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■2020年10月17日:耳の水疱

耳に何かできているのは気が付いていた。
多分そのときより1週間は前からあった。

・症状としては、寝るときに左耳を下にして寝ると、少し痛みがある。
・風呂上がりに髪の毛を拭く際に、バスタオルが左耳に触れると痛みがある

というものだった。
触っても何も感じないので、わからなかったのだ。

それが、8/25に、やはり風呂上がりに耳の水分をティッシュペーパーで
拭き取ったところ、ティッシュに血が付いていた。

びっくりである。
鏡で自分の耳を見たところ、少し腫れがあるのがわかった。

ここのところコロナウィルスの感染防止でマスクをしているから、
マスクの取り外しの際、ばい菌でも入ったのか。

これはお医者様に診てもらった方が良いだろう。
処置としては、お注射して膿を吸い出して消毒、になるだろうと考えていた。

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汚い顔で申し訳ないが、御覧の通り、左耳の真ん中らへんが腫れている。
そして、よく見ると耳たぶの上の方にかさぶたがある。
血が付いたのはおそらくこれだろう。

さらに病院で医師に症状を説明するのに、耳をいじくっていて気が付いたのだが、
やはりこの腫れている部分のたぶを外側に倒す際に痛みを感じたので、
寝るときの症状は多分これだったのだろう。
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というわけで、病院にやってきた。
だいたいいつも10時台だと空いているので、10時過ぎに来たのだが、
来たときはたくさんの人が来院していた。
お掃除ロボットがいた。
といっても、低速なので効果があるのかどうか、甚だ疑問である。

さて、受付で耳鼻咽喉科(タイ語でパネー フー コー チャムー)の所在を聞き、
さほど待ちもせず、呼びもしない通訳付きで診断を受ける。
医師は女医だった。
彼女は短いスカートを履いていたので、正面を向くのに苦労した。
タイの病院というのは、そうなのだ。
看護婦でもそういう格好をしているので、目のやり場に困るのだ。

そんなことは差し置き、女医の診断は耳に水か膿が入っている。
誰かに殴られたのでもない限り、原因は不明。
私のいう爪でひっかいた?
そんなことはあるわけないとのこと。
まあそれはどうでもいいのだが、

別室で注射で吸い出して、代わりに薬を入れてくれるとのこと。
注射は、水を吸い出すのだから、採血と同程度のものだろうと考えていたのだが、結構痛かった。
とはいえ、腱鞘炎の注射と比べれば、うんこみたいなものだ。

それで、果たして水が入っていた。
吸い出すとき、水の栓を抜いた時のような音がした。
女医が注射器に入った水を見せてくれたのだが、
水は若干黄色かった。
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終了後、例によって病院内のABPで昼飯を調達する。
医療処置はスムースに進んだのだが、ここでつまづいた。
ごった返していたのだ。
とろい日本人の家族連れが冷蔵庫の前に陣取り、
何が良いあれが良いとやっているのでサラダが選べず、
私は先にレジ前でサンドイッチの注文を始めてしまった。
ガキの意思を尊重するあまりに周りが見えなくなるようでは、
大人失格だろう。
こちらは術後の耳。
女医曰く、翌日の晩までそのままにしておくようにとのこと。
おや、今晩髪を洗うときはどうすればいいのかな?
「今日は洗髪しないでください」
マジかよ。

さらに、2週間後に経過観察するとのこと。
この日は、12時には家に着いて昼飯を食っていた。

この日(8/30)の医療費は、THB 2,000。
保険で賄えたので費用負担なし。
なおタイバーツのレートはTHB 1 = 約 \3.38だった。

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