■2021年9月11日：コロナウィルスの現況4
8月後半頃からタイでもようやく低下し始めたコロナウィルスの感染率。
インドでの例から恐らく2か月くらいかかるだろう、と考えていたのだが、予想通りだった。
ただ、タイの発表は噂ではだいぶ鯖を読んでいるという話なので、油断できない。
何でも検査数が平日5万人、日曜日は4万人ということらしいのだ。
そういう理屈だと、かなり高い感染率だと言わざるを得ない。
9/1からロックダウンが解除され、店も徐々に開き始めた。
これは、経済優先に舵を切ったというわけではなく、
デモなどの圧力でやむを得ず取った方針だろう。
中国で感染が始まって欧米で拡大し、
5月頃から中国と仲の悪いインドを中心にアジアでも拡大が始まり、
ここにきて世界を一巡したような感じだが、
武漢型、ヨーロッパ型、南ア型、インド型、南米型ときて次は何型なのか。
中国が開発してインドで強化されたデルタ株は、とにかく感染力がすごいらしい。
スパイスのように風に乗って感染するのに違いない。
そもそも、昨年の秋ごろからアジア各国でも
感染が上向き傾向になっていたのだが、みんな油断していたのでこうなった。
特に、日本の年末年始や、インドのなんとか祭など、
伝統行事を強行した国は痛い目を見た。
タイの年末年始はもともとそんなに派手ではないし、
ソンクラン祭りまで中止しているので、ここまで感染拡大したのは大いに疑問だ。
まず、刑務所での感染は盲点だったろう。
この辺の原因を解明できるかどうかが、プラユット政権の存続にかかっているだろう。
この病気の行く末だが、ここまで感染力が強いと、
インフルエンザと一緒で絶滅せずに残る公算が高い。
となると、ワクチンだけでなく抗ウィルス薬のようなものもないと、
人類に勝算はないのではないだろうか。
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| 私もときどき行く一幸舎が 閉まっていた。 最初、7月いっぱいとのことだったが、 8月になっても戻っていない。 |
一風堂は弁当販売。 但し、ここも8月には閉まっていた。 バンコクもどんどん閉まる店が 増えてきている。 |
博多餃子 THB 90 チキン南蛮弁当 THB 129 |
こちらも餃子と スパイシー豚弁当 THB 139 弁当はいずれもうまい。 |
7月には私もときどき行くCentral Rama2で100人感染したなどという
ニュースも舞い込んだ。
携帯電話売り場だというから、商談の熱気で伝播したのだろう。
8月にはインプラント後の歯を入れるため、歯科に行ったのだが、
この歯科も治療はしてくれるのだが、
コロナの簡易検査キットで検査して陰性でないと診察してくれない。
それ自体は有料で、THB 400である。
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7月にアパレル露店を廃業して帰省した妹さん夫婦は、 村の係がやってきて、家の周囲を赤いスズラン・テープで囲われた。 付近は一族の村だから、水や食べ物は家族が配給する。 これはほぼどこの県でも同じで、2日前までに |
私の妻が面倒を見ている子供も感染した。
最初に下痢をして、医者に行ったところ
とりあえずこれを飲んどけと薬を渡され、
2,3日後には匂いが分からなくなって、少し呼吸が苦しいというので、
おいおい、やばいだろｗとなったわけだ。
結果、感染していたわけだが、どうも感染源は、
近所の商店の子供たちと一緒に遊んでいたのが原因らしく、
そこの商店は一家5人感染していたらしい。
というのも、車が来て連れ去ったらしいのだ。
この国では、病院がいっぱいになると、
バスみたいのが来て隔離ホテルに入れられるのだ。
かくいう子供も、結局面倒を見ていた祖母と腹違いの妹も
3人とも感染していたらしく、やはり病院には入れないので
隔離療法の結果、もうほとんど治癒しているらしい。
バンコク市内では、集会の禁止を言われているため、つかまったりもしている。
ここでいう集会というのは、アパートの一室に5,6人集まって
宴会している場合などを指す。
集会していいときと悪いときがあるということだ。
ここに来てようやく下降傾向にはなりだしたが、
このままでは大幅には感染は減らないだろう。
というのも、この国はそこかしこで市場が開かれている。
日本でも報道されているデモもそうだが、
市場で人が密集していれば、感染者が減るわけがない。
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| とある地方の市場。 毎日ではなく、週に2度ばかり開かれる。 寺を利用して集まっているが、 タイの寺は古代ローマの広場（フォールム）のようなものなのだ。 |
この人出だ。病気が感染しないほうが不思議なくらいだ。 | ||
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■2020年11月14日：コロナウィルスの現況
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関連リンク：
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