■2017年12月17日:LAZADAでLumia 540 2号機を購入
実店舗まで見に行っても在庫皆無だったMicrosoft Lumia。
最後の手段としてLAZADAで探してみた。
なおこの時期(11月上旬)のタイ・バーツは、1THB = 約3.40〜3.43円だった。
まずは”Lumia”で検索してみる。結構たくさん出てくるが、 実際に在庫あり表示なのは数列しかなかった。 |
一番めぼしそうな540。だが保証なしになっており、LAZADAユーザーとショップの やり取りでも「新品ですか?」等のやり取りがされていて、怪しい。 532はそもそもスペック(カメラにズームがない)で土俵に上れなかった。 |
こちらも540。私が買った時と同様、保護フィルムとケースその他のセットだが、 販売者はベトナム人(ECサイトあり)みたいなので敬遠した。 |
これも540で、上と同じ店で保証もあるのだが、オレンジしかないもよう。 (白を選ぶと在庫なしになる) |
今度は640XLに目を付けた。 | (サパープ、もしくはスパープ。状態のこと)のところに、新品との記述が。 サイトリンクを確認すると、ちゃんとECサイトもあった。 |
というわけで640XLを選ぶ。 | 住所等を入力。 |
次に保存するのを忘れてしまったので540での画像になるが、支払い方法を選択。 | 処理完了。 |
こちらは購入直後の追跡画面。なんかすぐ届くらしい。 | ところが次の日、メールでクレジットカードがブロックされ、 購入手続きに進めなかったとの連絡が。 また別途、申し込めば代引き等への変更も可能とのこと。 |
というわけで申し込みフォームから代引きに振り替えてちょ、 との申請を行う。 |
しかしさらに翌日、いや実はもうキャンセル処理を掛けてしまったから、 もう一度サイトから注文し直してほしいとの連絡が。 ・・・ |
そこで再度確認すると、4,590THBの640XLはもうなくなっていた。 | 仕方なく4,990THBのものを選ぶ。 |
黒は在庫なし・・・ お前な。 |
仕方がないので白を選ぶ。 |
これも在庫なし。 あのな・・・ |
さらにその手順の最中、誤って同じものを2個カートに入れてしまったところ、 上のようなメッセージが。 「1個しかありません」 いやいや、1個もないじゃないかよw |
止むを得まい。640XL LTEが6,000THBで表示はあったが、 そこまで出す気は起きないので、Chanの540を試してみることにした。 これも白だが仕方がない。 |
今度は最初から代引きを選択。 次の週のうちに届くらしかった。 |
次の日、追跡画面を確認すると、処理が進行している様子が伺えた。 少なくとも、キャンセルにはなっていないらしいw |
さらにそんなことをしている間に、SMSが届いた。 1,2日で届くらしいとのこと。 |
品物は11/7に配達された。
仕事中に電話がかかってきて(それは仕方がないのだが)
この国は本当に区画整備もどんぶり勘定なので、
私の住むアパートのある路地が分からないという。
いや、あったあったなどという会話の後、
住居はどんな形態?アパートなのかい?
