■2014年11月14日:タイでPC用スピーカーを買うならIT MALL (Pantip Plaza〜IT MALL)
9/29のこと、PCに接続しているアンプが突如として壊れた。
スイッチを入れたところ、「バチッ!」という音がしたのだが、
電源は入ったのでそのまま音楽を掛けたところ、音がしない。
見るとアンプは待機モードに入っていた。
一旦電源を落としてまた入れるも、何回かパネルがグリーンに点灯した後、
赤いランプに代わってスタンバイに入ってしまう。
何日かかけて試してみたが、症状は同じだった。
実は、春ごろ娘(犬)がこの上に上って小便をしたのだが、
(アンプの上は暖かいので上に乗っかって時々日向ぼっこしている)
その時は電源が入らなかったものの、掃除してやったところ
次の日には使えたので、何とか無事だったとは思ったのだが、
どうもこれが遠因になったのは間違いなさそうだ。
事後アンプの排気口の上に段ボールを置いて、
娘がよじ登るのを防止したつもりだったが後の祭りだった。
これがそのアンプ、DENON製AVC-1590。 | 2005年の2月21日にヨドバシカメラにて36,960円で購入したもの。 新宿から上溝のアパートまで電車でおっちら運んだことをまだ覚えている。 10年近く使ったので惜しくはないが、本当はもう少し使いたかった。 |
アンプは日本製で100V仕様なので、変圧器をかましていた。 スピーカーはアンプと同じくDENONのとヤマハのが1組ずつ。 |
スピーカーはアンプ以上に長生きだ。父からもらったものなので、 20〜30年は使っている。そもそもこんなものを日本から持ってきたこと 自体がすごい。会社様々である。 |
上記写真のスピーカーは、年代ものなのでプラグ式ではなく、ワイヤーを差し込む形式であり
(DENONのもヤマハのも方式は同じ)、
もともと私がアンプを使っているのは、これがSound Blaster X-Fiに直結できないがためだ。
それが、アンプが壊れてしまったのだから、今度はサウンド・カードと同メーカーである
creative社製のスピーカー・セットを買った方が良いだろう、ということになった。
コンピューター用のスピーカーというのは実はかなり低価格
(creativeのSBS A520で1,450THB、その上のINSPIRE T6160でも2,390THB)で、
実は私は長年PCを使っていながら、前述のスピーカーの寿命が物語る通り、
PC用の5.1chスピーカー・システムというのを使ったことがなく、
試しても損はない価格のように思えた。
そして壊れたアンプは、バンコク市内では音響製品を売っている店など見たことがないが、
田舎に行けばいくらでもあるため、田舎の連中にうっちゃってしまうことにした。
妻が亡父の家をホームシアターに改装するとか言っていた。
購入する店は会社の帰りにCentral RamaIIに寄っても良かったし、Central RamaIIにもあるだろうが、
確実に売っているのを見掛けたことがある、パンティップ・プラザに日曜日に行ってきた。
出発するまでは、SBS A520でも良かったが、creativeのライン・アップではINSPIREシリーズの方が
高音質らしいので、できればINSPIRE T6160が良いと考えていた。
この日(10/12)のタイ・バーツは1THB = 約3.319円。たっけえぇ〜orz
1F |
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1Fのプロモーション・エリアでは、またJIB COMPUTER主催のゲーム大会が行われていた。 真ん中の写真の女の子がかまっているのは、本物の犬である。 |
1FにあったAV店は閉店していた。 まったくタイミングが悪い。 |
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MF |
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hardware houseの跡地は、携帯 電話のアクセサリー・ショップの テナント群になっていた。 |
楽器屋。 ここにPC用のスピーカーはない。 AMPはあったがどうみても 中古だった。 |
前回Radeon SSDを見掛けた店が 潰れていた。 |
張り紙にはエレベーターの向かい、 M35、元Photo Hutがあったところに 移転したとあるが、M35ってどこだよ という感じである。Pantipのhpを 見れば分かるかもしれない。 |
上述のMF携帯電話ショップの様子。まだ客が少ない。 | MF(だったと思う)のビルの入り口 側にあった音響機器ショップ。 こんなプロユースに用はないのだ。 |
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2F |
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前からあったと思うが、 なぜか鍵屋が。 Central Chit Lomにもある。 |
2Fにあったcreative製品専門店が こんなくだらない店になっていた。 移り変わりの速さに ついていけない。 |
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3F |
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さてcreativeのスピーカーは、2chか 2.1chのものばかりで、5.1ch以上の ものはどこにも売っておらず、 あってもmicrolabというメーカーの ものだけだった。 これはJIB COMPUTER。 |
