェックしてみた。
すると・・・ たまげたことに、残金はすっかり0になっていた。
下はSMSの記録である。
電話会社からすれば、しばらく使っていなかった期間の請求・・・と言いたいのだろうが、
とんでもない話である。私は何もしてないし、
金がなければ電話もインターネット・サービスも使用できないはずだ。
(SIMカードを入れなくてもWiFiが繋がればインターネットは使用可能)
だいたい、ここに書いてあるメッセージを訳してみたところで、意味が分からない。
1段目と2段目の間の短時間で、どんな経緯があって金が無くなったのか書いていない。
さらに2段目に書いてある何とかサービスなど、全くもって意味不明である。
何の事だか分からない。
何がしかの方法で引き落とされる日時や、課金を回避される方法があったとして、
夜中に勝手に引かれているものを(しかも一晩のうちに)どうやって阻止せよというのか。
3段目、サービスをご利用になる間に・・・
というより、何もしていないのに寝ている間に金が無くなっているのだから、何もしようがない。
むしろ問い詰めたいのはこちらの方であって、こんな奴らにこんなことを言われる筋合いはない。
この後この3段目と全く同じのメッセージが永遠と10行くらい続く。
妻によれば、日中SMSを受信する信号音がピコピコうるさいので、
端末の電源を切ってしまったそうである。当たり前だ。
私は頭にきてSIMカードを引っこ抜いてへし折ってしまった。
もうAISは永久に止めだ。
しかし、これはAISに限ったことではない。DTACでも意味の分からない課金がされていることは同じである。
日常的に使っていれば、10バーツとか50バーツとか、日々ちょろちょろっと減っていても気が付かないものだ。
だが、こんなことはSymbian端末では無かった。電話会社というのは全くもって詐欺まがいの商売だが、
それがインターネット機能が充実したスマートフォンでは、さらに汚い手口に訴えやすくなっているようだ。
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