■2023年9月24日:HOBBY CRAFT F4U-1 "BIRDCAGE" CORSAIR
Diablo IVは予想通り早々に飽きたので、プラモに戻ることにした。
夏も終わりだが、まだプラモは作れるし、翌年に持ち越しても構わなかった。
零戦が作りたかったが、キットがないのでキットがあるものから片づけることにした。
そうすると、ホビークラフトのコルセアである。
当時、コルセアはキットがなく、ホビークラフトの他、
タミヤから登場するという噂があったが、
いつ発売されるのか分からないため、ホビークラフトのキットに飛びついたという人が結構いた。
ダックのオーナーなどはタミヤ待ちだからホビークラフトは仕入れないと言っていて、
私もどこで買ったのか覚えていないが、結局作ったのはタミヤの方が先だった。
だから、なんで同じ機種を2つも・・・という話ではないのである。
どちらも後期型は時が経って発売されたが、Birdcageが最初に登場したからなのだ。
コルセアといえば最近はPCパーツメーカーが有名で、
多くの日本人は海賊という意味だと考えるだろう。
しかし、海賊という英語には色々あり、例えばパイレートも海賊である。
但し、その意味は個人の海賊がパイレートであり、コルセアは公的な海賊となる。
公的な海賊と訊いても日本人には意味不明だろうが、
ヨーロッパにはそういう歴史があった。
西洋文明の発祥が地中海世界であるのは周知の通りで、
それはカエサルがヨーロッパを創設したからだが、
ヨーロッパの宗教がキリスト教にシフトし、古代ローマ亡きあと、
サラセン人(アラブ)は征服の旗印のもと、海に乗り出しキリスト教徒を襲った。
それは、アッラーのご意思に従って行うまでのことだから、
当時のアラブ世界の後援の元、行われていたのだ。
それで、言葉の使い分けがされていたのである。
詳しくは、「ローマ亡き後の地中海世界」を参照されたい。
| 脱線したが、ホビークラフトの キットは30年近く前に買ったもの ゆえ、デカールの状態が心配なので、 まずは確認しておくことにした。 |
このキット、反対側のノーズアートの 向きが不明とのことで、 二つの向きがセットされている。 |
そこで、これ幸い、仕上がりが悪い方の絵をカットして、水に浸けてみた。 8/11、タイに行く前に調べた。 |
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| ハイ、残念でした〜 | 他にもデカールはあったが、 ちょっと寂しかった。 |
というわけで、8/26、今度はタイから帰って来てから、 インターネットで探してみると、あるにはあった。 これなんかは、ホビークラフトのキットと同じものだ。 |
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| 60ドル。\8,800だ。 デカールに9千円はないだろう〜w |
別のところで調べると、こんなのもあった。 元々、バードケージタイプは生産数が少ないから、資料も少ないのだ。 |
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| ところが、注文しようとしたところ、 それは注文できないという。 アホかw |
仕方なく手持ちのスーパースケールの デカールが使えるかどうか調べてみる。 |
うーん、まあ賭けてみてもいいか。 | 次に塗料だ。 キットの取説に記載の塗料は、 明らかに外国のもので 分からないので、 |
| タミヤのキットの取説を 引っ張り出して確認する。 |
ミディアムブルーだけ死んでいたので、 ヨドバシに注文した。 |
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