妻が富士山が見たいと言った。
帰国に当たって引っ越しで金を使ったし、
そのあと自宅の購入でさらに金を使ったので、
来年のタイ行きのチケットは買ったが、
今年はどこにも旅行していなかったし、する予定もなかった。
妻は富士山を見たことがないわけではなかったが、
私は富士山と言われて河口湖がすぐに思い浮かんだ。
山中湖には2度ほど行ったことがあって、
ろくでもないところだと思っていたのだ。
今まで旅行といえば海ばかりだったが、
涼しい季節なら山もいいだろうと考えた。
10/8、その前の3日間くらいはずっと雨続きだったのだが、なんとか雨は上がり、
ホテルのチェックインは15:00とのことだったので、10時前に家を出た。
中央線の八王子駅。 完全にわからなくて駅員に聞く。 googleがあるからいいようなものの、 昔は手帳に路線図を挟んでいた。 |
高尾で大月行きに乗り換える。 ローカルな路線だ。 |
何だあれは・・・? 見かけの悪い女が乗っていて、じろじろ見ていると、席を移動しやがった。 教科書のようなものを持っていたので学生かと思っていたのだが、 移動したすきに本の表紙が見えた。社会福祉協議会と書かれていた。 社会福祉など考える人間が人目を気にするか? やはり、人は見かけによる。 |
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発電所・・・ | 大月に到着して、 富士急の時刻表を確認する。 |
ん、いい雰囲気の駅だねぇ〜 | |
あのキオスクは面白いものが 売っていた。 この時点でほうとうも売っていた。 |
もう旅行に来た感満載である。 | 富士急線のホームには 外からでも直接入れる。 |
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大月駅前。13時ごろ到着。 さっそく、山梨名物のほうとうにありつこう。 |
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で、初めに入った店には ほうとうはなく、 詫びを言って出てくる。 |
2軒目。 | 豚肉とかぼちゃのほうとう \1,200 ほうとうはこれしかない。 美味かった。 私は山梨が大好きだ。 |
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観光案内所が土産物店だった。 | ティーパックのコーヒーを購入。 結構うまかった。 |
なんと、濱模様のてぬぐいが 売っていた。 |
お年寄りの団体客がいた。 高尾山にでも行くのか? |
こういう雰囲気、大好き。 | この時点で既にまた来たいモードに入っていた。 | ||
いよいよ富士急線に乗る。 アニメ柄はみっともないが、 私の車ではないのでよしとしよう。 河口湖駅まで鈍行で きっかり1時間とのこと。 |
空いていたので最前列に行き、子供みたいに外を見ていた。 大月を発ってすぐ列車が盛大なホーンを鳴らしたので、 何かと思って見てみると、年寄りが踏切の中に入っていて、 対向する列車の運転手が盛大に怒鳴っていた。 これだから私は電車が好きだ。 休日くらいゆっくりしたい。 |
途中駅。 ここでもアニメ・・・ |
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山頂近くに寺らしきものが。 短時間の移動でこれだけ景色が変わるのなら、国内旅行も捨てたものではない。 乗客は少なく、相模線より乗客が少ない列車など初めてだ。 空気がきれいだった。 |
ホタテと海老のアヒージョ \1,309 | 海老とシーフードのドリア \1,309 | |
これは帰りの撮影。橋本のBAQET。 | |||
河口湖駅 | |||
こんなものまで富士山かよ・・・ 15時すぎに到着。 |
駅構内は施設が充実。 | カフェに またアニメ・・・ |
土産物屋。 この土産物屋はかなり ポイントが高い。 海鮮風味ほうとうに惹かれたが 買って来なかった。 |
あんなものまでアニメに する必要がどこにある? |
足湯。我々が来た時には もう終わりだとのこと。 |
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事前に確認して、google mapにはタクシーが3台くらい写っていたので 安心していたのだが、甘かった。 タクシーは1台ずつしか入ってこなくて、 電話に入れておいたタクシーアプリも機能しなかった。 (サービス範囲外とのこと) ようやく乗れたタクシーにて、ホテルまで\ 2,450 |
観光ビルの下はほうとう屋だ。 | ||
駅の土産物屋で買ったもの。 岩塩 \850 マスカットゼリー \620 マスカットクッキー \650 コーヒー @\250 ワイン3本セット \1,450 ちなみに、岩塩は似たようなものが 近所のスーパーでも売っていた。 |
これは帰りの撮影。 帰りは早く帰りたくて、電車と駅の売店の開店時間を調べて、 10:40の電車を目標に9時前にタクシーを呼んでもらおうとしたところ、 無料でホテルのバンを貸してくれた。 空いていたからだろうが、とてもありがたかった。 おかげで9:56の電車に乗れた。 駅員に特急券を勧められたが断った。 |
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河口 | |||
子供が遊ぶ声が聞こえたので見てみたが、謎の建物。 | ホテルの駐車場入り口 | ||
これは泊ったところよりさらに上 | |||
階段があったので上ったが、 | 森の中。 | 眺めはいい | トンネル |
曇っているので、当然富士山は見えない。 | |||
展望台も独り占めだ。 | |||
