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■2014年5月21日:早速故障したHP Pavilion 14-n201AX(Pantip Plaza)

買ったばかりのHP Pavilion 14-n201AXだが、早くも壊れた。
2つあるUSB 3.0ポートが、両方とも潰れたのだ。
やっぱりhpはダメかあ?w)

hpのノートを買うのはTouchSmart tx2-1001AU以来だが、
そのノートが壊れてから、久しぶりに買ったノートがまた壊れるというのはダメだろう。
hpはAMDプラットフォーム採用マシンを販売する数少ないメーカーであり、頑張ってほしいのだが・・・

USB 3.0ポートが壊れた経緯と内容だが、
USB機器は電話のケーブルだったり、マウスだったり、HANDY DRIVEだったり色々あるが、
サムイに滞在中に、リゾートにてそのうちのどれかを差し込んだところ、認識しなかった。
さらに、上記のうち他のものも使えなかった。残ったUSB 2.0のポートに差し込む分には、いずれも使える。
このUSB 3.0のポートは、買ってきた当初外付けのUSB 3.0 HDDで使用しているので、
最初は間違いなく使えた。

1カ月経っても戻って来ないのでUPする。

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使えなくなったUSB 3.0ポートを見てみると、左側は真ん中の端子が
欠けており、右側は中で端子が折れ曲がっているのが分かった。
どのケーブルを差し込んだ時にこうなったのかは分からないのだが、
どのケーブルも反対側のUSB 2.0ポートに差し込む分には
ちゃんと使えるし、もちろん他のPCでも正常に使用可能だ。
何をしたらこうなるというのか?
そういえば、最初から差し込みがキツイと感じていたのだ。
インターネットのhpのサイトに接続して、自動診断ツールを使用すると、
どうやら保証は2年間あるらしい。修理サポート窓口を探すと、
以前修理した際にはパンティップMF奥のSYNNEXを利用したのだが、
どうやらそこは現在は登録されておらず、別にパンティップ内3Fに
受付窓口があるらしい。

というわけで、4/20に早速パンティップに赴き、マシンを預けついでに色々見て回った。
事前にIEのクッキーだの履歴等は全て消去し、セキュリティ度合の高いデータも全て(バックアップして)消去しておいた。
世界のhpが客のPCの中身をどうこうするとは思えないが、念のための措置だ。
HDDを丸ごとフォーマットするわけにはいかないし、物理層の記憶域までは消去できていないが、
PCの修理依頼でそこまで解析するようなことはまずないだろうと判断し、妥協できる範囲内で処理した。
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最初にMFのSYNNEXを覗いたところ、"hp authorize support"という
吊り看板が見えたので中に入っていくと、現在はもうその業務を受け付けて
いないので、3FのJIB COMPUTERに持って行けという。
本機を購入した店だ(買った店だから、ということは直接関係ない)。
受け付けていないのなら看板を降ろしておけよな、と思った。

3FのJIBに持って行くと、キツツキみたいな声の女性が対応してくれ、
彼女に付き添われて同階奥にあるJIBのサービス・センターに案内された。
JIBの窓口にて、マザー・ボードの交換になるからSi Lomにあるhpの修理センターに持って行けという。
USBのポートが壊れているのは明らかで、それだけ外して半田付けすることなどできないだろうから、その処置には納得できるが、
どうせ修理センターは平日対応のみだろうと訊くとそうだとのこと。パンティップ内にも修理受付があるんじゃないの?と訊くと、
そこも平日のみの対応になるとのこと。あのね・・・
だったら、あんたらで預かってくれよ?と訊くと、それは構わないがそうなると1ヶ月くらいかかり、彼女は自分でも経験があるので知っているが、
直接hpの修理窓口に持って行けば1週間で修理可能だとのこと。
そこで私も言った。オレも知っているよ。確かに直接持って行けば数日は稼げるだろうけど、君の言うようにマザーボードの交換であれば、
1週間で修理することなんて不可能なんじゃないの?タイで製造しているわけでは無いのだから、マザーボードの予備なんて取り寄せでしょ。
それにオレは平日仕事を休んでそんなところに持って行くことは出来ないんだ、と告げると、納得したようでとりあえず預かってくれた。
そして私には、以前の経験からさすがに1ヶ月も掛かるわけがないのも分かっていた。

預かり証を発行してくれる。なお修理の際に以前SYNNEXを利用した際には、購入時の領収書(というかレシート)など不要だったが、
今回はそれがものを言った。また同じく以前の経験から、箱だの電源ケーブルだのは持参しなかったが、やはり不要らしい。
受付嬢は修理が完了した際、あるいは何らかの進展があった場合には連絡してくれるそうだ。

