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■2022年3月15日:タイから日本に入国した場合の宿泊待機所(隔離ホテル)

雪の中バスに長時間揺られて、着いたのはアパホテル潮見駅前店。
この時点で22:30だった。

さらにホテルのフロントで、喫煙者と禁煙者を分けられる。
禁煙者だけ対応が後回しになっていたわけではないわけだ。
ただしここでの受付は、禁煙者の方が先だった。

サーフボードを持ってきた髪を脱色した女(日本人)が、
それは縦ではなく横に置いてくれ、と注文を付けていた。

ここで対応に当たっている人々は、HTS (HANEDA TURTLE SERVICE)と書かれた服を着ていた。
要するに厚労省が下請けに出しているのだ。
米軍が兵隊を下請けに出すのと同じだ。
彼らのうち約半数は外国人で、私たちを呼んだのは中国人美女だった(か、韓国人)。

最初、私は相手は日本人だと思ったので、
片言の日本語で質問が始まったときにはびっくりした。

弁当を渡されて(荷物は係の人間が運んでくれる)
部屋に入ったときには、23:30になっていた。

着くなり、先ほどの中国人女性から内線が入る。
私の電話番号はタイの電話番号ではないか。

いけないのかよ
日本でも使える電話番号だというと、納得したようだった。

さらに再度連絡があって、今度はメールアドレスがわからないという。

全然通じてねえじゃん。
感覚的に、彼らの日本語は私のタイ語と同レベルだ。
概ね通じるが、ここぞというときには重複確認が必要なレベル。

断っておくが彼女には何の罪もないし、対応は親切で愛想もよく、
深夜なのに一生懸命仕事をしている意欲も伝わるし、事実その通りだと思う。
彼女なら言葉のギャップなど気にならない。
私は中国人は嫌いだが、何人だろうと性格が悪くなければ美人は好きだ。

腹立たしいのは政府というか政権というか行政の対応だ。

これも、経済なのだ。
そう考えると腹が立った。
資本主義の悪いところだ。
対応がよければ文句はないが、23:30に弁当など、夜食のつもりか。

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部屋の様子。
予定通り、ビジネスホテルだ。小樽で泊まったホテルよりは広いが・・・
テーブルの電灯はまぶしくて、下でパソコンを広げて使うには、
消さなければならなかった。
窓は半開きできるので、喫煙時は開けた。
といっても、頑張って朝晩しか吸わなかった。
TVの初期画面に、WiFiのパスワードが表示される。
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冷蔵庫。
空のうえにコンセントが
差さっていなかった。
外の景色、駅が見えるが人は全然いない。
嫁さんに一応ここも東京なのだ、と説明した。
電車の音は聞こえるが、気にならない程度だ。
駐車場が見えるのだが、全然車は停まっていなかった。
ここは隔離専用ホテルなのだろう。
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差し入れはこのようにして置かれる。 お茶だけあった。
当然電子ポットもあった。
失敗したと思ったことがあって、
インスタントでもコーヒーを持ってきていなかった。
念のため内線でコーヒーはないかと訊くと、
外国人女性の声でありますよ、と言って配達してくれた。
多分、昨晩の女性だ。彼女とは仲良くなれそうだ。
個数を告げるのを忘れたのだが、一度に3つくれるようだった。
1回目はカップをひとつしかくれなかったが、
(カップやタオルは部屋に予備が置かれている)
2回目はまた別の女性で、スプーンをくれなかった。
3回目は、コーヒーの包みだけだった。

ここに着いた翌日の朝は、体温測定を要求するアナウンスで6:30に起きたのだが、
起きた時から頭痛がして、2度寝しても治らなかった。
頭痛薬を飲んでも治らないし、喫煙は逆効果だった。
前日寒かったのでエアコンの温度を最大(26℃)に上げたまま寝てしまったか、
睡眠不足のためかと考え、
加湿器があったのでそれを使用したところ、夕方ごろまでには治った。
要するに、酸素欠乏症みたいになっていたのだろう。

食事は、うまくはないがまあタイの食堂の飯よりはましだろう、という程度。
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入所した晩に受け取った夕食だけ、2食別々のものだった。
余談だがこのみそ汁は結構いける。朝晩くれる。
すぐ隣にコンビニがあるのだが、部屋の外には出れないので、
小腹が空いたときなどは、このみそ汁を飲むに限る。
一日に2杯も飲んだら塩分とりすぎだが、非常時は仕方がないだろう。
10個余ったので持って帰った。
翌朝の朝食。
朝から米飯かよ・・・
昼食。ゴマ団子があった。
これは好物なのでよかった。
いわゆる中華だ。
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3日目の朝食。
シュークリーム・・・
昼食。
米に飽きていたので、
うどんはよかった。
3日目夕食。
これは比較的食べれた。
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4日目朝食。
これが一番ひどかった。

ここにいる間に、タイから電話があって、出ると
「クン ソン チャイ タム ガーン なんとか[恐らく企業名 ] マイ カ?」と訊かれた。
我々と働くことに興味ないか?という意味だ。
妻が横で詐欺だから電話を切りなさい、と言っていたが、私は面白いので
「ポム マイ ユー ムアン タイ カ(私はタイにいません=住んでいません)」と答えたところ、
即座に電話が切れた。
こんなことは初めてだった。
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隔離中・待機中に必要な処理については、いくらでも情報があるので
ここで細かく述べるような野暮なマネはしないが、
おおまかに書くと、
まず朝起きたら毎日体温を確認して、入所時に渡されるQRコードにて健康登録。

次にmySOSという間抜けなアプリに所在地登録を行い、
不定期に来る所在確認や健康確認、ビデオ録画などに付き合う。
空港で説明を受けた時点で、これらのうちどれかは確認のない日があったり、
日に何度もあったりするとのこと。要するに抜き打ちなのだ。
その時出られなくても、後でまた確認が入るので心配いらないとのこと。
ただしまったく応じないのはまずい。
そしてビデオ画像送信リクエストは、なぜか午前中にかかってきたものを
とらえのがすことが多かった(夕方もう一度かかってくる)。
日本人である私などは有名人ではあるまいし、
氏名など公表されたところでへいちゃらだが、
上にもあるように外国人である妻は強制退去させられたりする
恐れもあるらしいので、確実に対応しておきたい。

なおこの写真は宿泊所での撮影が間に合わなかったので、
実家での撮影。


このホテルだが、隅は埃があり私が5Sの採点者だったら、40点というところだ。
つまり、2度と来たくない。
3日間だったからよかったものの、ここに6日間いろと言われたら、地獄だろう。

ところでタイのカシコーン銀行のオンラインバンキング、「K-PLUS」だが、
試しにここのWiIFiで接続したところ、処理可能だった。
よほど気を付けないといけない。

間違っているとは言わないが、効果があるのかどうか疑問だ。
太平洋戦争と一緒で、お題目はあるのだが、インフラが整っていないのだ。
正確に言うと、上の連中はくそを下に流すだけで、
受け入れ態勢ができているのかどうか、自分で責任をもって確認していない。

だから、日本の政治家だか役人というのは、世論に反発されると戸惑うのだ。
視察などしても意味がない。
役に立たない連中に仕事を任せてはいけないのだ。
受け入れるホテルがないのに、どんどん入国させてどうするんだよ、という感じだ。


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