背後がLA VISTA河口湖。 | |||
こんな豪邸が・・・ | |||
あんなところにも宿がある。 | |||
洋菓子屋 | |||
人っ子一人いない・・・ | |||
タクシーでホテルに向かう途中、突如として零戦五二型甲が現れたのでびっくりした。 老人が木で作っているのだとのこと。 |
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販売もしているらしい。 ま、木とはいえ私が作った プラモの方がまだうまいけどな・・・ |
もみじ回廊。 紅葉の季節ではないので、人はいない。 |
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美術館があったが、閉まっている? | 絶妙なタイミングでクロネコ便が。 | ||
LA VISTA河口湖 | |||
こちらが厄介になったホテル。 | 入り口にちょっとした池がある。 | ロビー。 ごった返している。 横に土産物屋があって、 24時間営業。 |
夕方になると、 入浴剤が置かれている。 左手が喫煙所。 |
たくさんパクッてきた。 | この先がレストラン。 | 今はバーとしては営業していない エリア。 コーヒーはいつでも飲めて、うまい。 |
ここで18-19時まで軽食を 提供してくれる。 |
私たちは早寝なので 食べなかったが、 22:30〜23:00に夜鳴きそばが 出るとのこと。 ここはdormy innと同系列と 知って納得した。 |
売店で買った土産。 皿 @\600 マスカットクッキー \ 950 ピーチクッキー \ 850 干しブドウ \500 ほうとう \732 |
これが左のほうとうを調理後。 | 1Fと2Fをつなぐ階段。 私たちの部屋は2Fだったので、 こちらを多用。 |
こちらは別の棟とつなぐ通路。 | 通路の先に噴水があり、 こっちはより高級な宿泊棟だ。 |
自動販売機がある。 | 模型まである。 |
この先が我々が泊った部屋。 | 浴場。 | 大浴場のほかに、貸切風呂というのがあって、空いている湯舟を使える。 私たちは妻が温泉がきらいなので使わなかったが。 |
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アメニティは廊下に置いてある。 | 高級な部屋に泊まる宿泊客用の部屋着。 | ||
ロビーからの眺め | |||
宿泊した部屋 | |||
オートロックではない。 わざとだろう。 |
朝・夕食込み 一人1泊 \36,000。 ANAのマイレージと引き換えで、今年はおせちも買ったが、 これできっかりマイルは0になった。 |
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洗面台が2つある。 | |||
この暖炉はグラフィックのみ。 暖かくはならない。 |
部屋に置いてあった菓子。 市販のもので、補充は微妙だ。 |
ゼリーまで。 | |
これが部屋にある湯舟。 蜘蛛が上から降りてきて、水に浸かって慌てて上に戻っていった。 私は虫など気にしないし、 私の妻もジャングル出身ゆえまったく意に介していなかったが、現代日本人にはちょいつらいか? |
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部屋からの眺め。着いたときは曇っていて見えなかったが、 私は星と同じだと考えていたので、 4時ごろ起きたところ、5時前に富士山はくっきり見えたので、妻も起こしてやった。 写真には写せなかったが、感動していた。 歳をとって何時でも起きようと思った時間に起きれるのだが、 そのあと昼寝したくなってしまうorz |
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午前中、少しだけ頂上が見えた。 | |||
本当にまどろっこしい限りだ。 | |||
3日目の朝。完全にガスっている。 | |||
夜景もきれいだ。 この風呂、2日目など雨も降っており、夜は寒いかと思いきや、 意外と平気で、格別だった。 |
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河口湖大橋 | 寒くないのか? | 六角堂も見えた。 | |
レストラン | |||
ここのレストランの夕食は、洋食かつ17:30と20:00の2部制で、 着いたとき本日は17:30の部は満席だと言われた。 軽食がある理由に納得した。 妻は赤ワインを所望(別会計)。 |
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料理はうまかったが、足りないなと思っていると、 メニュー外なのだが、ごはんと味噌汁があるのだがいかがかと訊かれた。 少な目にしてもらったが、ナイス配慮だ。 となりのおばちゃん二人連れがなんでごはんと味噌汁なの? と給仕に訊いていたが、食わねえんだから黙ってろという感じだった。 ちなみに、このご飯と味噌汁が一番うまかった。 |
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初日の食後、翌日は和洋どちらになさいますか、というので 和食にしてもらったが、当日他に和食を食べている客はいなかった。 連泊する客用に用意しているのかもしれない。 はっきり言って食べきれないが、味はもちろん良かった。 |
妻は今度は白ワイン。 | 二日目もご飯と味噌汁が。 | |
朝食会場は夕食と同じ場所。大変な混雑で 順番に並んでいてバイキングどころではない。 ほうとうがあるのが売りらしいのだが、そんなものはなく、 「ほうとうないんですか?」と訊いている客すらいた。 手袋をしてくださいと言われたが、2日目はそんなものは見当たらなかった。 私は、こういう時間で場所を切り売りする日本式システムが大嫌いだ。 |