さて、手ぶらで帰るのもつまらないし、引き続きパンティップ内をブラブラすることにした。
なおこの時のタイ・バーツのレートは1THB = 約3.18円だった。
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時間が早かったこともあるが、閑散とした4F。一部気を吐いている中古マザー・ボード・ショップ等もあったが、
現在のパーツ販売店の主力は3Fに移ってきているようだ。
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Kaveriもいよいよ販売開始。値段は敢えて調べなかったが、
日本とそう違わないはずだ。AM1はまだないようだった。
DDR3-2133メモリも、今では様々なバリエーションが登場している。
RadeonのR7/9シリーズも豊富に売られていた。
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以前買ったD-sub→HDMIケーブルが、どのモニタでも使えなかったので、
改めて違う信号ケーブルを買ってきた。
DVI→HDMIケーブル:190THB
HDMI→HDMIケーブル:250THB
妻が帰省していて不在だったので、我が娘はややふてくされ気味。
私のおかげで妻はいないんだぐらいに考えているのだろう。w)
これが左写真のケーブルを購入した店。
いつもの店がまだ10時そこそこで開いていなかったので、ここで買った。
同じ値段だったので良かった。
場所は3F、写真のカメラ屋の裏だ。
JIBも映っている。
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今日のコンパニオンは、1Fのプロモーション・エリアで何かするのかと
思ったら、そのままそこに留まっていた。
この辺でちょっと息抜きをしよう。
パンティップ付近のマクドナルドMAPだ。パンティップ・プラザは写真右で、
左に見えている陸橋を渡った側の先、水色の矢印の地点に1軒ある。
こちらはトンロー方面に帰る身としては同じ方向なので便利だ。
同じビルの手前にはスターバックスもある。そしてパンティップと同じ側、
赤い矢印の陸橋の向こうにも1軒あるのだが、
こちらはラチャダムリ通り(Central World等がある通り)から
入ってくる側であり、滅茶苦茶混んでいる。
そんなこんなで、この日は13時になる前に帰ってきた。


ところで14-n201AXを修理に出している間、acer Aspire V5-122Pを引っ張り出して使っており、
Adobe Photoshop Creative Cloudはアンインストールしてあったのだが、
だいぶ操作感が改善していた。
どうも、AdobeのCreative Cloudが常駐してリソースを食っていた可能性がある。


その後の経過

4/27 とりあえずJIBに連絡してみた。預けた時点の話し合いで、
    何だか1週間くらいJIBの中に置き去りになっていそうで心配だったのだ。
    こういうものは事前に1ヶ月と言われていても、逐次連絡を入れることで
    相手が忘れることを防ぎ、注意を促す効果があるのだ。

    受付のお兄ちゃんは早口のタイ語で応対になかなか苦労したが、
    クレーム申請控えのクレーム番号では検索できなかったものの、
    私の電話番号の控えから簡単に状況が出てきた模様。
    それによると、まだなんら返事はもらえていないそうだが、ともかくhpには送ってあるとのことで安心した。
    また来週にでも連絡する必要があるだろう。

    JIB COMPUTERというのは、タイでは大きなショップの部類に入るので、
    さすがに日本のショップのような特急対応は無理だが、
    おおむね任せておいてもそんなに変なことにはならないので大丈夫だ。


5/4 2週間経ったところで再度電話してみた。今度の応対してくれた係員もまた要領を得ない奴で、
   後ろで誰かにしきりに回答を求めていた。だったらそいつと代われよ・・・という話なのだが、
   クレーム番号を伝えるのにも10回くらい言い直さないと通じない始末。
   数字の発音だけでこんなに苦労したのは初めてだ。
   さらに、その場では分からないので調べて折り返すとのこと。
   
   ・・・15分ほどして、電話は掛かってきた。
   そして奴が言うには、修理はまだ終わっておらず全部で1ヶ月くらい掛かるとのこと。
   1ヶ月という言葉を免罪符のように振りかざした。
   電話の向こうで奴が「無罪」と書かれた旗を振り回しているのが目に見えるようだった。


5/11 3回目の確認である。今回も、伝票番号を告げる際に何度も言い直した。
    しかも、番号をおっしゃってくださいというので、「じゃあ言うよ?」「はいどうぞ」
    と言ってから「ちょっと待ってください」と紙と書くものをを探している始末。

    やっと話が通じたかと思いきや、
    「お客様のマシンはまだ戻ってきていません」
    「で、いつ戻ってくるの?」
    「1ヶ月後です」
    「1ヶ月後というのは何月何日なの?」
    「あー、恐らく今月中かと」
    (事前に自社内で内容を確認しているらしき様子は汲み取れた)
    hpのタイ国内に於けるサポート番号など、冒頭に書いたようにこちらでも調べられるのだが、
    私は念のためにこう訊いた。
    「じゃあさ、おたくが連絡を取っているhpの窓口番号を教えよ」
    「あー、それは一旦JIBのセンターを通してからではないと分からないので、
     まずはそちらにご連絡ください」

    というわけで私は2つの電話番号を手にした。
    さっそく電話してみたが、そのうち一つは「設備を起動していません」
    もう一つは留守番電話になっていた。何回か試したが結果は同じ。
    実は、クレーム依頼書に書かれた電話番号も3つ(固定電話の番号が一つ、残りの2つは携帯電話)あって、
    いつもそのうちのどれか一つしか繋がらないのだ(ちなみに固定電話の番号はいつも繋がらない)。
    センターに電話が繋がらないのに、彼らがどこに確認してまだ修理中だとか
    1ヶ月掛かるだとか言っているのか分からない。

