■2014年3月15日:MSI 970A-G46 & Kingston SSDNow V300 120GB Review
タイでは3連休となる2/14-16、SSDを使った初自作を行った。
マザーはこれ
SSDはこれ
そしてHDDがこれで、
元のシステムはこれである。
要するに新作ではなく改造だ。前回の記事も参照いただきたい。
MSI 970A-G46。ASUSやGIGABYTEのようなステッカーは付属しない。 SATAケーブルの付属も直角とストレートの2本セットのみ。 MSIのマザーを使うのは実に久しぶりだ。K8N Neo4-F以来だ。 |
SSDを開梱したところ。妙なフレームが付いていた。何だ、これは・・・ フレームで嵩を上げて両面テープで付けろというのか・・・ ともあれ、 両面テープは間違いなくソニーケミカルのG9000番で、高いテープである。 |
最初に、マザーだけ寝かせてレイアウト確認を行う。 色々なものを固定してしまってから、やれアレが干渉するでは話にならない。 古いケースなので丁度良いベイがなく、SSDは片側固定するしかないか。 実は、自作に於いてはこの辺が至福の時間。夜だったので、 コーヒーなど飲んでうたた寝を防止する。 |
案の定、グラフィックス・カードとSATAのポートが干渉してしまう。 (ぶつかるわけではなく、ケーブルの差し替えが厄介という話) |
こういうケーブルは先に挿しておく。 | HDDなどのケーブルも、ドライブを固定してからでは挿しにくいものは、 先に挿しておく。 |
マザーのビスは、まず一番遠いところから仮止めする。またI/Oパネル付近がもっともキツイ場合もある。当然ながらビスは一か所ずつ締めないで、 最初に全箇所緩めに嵌めておいてから、バランスを見て締め付ける。 自作のマニュアルなどにマザーをケースにビスで固定する際は、板のたわみなんかもあるので、1回仮止めに留めて通電確認するべし、などと 記載があるが、ある程度のケースであれば、そんなことはまず起きない。位置が決まれば、一気に全部締めてしまって問題ない。 但しタイでも350THBのケースなんかだと、まさにこれに該当する場合があるので注意が必要だ。 |
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私のSOLDAMのケースはCASE FANが4つあり、GIGABYTEの970A-D3はFANコネクタのポートが4つあって、長らくこのマザーを使っていたので 気にもしていなかったのだが、970A-G46はこのポートが3つしかなく変換コネクタもあったのだが、4ピン電源ケーブル用のものだった。 現状で4ピンの電源ケーブルは挿しておらず、ケーブルを増やしたくなかったのだが、変換コネクタは後で買うとして、 当座は致し方ない、4P電源ケーブルを増やした。余談だが、自作に懐中電灯は欠かせない。 |
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私は直角のSATAケーブルが嫌いであり、だから余りまくっているので 今回使ってみたが、SSDに挿したところHDDにぶつかってドライブを 奥まで差し込めない。 |
仕方なくSSD殿には上階に引っ越していただいた。 |
一通りケーブルを挿し終ったところ。CPUなんてのは最後である。 (いいだろう、どんな順番でもw) |
メモリの切り欠きの合わせは慎重に。メモリは切り欠きが合っていなくても 押せば通電する位置まで差し込めてしまう。 だから、「切り欠きが合わなければ挿せないだろう」という先入観で 見ないで差し込むことはご法度。私は昔、DDR-266だか333のメモリで それをやり、盛大に煙が上がった。幸い、逝ったのはメモリだけだったが。 |
ATXでもビスが6つしかないマザーなどでは、ビデオ・カードの脱着時に ビスの緩みを確認する必要があることは当然だが、 メモリも同様。今私が使っているメモリの組み合わせは2GBx4枚差しなので、 固いこと固いこと。・・・というか、この写真の時点で気付くべきだった。 |
こういうところのビスのメンテも欠かさずに。 |
