■2014年9月6日:お帰りAthlon!のはずが・・・
Lian Liのアルミ/キューブ・ケース、PC-V352 Rを購入し(その模様はこちら)、
翌日早速メイン・マシンの中身を丸ごと移すべく作業を開始した。
PC-V352はPC-V351の後継モデルだ(と思う)。
GIGABYTE GA-F2A88XM-D3H。SATAケーブルが2本付属するが ステッカーはついていない。ところで「SATA」をパンティップの店員等は 「シリアルエーティーエー」と言わずに「サター」と発音するので 面喰ってしまった。 |
こちら、Athlon X4 760K。カッコいいメタリックのステッカーが付属する。 |
犬のベッドと化したケース正面。例によってタオルが無いと飛び降りてしまうが、タオルがあると落ち着くようだ。 | |
付属品 | |
本体右側面、接続端子。オーディオジャックの他にUSB 3.0x2、一番上は eSATA。USB 3.0用の拡張端子を持つマザーを買っておいて良かった。 SDカードはマザー上にコネクタを挿し込むポートが見つからなかったので 使用不能だ。まあ人のだから良いかw この端子はUEFIの BIOS画面以降は、Windowsをインストールするまで使えなかった。 |
側面のパネルを止めるビスは、 一旦パネルを外してしまうと位置出しに苦労する。 ワイン・レッドの塗装は剥げると下地のアルミが見えてしまうので注意。 |
左側面のパネルを外したところ。 | Radeon R9-270Xとサイズ合わせをする。うむ、丁度良いではないか。 |
底面パネルを外したところ、背面内側にクーラーの電源取りが。 凝った仕掛けだ。 |
マザーボードを敷いたところ。 |
設置したパーツを抱えて出前よろしくご満悦の私。 | マザーやら何やらを先に組み立ててから、ケース本体を見つめる。 ・・・コレ、何かおかしくないか? |
ケース右側面。左は電源ポート。その奥がHDDの住処で、右側は5"ベイ。 これ、5"デバイスのケーブルはどこに回せばいいんだ? ここでだいぶ悩んだ。 |
天板裏側を見つめてみると、ネジで止まっているのかと思いきや、 ストッパーになっているだけで、締まってはいない。 |
反対側にひっくり返すと、親指の位置に何やらビスが。 この3.5"/5"共用カバーは金具が邪魔なので外してしまった。 ダミーのカバーは左右共通だ。 |
ビスを緩めて上に引っ張ると、おっほーう(タイ人風に)、 ベイの固定金具ごと引っこ抜けた。これ全部すっぽり抜けてしまう。 ドライブを取り付けた後、マザーへのケーブルはそのまま下に、 電源ケーブルはUターンさせる感じだ。 こちら側は良いが、向かって左側に光学ドライブ等を取り付けた場合、 中敷に空いているケーブルを通す穴から遠くなるため、 取り付けは難しいだろう。 |
お次はHDDだが、まず、ネジ穴の位置が合わない。 そしてHDDもSATAの電源コネクタがぶつかってしまい、 固定ラックそのものをネジで固定できない (ラックがネジ穴をオーバランしてしまう)。 |
写真右端、ネジ穴がせり出しているのが分かるだろう。 これはネジが締まっていないことを示すためにわざとズラしたものだが、 とにかく固定ラックのネジは締められない。 |
今度は5"ベイを塞ぐダミーのカバーをケーブルが邪魔している。 これはまあ、ケーブルを上に逃がすだけで済んだが・・・ |
極めつけはこれだ。ビデオ・カードがケースの中敷にぶつかって入らない。 これを入れるのは不可能だ。 試しにSound Blaster X-Fiを入れてみることにした。 |
イラッ -_-)# (入る) | 両カードのサイズを比べると、なるほど、Radeon R9-270Xは若干背が高い。 |
今度はRadeon HD 7850やRadeon HD 6870を持ってきて入れてみると、 7850は天面をやや擦るものの何とか入り、6870に於いては少し 余裕をもって入った。が、6ピン外部電源ケーブルが入らない。 挿せはするものの、コネクタ部がぶつかって入らない。 まして、この状態でこの部分に電源など入らない。絶対に入らない。 これを業界用語で「設計ミス」と言う。PC-V351Aは ここが1階と2階に分かれておらず、解放されていたので入ったのだ。 |
何が280mmだと言いたい。 高さも書いとけ。 |
さて困った。ビデオ・カードが使えないとなったので、価格重視でIGPを持たないAthlonを買ってきたのが仇となった。
やはりこの手のケースはAPU専用ということか。
出来ることの選択肢を検討した。
@別のケースを買ってくる
AAM3+のMicro ATXのマザーを買って来て、2ndマシンのPhenom IIを持ってくる
BAthlonを売り飛ばしてAPUを買ってくる
CいっそA10-6800Kか7850Kでも買ってメイン・マシンにするか。
何よりせっかく買ったマザーを売り飛ばすのは勿体ない。
これらをそれぞれ吟味してみた。
@はそもそもケースが余ってしまう。
Aだが、現在販売されているAM3+のMicro ATXマザーは
ASROCK 960GM-VGS3 FXとGIGABYTE GA-78LMT-S2があるが、
どちらもDVIポートを装備しておらず、EIZOのS2411Wと一緒に売る上に於いて不安が残る。
ビデオカードを差せばいいというが、そもそもビデオカードが挿さらないので今困っている。
Bこの選択肢が最も現実的なような気がしてきた。Athlon X4 760Kを売れば
半額でも1,500THB程度にはなるだろう。一番安いAPUはその位の値段で売っている。
Cビデオ・カードが使えないので、メイン・マシンの代替にはならない。どんどん出費が増えるだけだ。
というわけでケースやマザーを購入した翌日の8/10、私は再度パンティップに向かうのであった。
PC-V352に入れたメイン・マシンのパーツは、また外してメイン・マシンに戻した。
その過程で、組み直しただけなのだがメイン・マシンでもHDMIでCX271と接続できるようになった。
これは怪我の功名だろう。
続く
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