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■2017年12月21日:TOTAL WAR ATTILA (TWA) (110) 東方の神の国(ササン朝ペルシャ編)

ペルシャというのは今のイラン・イラク地方だが、ペルシャという名の王朝・国家は存在しない。
そもそもラテン語でこの辺の地域のことをそう呼んだことに由来するらしい。

ペルシャの王朝として有名なのは、俗にいうペルシャ帝国として
アレクサンダー大王に滅ぼされたアケメネス朝で、
その後のヘレニズム期を経てこの地方を支配したのがパルティアだ。

パルティアのことをその氏族名でアルサケス朝と呼ぶ向きもあるが、
500年を経てパルティアが衰退した後、台頭したのがササン朝だ。


ササン朝は400年ちょっとで滅びるが、シャープール1世のとき
ローマ皇帝ヴァレリアヌスを捕囚にするなど、決して弱くはなかった。
宗教としては古代では当たり前の多神教であるゾロアスター教を過去の王朝から引き継いでいた。

このゾロアスター教というのが、いわゆる終末論を持ち、
善の主神アフラ・マズダと悪神アンラ・マンユが争いを繰り広げている、というドラマティックな世界観の宗教だ。
多神教で神々が2派に分かれて対立している図は他にもあるが、
元々人間が生み出した宗教なのに、神々同士にも戦わせるというのはふてぶてしい気もするが、
ゲームでは宗教はあまり前面に出てこないので深く考えなくても大丈夫だ。

そもそもたかがゲームなのに深く考えるということ自体どうかしているのだが、
それはさておきこのササン朝を滅ぼしたのが例のイスラム帝国だ。
今まで片方のローマ帝国と、砂漠のちっぽけな国と、2つのゲルマン民族をプレイしてきたので、
今度は東方の雄を試してみることにした。


スタートページはこちらを参照

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開始時の資金は随一の
12,000円だ。
王朝の系図。中年のおっさんが
王様だ。この画面では暗殺ボタンが
表示されているが、もっと若い奴に
こいつを殺させたりすることも
できる。もちろん無意味だが。
現国王はバハラーム。
日本ではササン朝の始祖は
アルダシールとされる向きが
多いが、何しろ古代なので
異説は数ある。
現時点での勢力図。
ササン朝はゲームスタート時点で
10都市領有している。
保有する軍団は4個。


例によって徴兵機能のある施設をまとめた。

都市機能 槍兵を徴集
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大都市の街 市町村の街
大都市
工場
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投石器を生産
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兵舎
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市町村
兵舎
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市町村の兵舎で徴集されるユニットは、大都市のものに全て劣るので、できれば使用しない方が良い。


研究開発(軍事)
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兵科紹介(騎兵はこちらを参照)
矛兵
歩兵
Immortals Elite Immortals Elite Dailamite Infantry Sogdian Warriors
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Immortals、つまり不死隊
装備するまでの敷井は高いが、
装甲70越えの変態。
ササン朝にはパイク兵がないが、
道理で不要なわけだ。
歩兵もあまり強くはないが、 ダイラマイトに対して
優っているのは命中くらいのもの
なので、思い切ってダイラマイトに
一本化した方が良い。


TWAにおけるササン朝の経済システム
都市
区分
施設 収入 食糧 治安 衛生度 成長度 宗教
対立
徴兵できる兵の系統(重要なものを赤字で表記した)


矛兵:Persian Levy->Armenian Spears
宗教施設 プリーストの徴集
宗教施設 プリーストの徴集
産業施設
広場
スパイの徴集

チャンピオンの徴集
軍事工場 投石器:Onager
     Large Onager->Sassanid Large Onager
浄水場
厩舎 槍騎兵:Persian Cataphracts->Savaran Cataphracts->Grivpanvar Cataphracts
槍騎兵:Pushtighban Cataphracts->Gyan-Avspar 足が遅いカス
弓騎兵:Persian Mounted Bowmen
弓騎兵:Zhayedan Immortal Cavalry
弩騎兵:Savaran Cavalry->Elite Savaran Cavalry
騎兵:Persian Mounted Warriors->Camel Clibanarii
戦象:Indian Elephants
戦象:Armoured Indian Elephants
兵舎 弓兵:Persian Bows->Persian Bowmen->Kurdish Archers
弓兵:Royal Persian Archers
歩兵:Dailamite Warriors->Elite Dailamite Infantry
投槍兵:Persian Skirmishers->Kurdish Javelinmen
擲弾兵:Naft Throwers
矛兵:Immortals->Elite Immortals