昔は、それこそWindows 95〜xp位までの世代は、最初はマザーにCPU、メモリ、グラボ(内蔵であれば不要)だけの状態で、ビスも止めないで フロントパネルのコネクターも挿さずに(ドライバーの先で突いて)通電確認するべし、を実践してきたが、今のマザーは何かが邪魔して起動できない、 などということはない。余裕でフル装備の状態まで組み上げ、電源ONだ。 ところが ・ ・ ・ 通電音はするが、画面は真っ暗なまま。 最近自作回数が減っており、瞬時に脳が回転しない。 えーっと、何だったっけ・・・?(ボケ老人状態) ディスプレイ・ケーブルの緩みではなし、キーボードもPS/2とUSB両方ダメ。 ああ、そうか、さっきそういえばCPUのクーラー挿してなかったな・・・ いやだなあ、オレってば。 (と、ここで電源を落としてケースのカバーを開けてみる) ・・・あれ?差さってるよ(笑 うー、何かな、何かな!? |
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メモリがしっかり差さっていなかった。 | というわけで、無事起動した。なんと、BIOSはEFIだ。 2画面映ってる? 2画面に映ってるよ。 マウス・ベースの操作になり、やや使いにくい。 しかし相変わらず@AメモリはDDR3-1600としてしか認識しない。 |
メモリは例によってBIOSで1866や2133と指定しても認識されなかった。
設定を変更すると起動後、また画面が真っ暗なままになった。
しかも、私はドライブのブート順の変更も一緒に実施して再起動したため、
メモリの設定変更をしたことを忘れており、またしてもしばらく固まっていた。
えーっと・・・こういう場合はどうするんだっけ?
CPUのクロック・アップをして動かなくなった場合はCPUの挿し直しだよなあ。
メモリもそうだったっけ・・・?
しかし、メモリは挿し直してもPCは起動しない。
おやぁ〜?(笑
そう、こういうときはCMOSクリアだ。今はジャンパーの差し替えだけで済むが、
昔は半田のみでドライバーの先で突いてショートさせたりしていたではないか。
しっかりしろよw
ところで今回はOSもOfficeも換装前にHDDからアンインスコしておいたのだが、
再インストール時に電話でのライセンス認証のし直し@Aを求められた。どうもHDDを変えると必要になるようだ。
Adobe Photoshop Creative Cloudも、2台のPCにインストール済みなので、
前の登録を破棄して再認証をするか求める通知が表示された。
さて波乱の自作が済んだところで、スコアの計測といこう。
まずはWindows 8のWindows エクスペリエンス インデックス。
ちなみに8.1にバージョンアップするとこの機能は無くなるので覚えておこう。
ハードディスクの数値だけ劇的にUPしている。
前回の結果はこちら
SSDにシステムをインストールしたことで、OSのインストール中は「ぉ、コピー早くなったな」と
感じていたが、それ以外の場面では別段快適になったとは感じなかった。
これがいわゆる「体感差はない」というやつか、と苦笑していたものだったが、
数値に表すと違うらしい。まあ、気休めだ。
もっと高いSSDでも買えばともかく、安物ではこんなもの。
かといって、たかがコンピューターの部品に2万も3万もかけたくない。
お次は3D MARKのスコアだ。
今回から、3D MARK FSも追加した。
なお3D MARK FSはインストール後、再起動してから実行した方が良いようだ。
3D MARKのスコア
06:17322
11:5592
FS:IS 98987/CG 10502/FS 3912
<3D MARK 06 SCOREの総合結果はこちら>
<3D MARK 11 SCOREの総合結果はこちら>
<3D MARK FS SCOREの総合結果はこちら>
06では頭一つ落ちる結果となった。20000を超えるのはいつの日になるだろう。
11は僅かではあるものの、最高スコアをマーク。
FSは面白い結果となった。SSD効果はやはりごく僅かではあるものの、数値には表れている。
但し、誤差程度(笑。
そして、Temashはやはり全然ダメらしいw
関連リンク(フレーム内に展開):
■2014年3月2日:DDR3-2133メモリ探索(Central RamaII)
■2014年2月18日:HDDを購入(Central RamaII)
■2014年2月1日:SSDを購入(パンティップ・プラザ)
■2013年12月19日:MSI 970A-G46を購入(パンティップ・プラザ)
■2013年8月31日:AMD FX-4350 Review
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