USB機器用の充電器はどんどん 値下がりしていて、30THBで 売っている店もあるが、私は既に 2個爆発させている(2個目は会社 で「バチッ」といっただけだったが、 壊れたことに変わりはない)ので、 危険極まりないシロモノである。 |
AcerのA4-6210搭載新型ノート、 Aspire E14 E5-421G-45L0。 HDD容量が750GBくらいあれば いいのに。 |
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4F |
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4Fは片っ端から店が閉まっていた。 | 中古屋街の入り口も閉まっていた。 | 閉鎖された中古エリアへ足を踏み入れてみた。 | |
駐車場に行く道があるだけだった。 パンティップ・プラザだけでは ないが、タイの自作PC市場の 冷え込み具合は危機的な状況だ。 |
4FのCORAIRのショップを覗くと、IRON MANケースがあり、見てみると AMDシステムだった。やるじゃないか。 |
4Fを隈なく見ていくと、やっと 見つけたスピーカー・ショップにて、 店員に聞くとSBS A520が あるという。1,490THB。ところが 在庫を取りに行くと、今店にはなく、 明日なら入荷できるという。月曜日 なんか来れねえよ。気のいい 店員はEMSでも送ってくれると 言ったが、こっちは今欲しいのだ。 |
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5F IT CITY |
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どこにもcreativeの5.1chスピーカーが売っていないので、 渋々5FのIT CITYを覗いてみた。 スピーカー・コーナーはあるものの、creative製品はなし。 おまけに撮影していると警備員に「撮影禁止です」と言われた。 けっ、撮影禁止だろうと何だろうと売れなきゃ意味がないだろうが。 こんな店で絶対買い物なんかするもんか。 |
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Mini USBケーブル(各100THB)も どこでも売られるようになってきた。 ただ、「Samsung用」とか言うのは 止めてほしい。 |
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仕方がないので結局microlabの 5.1chスピーカーを買って来た。 JIB COMPUTERにて2,290THB。 同社のHPにも載っており、かつ そこいらじゅうで売られているので、 店員の「PCならどれにでも挿せる」 という言葉を信じて買ってきた。 |
いちいち個数包装するなよ。 | 開封したところ。リア・スピーカーは ケーブルが長くなっている。 |
サブ・ウーファー(SW)背面。 |
さて開封したところ、PCとの接続はフロントもリアもL/Rをそれぞれ 差し込む方式らしい。都合6か所の差し込み口が必要だ。 そんなに挿せるわけねえだろう。Sound Blaster X-Fiは フロント/リア/SWの3ケツだ。マザーの内臓音源に挿すにしても、 そもそもプラグの形状がどう見ても音響製品用であり、 挿せっこない。フロントの左右のみ 通常のMini Plug方式があったが、それすら音がしない。 |
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さて、とんでもない買い物をしたところで、後の祭りである。 オーディオ・ケーブルをまとめるプラグなど、日本ならいくらでもあるが1,000円前後はするだろうし、 タイにもあるだろうが、探すのが面倒くさい。 しかも見つけたところで、音が鳴らない可能性が高い。 そこで、もうこの際2.1chスピーカーでもいいや、と帰ってきたその足でRama 9のIT MALLに行くことにした。 もうPantipには行きたくなかった。今回はかったるかったのでタクシーで移動した。 |
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相変わらず入り口が分かりにくい。 | ここにも音響機器店はあった。写真は左が3Fで右が4F。 | 3FのJETという店で難なくA520を 発見。山積みされており、1,750THB で値下げはできないと言われたが、 もうどうでも良かった。4Fにも同名 店舗があり、そこではT6160のデモ 機があったが在庫はないとのこと。 |
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microlabよりは小ぶりな外装箱。 | システムを開けたところ。 リア・スピーカーのケーブルが長い のは同じで、ポジションの識別は ステッカーを貼れとのこと。 |
サブ・ウーファー背面。電源は手元 スイッチで行うが、それは有線 であり、いつ壊れるのか不安だ。 |
ケーブルを挿すX-Fiのポートを 確認しようと、久しぶりに箱を 開けると、こちらにもパネルに貼る ステッカーがあることが分かったw |
スピーカー設置例。PCケースの上に乗っかっているのは、 2ndマシン用のSBS A60。 |
さて、実際の音質はどうか。
意外なことに前のシステムより音は良いようである。
Sound Blasterには、creativeの製品を使えということか。
苦労した甲斐があった。
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