    私はこれはもう付き合いきれん、と幸い翌月曜日は平日にもかかわらず
    我が社は休日だったので、hpのwebsiteに記載のサポート番号に電話してみた。


5/12 hpのサポート総合窓口に電話すると、やたら丁寧な男性係員が辛抱強く私の下手なタイ語を聞いてくれた。
    2回ほど別の人間に繰り返して説明した。
    JIBに話した内容と言いたいことは同じだが、hpに対しては預けたのはJIBなのだが、
    連中に訊いても分からないのでおたくに訊いている、という点を強調した。
    先方から再度電話を掛け直すという。

    30分ほどすると、約束通り電話が掛かってきた。今度は女性だった。
    先ほどと同じ説明を繰り返したところ、「そういうことであれば、こちらは窓口違いです」
    そして違う番号に電話しろと新しい電話番号を寄越した。
    何が言いたいのか分からなかった。電話をたらい回ししているのはそっちだろう。
    さらに、貰った電話番号は最初に掛けたサポート番号と同じだった。

    無駄と知りつつ電話を掛けたところ、1回目はお決まりの音声案内の後、電話が切れた。
    番号案内に従ってサービス番号を押した後、明らかに切られたという感じである。
    気を取り直して掛け直したところ、最初に電話に出た男と同じ声と聞き取れる人物が電話口に出た。
    私は要求を言った。
    相手は、要約すると「そのようなお問い合わせは、JIBにお願いします」
    というようなことを言っている。しかも、かなり憤っているような声音だった。

    私は戸惑った。何なんだ彼は?
    なるほど、代理店を通して話をしている場合、メーカーにユーザーが直接話をしても通じないことが多い。
    そう言われることは予想していた。商流として、筋を通してくれと言いたいのだろう。
    しかし問題は、
    @こいつは私の質問に答えていない。
     私が聞きたいのは修理が済んでいるのかどうかの他に、
     修理が済んでいるのかどうか調べられるのかどうかである。
    A連絡先の問題は最初からそう言え、時間の無駄だ
    BAが最初に判断できなかったのなら、言い訳の前にごめんなさいくらい言え

    上記内容を告げたところ、
    @はすみません、分かりませんとのこと
    ABはごめんなさいとのこと
    
    というわけで今回はhpの係員を無罪放免してやった。
    ちなみにこのあとまたJIBに電話してみたが、不通のままだった。    

    修理に1カ月掛かるというのは預かる前に言ってある。
    その理屈は分かる。
    しかし、預かってから既に3週間、現況を教えるくらいのことをしても良いのではないか?
    こちらとしては、1カ月待った挙句に実はまだ何もしていませんでした、を心配しているのであって、
    元々そのために毎週確認の電話をしているのだ。
    何しろ、JIBが何を言おうが、こちらはhpが本当に修理に取り掛かっているのかどうか、何も分からないのだ。
    
    ところが、面白いことに、こういうことは日本人でまともな人間であれば、恐らく誰でも分かると思うのだが、
    相手がタイ人になると、まあ中国人もそうだと思うのだが、
    物販業であろうと、製造業であろうと、からきし通じないのである。
    心底理解しかねる、といった様子で、首をふりふり時間を稼ごうとするケースが殆どである。
    
    客相手の商売というのを全く分かっていない。
    これが、常識が異なるので通じない、という話なのだろう。
    彼らに言わせれば、胃が痛くなるとでもいうのかもしれない。

    タイ人は責任感に於いて日本人には遥かに及ばないので、
    彼らに何かをやらせるときには、相手が任せられる人間なのかどうか
    見極めることが絶対に必要なのだが、その点に関してこいつらは完全に失格だった。
    特にhpの電話に出た奴はどうしようもなかった。

    まるで友人宅に電話して、電話に出た7歳児(小学校1年生)に
    「ごめんね、パパかママいる?」と訊いているのだが、
    最終的に「あのね、パパとママはね、今 いないの」という返答を聞くまでに、
    30分位掛かって「キリンさんが好きです。でもゾウさんの方がもっと好きです」
    という話を聞いているような感じだった。

    もちろん、タイ人でもまともな人間はいるので、これが全てタイの国風、風潮と決めつけるのは良くない。


タイなんかでは、これはクレーム対応としてはスタンダードレベルである。
他所のメーカー製のものを買っても、同じこと。
JIBみたいな店で買えば、店としてサポート窓口を持っているのでまだ良いが、
ASUSもACERもMSIもタイ国内のサポート窓口としては、変な場所で平日対応しかしていないので、
購入前にその辺は確かめた方が良いかもしれない。

またタイに於けるhpのサポート窓口を評価すると、最低だ。
簡単な回答を聞くだけのために、これだけ回りくどいことをして客の時間を無駄遣いしたのだ。
最低の点数を付けざるを得ないだろう。

*次回に続く

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