じゃあこれから行くから下に降りて来てくれ、という。
私は今会社で勤務中だからそこにはいない、
妻がいるから受け取れるはずだ、と告げた。
そして、彼女の電話番号を教えるから、連絡してくれといった。
配達人は、いや、あんたが奥さんに連絡して
アパートの入り口まで取りに来るように言え、という。
なんなんだ、この野郎は。
たった今自分がどこにいるのか分からなくて、
私の住むアパートの名前ですら、英語のアルファベットだからおぼつかないくらいではないか。
私はもう一度、あんたは今どこにいるのか、私のアパートに着いたのかと訊いた。
ところが、奴は奥さんに言って取りに来させろを繰り返すだけで、
そんなやりとりを3回くらい行った挙句、電話を切りやがった。
私は腹が立ったので、最初なんだ、そんな品物などいらんわ、と考えたのだが、
少し冷静に可能性を検討してみた。
まず、LAZADAがペナルティなど申告してくる可能性はあるだろうか。
従業員(配送業者なのかどうか知らんが)の態度が悪いのだから、
これは到底不可能だろう。
しかし、その配達業者が腹立ちまぎれに、アパートの警備に詐欺にあったから
警察を呼べ等と大騒ぎしないとも限らない。
そうなったら面倒だ。
私は急ぎ妻にとりあえずメールを送った。
彼女からは即答があった。今受け取ったわよ、と。
当然だが妻には事前に買い物のことは告げてあって、伝票も渡しておいたのだ。
彼女が言うには、アパートの部屋まで届けに来たそうである。
ざまあみろw
本当にタイ人というやつは、黙ってやればいいのにだらしない奴らだ。
真に男らしくない。
包装箱。 | それを開けたところ。 | ラバーケースは既に 包装が壊れているw |
化粧箱の裏に保護フィルムが 貼り付けられていた。 |
化粧箱正面。当然だがラバーケースも 今の540とは種類が異なる。 |
付属品一覧。 | バッテリーは535が壊れた時に、 540と同じ型番だったので とっておいたのだが、 ん?同じ型番なのに容量だの 電圧だのが違う・・・? とりあえず、未使用バッテリーは もったいないのでとっておいて、 古いバッテリーを入れた。 |
バッテリーを取りに行って振り返ると、 メルがしきりに お宝の匂いを嗅いでいた。 本人はまずいと感じたらしく、 開き直ってとぼけている図。 |
本体背面。Athlonのステッカーが 白いボディに映える。 |
本体正面。ステッカーを貼った気泡が 入っているが、こんなものは 数日すれば抜けるのでいいのだ。 535のバッテリーは、80%までしか 充電できなかった。w) |
私はLumiaの衰亡はMicrosoftの傲岸によるものと見ている。
安ければいいというものではない。
価格ではAndroid、高級感ではiPhoneに敵わない。
それに対してMicrosoftが打ち出したのは、PCやその他デバイスとの連携である。
(新デザインというのは当然のこと)
それなのに、ブランドにこだわり敷居を下げなかった。
なぜもっと安くしなかったのだろう?
安くしたところでコピーされて終わりだと考えたのだろう。
そこが、Microsoftの傲岸さだ。
その姿勢が販売にも表れたのだ。
この価格で行くのであれば、それでいい。
ただ、もっとばら撒くべきだったのだ。
極端なことをいうと、PCと抱き合わせ販売すればよかったのだ。
あとは、日本みたいにミーハーな国の場合、
携帯電話の販売そのものが囲い込み販売(私はガラパゴスとはこういう意味だと考えていた)
されているので、端末だけ売ればいいわけではなく、大変に不利な部分ではある。
収益が上がらないのは分かるが、そんなものはかなぐり捨てないと、勝負には生き残れない。
Windows Phoneの敗因は、Microsoftがプライドを捨てなかったからだ。
そんなものを指針にしているから、ろくなことにならないのだ。
行動を決める基準は、価値観である。
Androidの開発元であるgoogleを見ればいい。なりふり構わないではないか。
私は嫌いだが、そんなことを抜きに見れば、成果は上げている。
何が必要なのか見間違わなければ、必ず道は開けるのだ。
AMDは、自社のCPUが同業他社製品に劣ることを知っていた。
だから叩き売りした。
何しろ、主力製品が1万円で売られていたのだ。
その結果、採用は減っていたがファンは離れなかった。
AMDは、時の社長が退任したりするなど、企業として堅実かというと怪しかったが、
我々は、AMDが新しい女社長の元、立ち直れると信じていた。
そう信じさせるものがあった。
そして、機が熟して、同事業で再生を果たしたのだ。
Microsoftは、OSやOfficeソフトなど純粋なソフトウェア開発から、
クラウドだの何だの手当たり次第に様々なことに手を付けていて、
パソコン事業から撤退したIBM(同社は元々防衛産業だった)とはまた違って、
ありていに言うと外から見ている我々には、何をしているのかわからない状態である。
Microsoftのみならず事業を整理する企業というのは、
みんなそこに原因がある。
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