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■2022年2月27日:タイから日本への犬の輸出申請

帰国の準備もラストスパートに入った。
帰国日は2/10である。

日付 内容 費用(THB)
2/8
マリー輸出申請

運転手は約束通り8:00に来た。
で、乗り込むなり彼は訊いた。
10日の話だが、あんたを4:00に迎えに来て空港に送った後、
自分はどうすればいいのか?
私は会社に行って、夕方の帰宅便に備えろと言ってやった。
すると彼は、いや自分は上司には他の誰かの通勤の迎えに行けと
言われているのだが、という。

またきたよ、これだ。
私はそんなことは知らないし、私はあんたの上司には
あんたは私を送った後、他の人間を迎えには行けないし、
日本人の他の通勤者にも伝達済だと言ってやった。

それでも通じていないようなので、私は車中から彼の上司(女)に
電話してやった。昨日の相手だ。
すると、相手もうんざりしたようにその通りです、と言った。
それを運転手に伝えたところで、運転手にその上司から電話がかかってきた。

そして、また私を空港に送ったら、他の人間の朝の通勤の迎え
に行けと言っているらしい。
バカだろこいつら。
なぜ指示に従わない?
こちらは、昨日今日の話ではない、ずいぶん前から根回ししているのだ。
会社の許可も取ってある。

運転手が困惑顔でどうしましょうかと訊くので、
私は知るかと言ってやった。
何でも、相手は運転手に私を送って戻ってきたら、
他の人間を迎えに行くのに間に合わないのか!?と言っているらしい。
そう言っているのは私にも電話越しに聞こえた。

間に合うかどうかと訊かれれば、知るか、というところだ。
間に合うかもしれないし、間に合わないかもしれない。
混んだらアウトだし、そうしたら、乗る人間になんというのだ?
「旦那、間に合わないですぜ」とでも?
そういうことがあるから、私は事前に車を借りる、と言っているのだ。
そもそも、運転手を自分の都合で休ませて乗客は他の車に
乗り合わさせることだってあるではないか?
意味が分からなかった。
いや、意味のない人間に意味を求めることが無意味なのかもしれない。

こちらは日本人の上司・同僚には伝達済みだ。
当日大混乱が予想されるが、私の知ったことではない。

私は放置しておくことにした。
指示に従わないのは相手の方だ。


さて、検疫所には9:00前に着いた。
守衛の女性は超美人だったが、助手席側からは手が届かず、
握手できなかった。

現場はごった返しており、代行業者もいっぱいいた。
彼らは、どんどん禁断の事務所内に入って行って、
親しげに職員とやり取りしていた。

さほど待たされずに呼び出され、まずはワクチン証明書の1ページ目か何かに、
マイクロチップのバーコードステッカーが貼ってあって、
そのページのコピーを求められたが、ないと答えると
5バーツ払ってコピーさせろというので、言われる通りにした。

そして、さらに難癖をつけてきた。
私は日本の動物検疫所に相談の上、既に狂犬病の予防接種済みの
ところでマイクロチップの装着をしたので、追加の予防接種と
マイクロチップの装着日が同日の、いわゆる”1回型”で
手続きを進めていたのだが、
ここの担当者はそんなことは知らん、というのだ。

何言ってんだおめ、なんのために去年書類持って
見せに来たと思ってんだ?
おみゃーさんだってOKだと言ったじゃないか?と言ったのだが、
相手は同じ人間で、顔は良いのだが、何を言っても駄目だった。
妻がいるので「きれいですね〜」と言って
おだてられなかったからに違いない。

それで、どうすればいいのかと訊けば、
日本の動物検疫所がそれでいいと言っているのであれば、
その内容で英文のE-mailをもらってくれという。

日本の方こそ、フォーマットを用意しているのだから、
そんなことに応じてくれるとは思えなかったが、
私は絶望には無縁の男だ。すぐ日本の検疫所に電話して聞いてみた。

日本の方は、そんなに何人も申請者がいるわけでないのだろう、
名前を告げただけですぐに通じて、
進捗はどうですか、ぐらいの勢いだったので、
さっそく状況を伝えると、快く了承してくれた。
何ででしょうねえ、というので、そういう方式に馴染みがないみたいですよ、
と穏便に言っておいた。

まったく、PCを持ってきてよかった。
IT機器が大活躍だ。
この分では、タイの検疫所で書類の訂正など、
絶対にしてくれないものと確信した。

この間にマリーは検査を受けていた。
嫁さんは何を思ったのか席を移動しており、
私たちの間に他の客が割り込んできていた。
彼女はこっちに寄りなさいよ、というのだが、
無理だろう・・・席数が足りねぇし。

