■2014年8月11日:EIZO (NANAO) ColorEdge CX271 Review
レビューと言うほどのことは書いていないのであしからず。
現在セカンド・モニタとして使っているNANAOのS2411Wが、
アナログ側がもう写ったり写らなかったりするようになってしまっており、
ブーツを個人輸入したばかりだったが購入に踏み切った。
以前SX2762W-HXBKを買ったときと同じくe-tokkaに注文し、EMSでタイまで発送してもらった。
費用は
販売価格 \132,200
送料 \14,200
計 \146,400
だった。
7/9に申し込みし、
7/10に銀行振り込み、
7/11に先方にて入金確認してもらって、
7/14に発送、
7/18には入手していた。
スピード対応に感謝感激である。
前回と同様、郵便局に取りに行くことになるのは分かっていたので、
妻の義兄さんに仕事を休んで取りに行ってくれるように頼んだ。
彼らの雇い主には私の結婚式@Aにも来てもらったりしているような関係なので、
普通に「日本人の妹婿のためにひと肌脱いでやるんだ」と
言って休暇を取ってくれたらしい。
もちろんお礼はするし、お義兄さん夫婦も受けてくれるとのこと。
ここでタイに於ける課税商品の輸入に関して述べておこう。
課税される品物は、EMSでもDHL等の国際宅急便でも、直接個人宅に配送されることはない。
関税の支払いが発生するからだ。
まず電気製品に関しては関税が掛かる。タイでも売ってるじゃん、と言っても無駄である。
法律には勝てない。
電気製品は同じものでも国によって商品名が変わったり仕様が変わったりするが、
これは国によって要求が違ったり法律が違ったりするからだ
(例えばWiFiや車のスマートキーの電波は国毎に仕様や要求が異なるため)。
つまり、余所の国で買ったノートPCのWiFi機能を、他国で使用するのは法律違反である。
但し、飛行機などにも手荷物として持ち込むことが可能なように、犯罪に使用するのでもなければ、
どこの国でも個人用途で使う限りはそれほど目くじらを立てて取り締まることもない。
麻薬捜査などもっと他に大事なことに資源を割かなければならないからだ。
その他にも、先日はブーツに課税されたが、この国で売っていないものには課税される可能性がある。
私もプロではないので、詳しくはこの国の貿易品目や禁制品などを調べてみないと分からないが、ざっとそんなところである。
あとは、係員の機嫌で、その日虫の居所が悪かったりして、今まで平気だったものが突然税関で止められたりする。
そして、送る時、送る国の人達は、配達先の国で関税が掛かるのかどうかは分からない。
それはそうだ。関係がない。
だから、お国に着いた時、関税が掛かるかどうか分かりませんけど良いですか?
となる。
ちなみに、タイ語で税金はパーシー、税関はスンラカー コーン
パーシー スンラカー コーンで「関税」となる。
配達の順序は、
最初に「お宅の荷物が郵便局に届いているのでどこそこに取りに行ってちょ」という通知が配達される。
この段階で、EMSの追跡画面は終わりである。
またこの時点では関税の額が分からないことがある。
次に、通知に記載の住所の施設まで品物を取りに行き、関税を支払わなければならない。
この施設というのが、その都度違う。
ここで初めて関税の額が分かる場合があり、支払いを拒否しても良い。
ただし、拒否した場合に品物を受け取れるわけではなく、どうなるのかは不明である。
これは日本のEMSの追跡画面。 16日にご不在のため持ち帰り、となっており妻は 出掛けるとは言っていなかったので電話すると、 大音量で「何処にも出掛けてないわよ!」と 言われた。 |
こちらはタイの英語版のEMS追跡画面。 じつにこざっぱりしている。 |
同じくタイのEMSのタイ語版の追跡画面。 これまた違うことが書いてある。 なおここに掲載した画像は全て7/22、 つまり品物を入手数日後のものだ。 |
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私の住むアパートにはオフィスがあり、荷物は通常そこに配達される。 だからこの日もまた居留守を使われたと考えたのだが、 妻が郵便局に電話して訊いてくれ、荷物はまだラックシーという郵便局(本局)にあるという。 無茶苦茶だ。日本のEMSの追跡も、先走るんじゃねえよ、というところである。 妻が電話で頼んでくれて、通知は翌17日には届き、その次の18日には取りに行ってくれるという。 |
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ところが届いた通知に記載の住所は ラックシーの郵便局とは違うところだった。 ブーツの時と違って課税額が書かれていない。 |
こちらが通知の裏面。受取人と受取代理人の住所・氏名を書く欄があり、 ここは分からなかったら当日書いても良いし、場合によっては係員が 面倒くさいから向こうで書く、と言って引き取ってくれる場合もあるそうだ。 本人の氏名は紙面中央のサイン欄にサインをしておけばOKだ (それは必須)。 |
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これが郵便局の税関のおおまかな地図だ。 バンコク市内からだとかなり距離がある。 我が家のプリンターはCanonのiX4000というプリンタなので、A3で印刷した。 |
こちらは目的地周辺の詳細地図。左上の□をしたところがラックシーの 本局で、中央下部に□をしたところが今回指定された税関。 なお引き取りの際にはパスポートを持参した方が良い。 |
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妻に施設の写真を撮って来てもらった。 | |||
コンピューターのモニターがこんなに大きいのかと 郵便局員が驚いていたらしい。 |
結局関税は3,337THBだった。なおこの時期のタイバーツは高くて、 1THB = 約3.16円だった。このあと22日には3.20円にまで上がっていた。 お義兄さん夫婦には牛角でごちそうさせてもらった。 |
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到着したCX271。我が娘は箱の上に乗せられて最初嫌がったが、 タオルを敷いてやるととたんに嬉しそうな顔になった。即席のベッドだ。 開梱したばかりのCX271は歯医者の匂いがした。消毒の薬剤だろう。 |
CX271の入出力端子部。EIZOの新型の27"にはFlexScanもあるが、 入力端子が2系統しかない。コンピューターが3台あるので、どうしても 3系統欲しかった。これでSX2762Wと合わせて、DVIx2,DisplayPortx2, MiniDPx1,HDMIx1と6系統備えていることになる。どれを使うか楽しみだ。 |
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左がSX2762W、右がCX271。 縦にAMD Eyefinityで接続しようとしたが、うまくいかなかった。 モニタを揃えて並べた写真を撮っていないが、面倒くさいのでやめた。 |
横置きした場合、Eyefinityで接続することは出来るのだが、DVDを全画面で 見ることはできなかった(真っ暗になってしまう)。以前にS2411WとSX2762W を繋げると中途半端な比率にも関わらずDVDを画面を跨って見ることは 出来たので、期待していたのだが残念だ。使っている再生ソフトは GOM PLAYERとMedia Player Classic Home Cinemaであり、 他にも試してみれば違うのかもしれないが、面倒くさいので未調査である。 |
CX271にはガンマ調整はAdobe RGBがあって良いのだが、
輝度が一定値以下に下げられず眩しすぎるので、カタリストの調整パネルでガンマを下げて使っている。
いずれにしても5120x1440の驚異の解像度は広大な作業エリアだ。
以前のSX2762W(2560x1440)とS2411W(1920x1200)の組み合わせだと、接合部がぎっちょになり
使いにくかったのだが、それがCX271も2560x1440だからシームレスになったのが良い。
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