■2022年2月12日:暗殺者の献身
原題:RELENTLESS (2021年アメリカ) | |
著者:マーク・グリーニー Mark Greaney/- アメリカ生 |
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文庫初版:2021年9月25日 ハヤカワ文庫 | |
初版時価格: 920円(上下巻とも) | |
巻数:上下巻 | |
品番:NVク21-17,18 | |
管理人読了日:2021年12月29日 | |
映画化:未 | |
映画題名:− | |
映画主演俳優・女優: | |
日本語DVD化: |
イランのゴドス軍というのは初耳だった。
そいつが今回のグレイマンことジェントリーの
主な敵で、黒幕は別なのだが、
グリーニーお得意の様々な勢力が入り混じって、
複雑な勢力争いを演じる。
さらに、今回ジェントリーは前作での負傷の影響で、
感染症を患っている。
体調が万全ではない状態で、ジェントリーはどう戦うのか!?
毎回異なる手法で新機軸を作品に盛り込むグリーニー。
その技は今回も堅調で、例によってのめり込むこと間違いなし。
プーケット滞在中に楽しませてもらった。
今回の見せ場は何といってもザックとゾーヤの下記のくだり。
「さっきはどうして殴ったんだ? すごく痛かったぞ」
「そういう役柄だったからよ」
「ちがう。ただで殴れるからだ。そうだろう?」
「しゃべらせようとしてもだめよ」
これには大爆笑。
リゾートのバーで食後に読んでいて、
周りに白い目で見られてしまった。
そんなグレイマン次回作だが、
今作の最後でCIA内で再編というか動きがあり、
またまた新展開を見せそうな塩梅だ。
グレイマンシリーズはますます目が離せない。
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