■2022年3月8日:タイから日本への出国
2/10。いよいよ出発である。 3時すぎ、すっかり片付いた 部屋を振り返る。 何度も引っ越ししているが、 何もない部屋を振り返るのは いやなものだ。まして、 今回妻は母国からの出国である。 |
誰もいないトンロー通り。 | 目前のブルーのネオンは 空港だが、 全然車が走っていない。 |
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空港前の入り口の液晶表示も、1面が航空会社1社分で、 しかもANAのゲートは空いていたが、ほとんどの入り口は閉まっている。 4時に家を出て、5時ちょっと前に到着。 |
ANAのチェックイン・カウンター。 結構先客はいたが、驚いたことに 日本人はいなかった。 外国人は入国拒否 しているのじゃないのか? |
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チェックインカウンターでは まずPCR検査結果陰性の証明書の 提示要求をされる。 (確認後返却され、コピー不要) 次にマリーを預かってもらう。 道中、エサも水も 与えられないとのこと。 ん?書いてあることと 違うんじゃないか? |
犬の輸送費は写真の チケット・オフィスで払えとのこと。 支払いが済まないと発券されない。 料金はUSD 250もしくはTHB 8,300 実は心配していて、 私のスーツケースが26kg だったのだが、 シカトして積み込まれた。 |
セキュリティ・チェック通過後。 免税店は殆どが閉まっている。 特にブランド品店は全閉鎖だ。 G-SHOCKを売る店は 1店だけあった。 |
相次ぐキャンセル便 |
空港内は恐ろしく寒かった。 日本の気候に合わせて温度を下げているのかと思った。 マリーのケージはこの後、結束帯でロックされ、 それ自体のセキュリティ・チェックに掛けられるのだが、 (重量貨物のエリアに飼い主が持って行かされる) そこの係員に車輪は外せないかといわれたので、ひっくり返さないと外せないと言ってやった。 頭の悪そうな係員は嫌な顔をしていたが、私の知ったことではなかった。 ロックしたのはそっちだ。 ケージはさらにそのあと、ネットで包み込まれていた。 もちろん、マリーはギャースカ喚いていた。 |
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ラウンジも軒並み閉まっており、MIRACLE LOUNGEを使うよう言われた。 セキュリティ・チェックからも、ゲートからもかなり離れている。 |
グッディオ。 飛行機恐怖症の緊張で 味も覚えていない。 |
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いきなりだが機内編に突入。 機内も外国人ばかりで、ビジネス クラスは日本人がいなかった。 空いていて隣のシートも空いていた。 |
コントロール類が集まった一角。 照明の真下の黒く見えている 部分にはUSBポートがあった。 トイレには歯ブラシまであった。 |
飛行機は朝の便で、進行方向に向かって左側の窓が明るく、 右側は暗くしてあった。実はどうでもいいのだが、 CAと口を利く口実に聞いてみた。 予想通り右側は西だから、陽が入ってまぶしいので、 操作して暗くしてあるのだとのこと。 |
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これも奸計のひとつで、 事前予約しておいた機内販売。 ロクシタンのグッズがこれで \4,770 (ANAカード使用)なら 安いと思う。 |
今回も大変チャーミングな CAだった。 もちろん妻のお許しを得て撮影。 写真の彼女はわざわざ 防護グラスまで外してくれた。 普段は装着する規則なのだろう。 |
撮影させてくれた彼女は、 ちょうどアメニティの整理を していたようで、 いくつかどうですか?と 見繕ってくれた。ハンドクリームは 奥様にもどうぞ、とのことで、 さすがよくチェックしている。 |
軽食のメニュー。 実のところwebsiteでチェック済み だったが、一風堂のラーメンとな。 例のCAにもそれを勧められたが、 実はあまり好みではないのだと 断って、フォッカッチャを選んだ。 |
離陸後すぐ配膳される朝食。 左の包みの中に御飯が入っている。 機内食を完食したのは久しぶりだ。 はっきりいって飛行機恐怖症に なる前以来だろう。 |
コーヒーもANAのは好みの味で、 2杯目はチョコレートまでくれた。 計3杯いただいた。 |
これがチキン・フォッカッチャ。 うまくて、妻の残りまで 食べてしまった。 既に友達化しているCAから 味はどうかと訊かれたので、 その旨伝えたところ、 たいそう喜んでいた。 |
こちらはおつまみ。 頼まないとくれないので注意。 |
さてそんなこんなでカーゴに搭載されたマリーのことを想いながら乗った
バンコク発成田便だったが、CAの的確な心配りで相当リラックスできた。
寝る間も惜しんで楽しませてもらった。
多分、次回また別の便に乗れば再発の可能性はあるが、
今回飛行機恐怖症を克服したと思う。
着陸が近づくと、降雪の可能性があり、揺れるかもしれないとCAが教えてくれ、
実際着陸直前はかなり揺れたが、全然怖くなかった。
平気な人にはまったくどうでもいいことだろうが、
このことは、すごいことだと思う。
一種のセラピーだ。
着陸後、降機の際降りる順番を指名されたので、
どこまでVIPなのかと思ったら、
外国人たちは成田で降りないで乗り継ぎだったのだ。
(この機からは降りるが成田で入国はしないので、処理が異なる)
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