矛兵:Persian Levy->Armenian Spears
宗教施設 ランクWでプリースト徴集可能
浄水場
兵舎 槍兵:Paighan Band
騎兵:Persian Scouts->Lakhmid Scouts
歩兵:Persian Brigade->Sogdian Warriors
投石兵:Persian Hurlers->Armenian Slingers
騎兵:Persian Camel Raiders->Sogdian Camel Raiders
弓騎兵:Persian Camel Archers
産業施設
広場
都市
区分
施設 収入 食糧 治安 衛生度 成長度 宗教
対立
徴兵できる兵の系統(重要なものを赤字で表記した)

これを見ると、軍事施設に関しては大都市に集約できそうだ。
市町村は街と浄水場と畑で、余ったら産業でもさせておこう。
逆に言うと大都市の施設配分で悩まされそうだ。

ササン朝は槍兵が3系統に分かれており、非常にややこしい。
最終のImmortalsまで、Armenian Spearsに中継ぎをさせる。
但しこいつらは壁を築けないので、布陣には注意が必要だ。
無理に市町村に徴集施設を建てる必要はない。
むしろ兵種は統一した方が、兵站上は有利だ。

象は神輿に弓兵を載せているものの、足が遅いためかえって的になるだけなので、
自己満足にしかならない。対人戦ならジョークのネタになるだろう。


誰かがササン朝はそれほど強くないと書いているが、大きな間違いである。
ササン朝は早くに史実通り、強力な槍騎兵を徴集可能であり、
そいつらをガバーッっと配備して一気に攻め込めば、あっという間に地保を築ける。

というわけで経済システムはどちらかというと東ローマに近いササン朝。
けっこう面倒くさそうだ。

以下他国の経済システム参照
東ローマ 26話
Lakhmids 46話
ヴァンダル族 72話
東ゴート族 94話

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ゲームスタート時点。東端に既に
白糞族が侵入している。
さて、まずは治安向上だ。 治安の悪い県に総督を据える。 この国の勅令にダイレクトに治安
向上に繋がるオプションはない
ので、とりあえずこれだろう。
(汚職低減と
ゾロアスター教の振興)
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成長度UPは副作用が
あるようなのでお勧めできない。
次に町の兵舎を潰す。
これで次ターンにいくらかは
金が返ってくるはずだ。
別の県に攻城兵器の工場の
下ごしらえ。
飢饉のところは畑を収穫率の高い
ものに変える。
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研究開発は槍兵・歩兵の開発を
経路上に置き、
攻城兵器の開発を選ぶ。
で、要らん矛兵と中途半端な
弓騎兵は思い切って捨てる。
そうすることで次ターン以降の
収益が大きく改善する。
元々東ローマに
攻め込むつもりはなかった。
いきなりLakhmids
ヒムヤル王国に宣戦されたので
助けてくれいと
ここで断るとLakhmidsは簡単に
離れて行ってしまうので注意
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パルティアが嫁をくれと言って来た。 支度金をぼったくって
やろうとしたが700が限界。
それでも間をとって600にして
くれとのこと。
交渉成立。このやり取りが面白い
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槍兵の開発が完了し、早速徴集。 そして第5軍団を新編し
西方の定数の多い軍団から
いくつか引き抜く。
さらに兵舎を強化し歩兵を
生産できるようにする
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ガッサニドが和平を。 この段階の金は貴重だ。 AfrighidSabirs
攻められており、助けてえと
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ヒムヤル軍が接近。 こちらも軍団を南下させる。 兵舎がアップグレード成ったので
早速歩兵を大量生産。
攻城兵器の工場も改修する。
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研究開発は畑のアップグレードに
移る。
白フン族の領土侵入を阻止する。 ARRANKartli
戦争を始めた。
自分がどっちの味方なのかも
分からない。
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Kartliが講和したいと。 さらに値段を釣り上げた。
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ヒムヤル王国が講和の申し出を
但し高額で。
なめんなよ。
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ArranがKartliを攻撃してくれと いやだよ。 おっと、パルティア滅亡。
(すぐに復活する)
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白フン族に襲撃されている
Abarshahrを助けに行く
もう一つ、別動隊で挟み込む The Spy
スパイを捕まえた
ここで勧誘するとスパイを得るが、
教官になってくれと頼んでみる
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白糞を追い詰めた。 もう慣れているので、要するに敵より質量ともに優る状態にしてあり、
手動で戦うまでもなく勝利。
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Sabirsが講和を申し込んできた。 マズン滅亡
先ほどの効果。
スパイの経験値UP権を入手。
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白糞が講和してきた。
示談金付きで。
もらえるものはもらっておこう。 アラブの離反国が交易したいと。
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The Stonemason
石工が登場。
Kartliがまた講和を要請してきた。 金持ちだな〜w
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そしてと同じ失敗を・・・
しくしくしくしく
白フン族に殴り込み! 逃げられないように挟み撃ちに
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またしても余裕で勝利。 398年冬の情勢。


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                   TWA:Lakhmids編(45-70)
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