■2021年9月29日:HP Pavilion Aero 13-be0162AU (RYZEN 5) Review
購入したマシンを早速チェック。
日本でも販売されている機種のようだ。
本体の他にもう一つ箱がある。 | もう一つの箱だが、中身は やはりマウスが入っていた。 |
付属品は薄っぺらいマニュアルと 電源ケーブルだけ。 ACは思ったほど大きくなかった。 昔、PCを買うと1tくらいの マニュアルが付属したことを 思い出した。 |
プラグは、3本目の足が プライヤーでつかんでも 折れなかった。 |
【外観】 | |||
Lenovo ideapad 720Sと 重ねて置く。 ideapadの方が少し幅が広い。 |
短手はほぼ同サイズ。 | ideapadを上にして置く。 aeroは見えない。 |
こちらがアエロの天板。 アルマイト製らしい。 |
正面 | 左側面 HDMI,USB TYPE-A,C,イアフォン |
右側面 USB TYPE-A,電源ポート |
背面 |
USBはTYPE-Aが5Gbps、TYPE-Cが10Gbpsとのこと | |||
天板はここまでしか開かない。 | パームレスト面 | タッチパッドをOFFにする ボタンはない。 |
RYZENのステッカーは透かし入り。 Office 2019が付属 |
バックライトは品のいい光で、 3段階だ。 |
USBポートはカバーが付いており、 押し下げて差し込む。 差し込みはすごく固い。 |
裏面 | 重量 |
【スペック】 ・カラー:SILVER ・モデル:HP Pavilion Aero Laptop 13-be0162AU ・APU: AMD Ryzen5 5600U Socket FP6 Cezanne core 2.3 GHz (Max 4.2GHz)/6core 12Threads/L2=3M/L3=16M/15W ・memory: Micron製 PC4-25600 (DDR4-3200) CL-22 4x2GB 200pin SO-DIMM Dual Channel ・Chipset: AMD Carrizo FCH (Fusion Controller Hub) ・液晶: 13.3"(1920x1080pixel) (マット) 非Touch Panel ・Video: AMD Radeon Graphics 7cores/1800MHz(integrated) ・SSD: Micron MTFDHBA512QFD (512GB) (実質容量:c drive 475GB) M.2接続 2280 PCIe Gen3 NVMe 1.3 Read 2200 MB/s Write 1070 MB/s ・光学ドライブ: なし ・Sound: AMD High Definition Audio ・LAN: なし ・WLAN: Realtek RTL8852AE WiFi 6 802.11ax ・Bluetooth: Realtek RTL8723 (v4.0) ・指紋認証装置: 有り ・顔認証ソフトウェア: 不明 ・ports/slots: 外観部を参照 ・その他: webカメラ、マイク ・OS: Windows10 HOME Single Language (日本語入力はできるがシステム部分は日本語にはならない) ・質量: 0.9〜1.0kg(実測) ・バッテリ: 3cell ・バッテリ駆動時間: 10時間15分(公称)/8.3時間(実測) |
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【リカバリ・ディスク作成方法】 |
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起動するとまず登録をせよと | myHP。このツールは 何の役にも立たない |
次にHP Support Assistantを起動 | |
マシンのスペックが表示される | 保証は2年 以前からおかしいと 思っていたのだが、hpのマシンは 購入日ではなく工場出荷日より 保証期限が起算されているようだ。 |
こちらはストレージの状態 | |
ここでResetオプションがあるので、 リカバリディスクはどこで作るのか、 チャットで訊いてみた。 |
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このチャットシステムはばかだ。 | そこで、OSの標準機能ので作成を試みる。 | ||
リカバリ・ディスクは16GB以上のフラッシュメモリが必要。1時間ほどで完成する。 完成後、動作を確認しよう。 まずは起動時に押すファンクションボタンの機能をチェック。 |
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F1: SYSTEM INFO | F2: 診断ツール | F3: リカバリ USBドライブを選択できる |
私が使ったSandiskの フラッシュメモリの 選択画面が出てきたので、 正常に動作するだろう。 |
【性能】 | |||
まずは機能をチェック。 HP PC Hardware Diagnosticsを右クリックし、管理者権限で起動 |
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デバイスマネージャ | ブルートゥースのドライバ詳細 | ||
CPU-Z | |||
今回は、もう面倒くさいのでスライスしない。 | |||
3D MARK | |||
SKY DIVER | TIME SPY | FIRE STRIKE | NIGHT RAID |
最初、FIRE STRIKEは起動せず、PCのスペックを読み取れていなかったので、 PC自体を再起動したところ、見事完走。 その後、TIME SPYもやり直したのだが、結果は変わらなかった。 |
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性能はRyzen 5 4500U以上、デスクトップ未満で、 順当すぎるほど順当だった。 |
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CINEBENCH | |||
R15 | R20 | R23 | |
CINEBENCHの方は、さすがに強力な破壊力を見せつけてきた。 シングルコアで5600Uに敵うのは5600Xしかない。 |
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CINEBENCH R23のまとめはこちら CINEBENCH R20のまとめはこちら CINEBENCH R15のまとめはこちら 3D MARK Basic Editionのまとめはこちら |
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【ソフトウェア】 | |||
本機はOffice 2019を搭載している。 私自身は365を使用しているのだが、妻のアカウントには入れられないため、 このマシンは妻にあげて、彼女のideapadを私がもらうことにした。 ただ、不思議なことに power pointも入っているくせに、outlookは入っていないようだった。 |
色々なソフトを入れるたびに、注意していないと入ってくるマカフィ。 私に言わせれば、こいつ自体がスパムだ。 |
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また、いくつかのソフトが文字化けした。 これはOSが英語版のためと思われるが、 システムロケールを日本語にするだけで直った。 |
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【消費電力】 | |||
フル充電状態から、youtubeを垂れ流して 1時間使用後のバッテリーの減り具合を確認した。 それによると12%減だった。 つまり、バッテリーのみで8時間以上動くということになる。 にわかには信じがたいが、結果は結果だ。 ただ、充電そのものは時間がかかる。 |
【総評、のようなもの】
昔、日本市場では富士通のLOOX TとSONYのなんとかが一番軽かった。
LOOXは一度買ったことがあるが、
10.6"の画面にPentium Mの1.3GHzとかを搭載していて、
光学ドライブも搭載しているとはいえ、がんばって1.3kg超えである。
それから15年して、OPDなしのAMD搭載で1kgを切ってきた。
さらに13.3"である。
これは、AMD搭載というところに意味がある。
Intelマシンならいくらでもあるからだ。
本機は本当に紙みたいな感覚で、手で持って見ていてもまったく疲れない。
願わくは故障などせず長く動いてほしいものである。
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