3日目にようやくありついたほうとう。 | ||
鳴沢 | |||
中日は鳴沢氷穴・風穴に行こうと目論んでいた。 何でも子供のころに連れてきてもらったことはあるらしく、 私も父も鍾乳洞が大好きだったので、色々行った記憶はあるのだが、 塩山市で水晶を拾った記憶はあっても、この洞窟と特定できる記憶はなかった。 それで、初日に駅からホテルまで送ってくれたタクシーの運ちゃんが、 調子よく送り迎えしてあげますよといって名刺をくれ、 約束の時間に電話すると、今別の客とどこそこにいるという。 あきらめて電話を切り、ホテルのフロントにタクシーを呼んでもらった。 |
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河口湖大橋を通過。 六角堂も見える。 |
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鳴沢は非常に田舎だ。それもまた面白いのだが。 | 氷穴に到着。誤算だったのは 結構時間が掛かって、 タクシー代は \6,500だった。 しかも電波が入らず カードが使えなかった。 |
チケットは氷穴・風穴のセット券 @\600を購入。 前の客は戸惑っていたが、 私は事前に下調べしていて、 両洞窟間は徒歩15分と 分かっていたので、即決した。 |
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0℃ということはないと思う。 | |||
よその嫁が写ってしまった。 | |||
出口前にお約束の土産物屋。 アイスクリーム屋もあったが、 店内に席はない。 |
富士山なんてナンバープレート あるのか。 |
土産物屋で購入。 わさび漬け \650 |
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こちらは塩。\ 380 私は塩にはうるさい(@A)。 |
パキスタン製・・・ | ここから風穴まで歩く。 | |
富士の樹海。 | |||
ほざいてろ。 | |||
元々バスは当てにできないと 知っていたが、河口湖方面は 朝晩しかないようだ。 |
風穴に着いた。 15分くらいだ。 |
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入り口 | |||
あのね・・・ | |||
洞窟自体に大したものはない。達成感が重要だ。 | 売店で食べたうどん。\620 | ||
ソフトクリーム \400 売店のおっさんが恐ろしく 不愛想で、何があるのかと訊くと、 書いてあるという。 妻が欲しがらなければ 絶対買わなかっただろう。 |
トイレ。汚い。 | 灰皿もあった。 | 次の目的地に向かう途中、立札が。 |
樹海内の道順らしい。 | 昨日の時点ではタクシーの運ちゃんと打ち合わせて、 洞窟の次は位置関係から富士山博物館に向かおうと考えていた。 そこで、タクシーの運ちゃんの入れ知恵で、富士急タクシーの電話番号を調べて 来てくれるか聞いたところ、風穴までは30〜40分で来れるが、 そこから富士山博物館は距離がないので貸切になるとのこと。 google mapで見ると歩いて42分とのこと。KDDIの電話は電波すら入らなかった。 天候的には晴れ間すら見えていたので、妻に相談して徒歩で向かうことにした。 |
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途中、廃れた施設に出会う。 丁度工事の標識で見えないが、 寝ている人がいた。 |
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どっちだ、どっちだ!? | 薪・・・ | ||
キヤノンの支社があるのか? | やった、見えてきたぞ。 | ||
富士山博物館 | |||
道の駅に到着。 | なんだ、この混みようは・・・ | 博物館は無料とのこと。 | 曇ってて見えないよ。 |
売り物だ。 | 入場無料。 ナイスだ。 |
宇宙の絵と | 恐竜? 隕石で滅びたと言いたいらしい。 |
富士とは全然関係のない鉱物が並ぶ。まあ、いいんじゃない? | |||
美しいアクアマリン。 | 妻にオニキスの腕輪を買う。 \4,400 |
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自分には鉄隕石を。 \1,320 |
喫煙所は相当遠い。 14:30頃、外に出ると、 雨が降っていた。 |
先のタクシー会社に電話すると、20-30分くらいで来てくれるという。 待っている間におやきを買う。 なんだこれは、中身はピリ辛大根とか言っていたが、 小麦粉をこねて加熱しただけじゃないか、と思っていたら、 後で両親に訊くと、長野だかどこだかにほんとうにこういうものがあるらしい。 タクシーは実際には30-40分くらいして来た。 混んでいるから仕方がないだろう。 運ちゃんはおばちゃんで、道を知っていて、料金も \5,870だった。 |
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持参した腕時計 |
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初日はレストランとのことで、 洒落てWENGER。 |
2日目は、山に行くので PRO TREK。 これはホテルの高度 |
こちらは鳴沢にて。 | 2日目も夕食時には、 やはり気取ってGST-B400。 |