暑い日だったが蚊がいた。

日本の検疫所は1時間かそこいらで見事な英文のメールを作成してくれた。
そこで、PCを持って行って見せると、先ほどとは別の女性が、
は?私たちの方にメールを送ってくれたのですか?と言う。
私は はあ?あんた、内容も確認しないで言っているのか?と逆襲した。
相手はしぶしぶ私のPCの画面を眺めるふりをして、
いいからそれを送ってくれと言った。

それで、その通りにしてやって、しばらく待っていると、
証明書類はOKだから、外で待っておれと言われた。
呼んでくれるのか?と訊くと、そうだとのことだった。

11時になっても呼ばれないので見に行くと、
それまでとは違うブタみたいな女が、2時間掛かるという。
はあ?先に言えよ・・・

何でそんなに掛かるんだよ、と詰ると、順番通りにやっていて、今は11番だという。
私は5番だぞ?と訊くと、
承知している、だから13時になると言っている、とのことだった。

私が施設内に飯屋はあるのか?と訊くと、
出て左に進むと、セブンイレブンとフードコートがあるとのことだった。
14番付近とのこと。


妻が言うには、12時台は昼休みなのだろうとのことだった。
私は運転手も呼んで飯を食いに行くことにした。
運転手も、用事が済まないと施設から出られないと困っていた。


12時過ぎに戻ると、予想通り係員は飯を食っていて、
金魚みたいな魚を運んでいる業者もいた。
午後はもう全然客はいなかった。
ただ、代行の連中はまだ何人か残っていた。

男性係員が外に出てきて何番ですかと尋ねるので番号を告げると、
書類は出来ていますと言って、持ってきてくれた。
手数料は260バーツだという。

何だよ、高いじゃないか・・・

それを受け取ってから、日本の検疫所にFORM ACをメールで送って、
さらに電話すると、メールは届いているから少々お待ちくださいとのことだった。
40分ほどで返信が来た。以下がその内容である。


Subject: <2月10日着>動物検疫所より
Date: Tue, 08 Feb 2022 15:04:29 +0900
From: "成田支所旅具第1課" <aqs.nrtr1@maff.go.jp>
To:


 
裏書取得後の書類を確認させていただきました。
内容に問題はございませんでした。
 
日本ご帰国時には、以下の書類を忘れずにお持ち下さい。
●輸入検査申請書
●Form AC(原本)
●狂犬病抗体検査証明書(原本)
 
「届出受理書」は、輸出国での手続きや航空会社等の搭乗手続きの際に提示を求められること 
 がありますので、印刷したもの、または、電子ファイルを大切に保管してください。 
 
【重要】
***********************************************************************
日本到着後、税関検査前に必ず動物検疫カウンターにお越しください。
 
動物検疫カウンターは、手荷物受け取りフロアのターンテーブル番号
A1(北ウイング)またはB1(南ウイング)付近に設置されています。
当日、お手続きの所要時間は1時間程度です。
 
もし、ご本人様以外の方が連れてくる場合には、成田空港到着後、
税関検査前に動物検疫カウンタ−にお越しいただくよう、必ずお伝え下さい。
***********************************************************************
 
それでは、ご到着をお待ちしております。
お気をつけてお越しください。

検疫所を出たのは13時過ぎだった。
汗だくになっていた。
守衛のところで駐車料金を40バーツ取られた。
私たちは4時間半いたらしい。

帰り道は空いていて、ジャスト14時くらいに家に着いた。

手数料
260
駐車料金
40
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スワンナプーム国際空港の直前エリア。
不景気で看板にまったく広告がない。
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空港内エリア。人出もない。
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税関エリアに入った。 こちらが入り口方向。
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鞄の中のマリー。 待合室からの眺め。
航空機が見える
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14番の所に来たが、
飯屋などなにもなかった。
どうもここではないようだ。
もっと先の方に行くと、
あった!セブンイレブンだ!
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セブンイレブンの先に、
フードコートがあった。
フードコート内。
飯屋は1件しか開いていなかったが、
カフェもあった。
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グッディオ。
THB 40。
付近にサーラー(東屋)があって、
フードコートは犬は入場禁止だから、
気のいい運転手が留守番して
くれると言って、交代で食事をした。
もちろん、運転手にはごちそうした。
コーヒーは65バーツ。
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日本の動物検疫所が書いてくれたメール
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これは領収書
こんなことをやっているから、
2時間掛かるのである。
これがFORM AC。
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こちらは、タイの空港にて出国時に必要な書類とのこと。
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帰り道、いつものトンロー動物病院に向かうのと逆方向から帰ってきた。
写真は踏切付近にて、ミニオンが磔にされているのを発見。
タイ人はこういうジョークが好きだ。
帰宅後、私がこういうことをやっている間に、
妻が病院に行ってPCR検査結果をもらってきてくれた。

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