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■2014年10月8日:ASUS A88XM PLUS&A8-6600K Review

今度は2ndマシンの自作である。
おっと、いったい何の話だい?というあなた、
こちらの前回の記事をお読みいただくと、脈絡が分かりやすいだろう。

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GA-F2A88XM-D3H(左)A88XM-PLUS(右)。どちらも捨てがたい。
PC-V352 RA4-4000は嫁さんにやる予定だったので、マザーは
どちらが良いかと訊くと、金色のヤツが良いと即答された。
私も自分は黒いヒートシンクのF2A88XM-D3Hがいいなとは考えていた。
しかしながらA88XM PLUSの水平方向に配置されたSATAポートは、
キューブケースでは使いにくい。
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加えて、A88XM PLUSはATX 12Vが4ピン仕様である。 2ndマシンに使用中の超力600Wは、たまたまATX 12V電源用のコネクタが
4ピン/4ピンに割れていた。嫁さん用のマシンにはまたPLENTY
同じヤツか、そういった安いヤツを買って来ようと考えていたので、A88XM
PLUSには使えない。今後、マザーや電源の選択時には要チェックだ。
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先日買ってきたTeamのDDR3-2133メモリの裏面。 というわけでA8-6600KはA88XM PLUSと組み合わせて2ndマシンの
PC-A05FNに早速組み付けにかかる。やはりATXのケースに
MicroATXだと、建て付けにかなり余裕がある。
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ドライブ類は付いたままだったので、1時間もしないうちに組み付け完了。
ところが、またやった。失敗その1。I/OパネルのLANのポートの留め金
というか、なんというか、その手の部位をちゃんと奥にしまっていなかった。
これではケーブルが差せない。
マザーボードだけ外して、そのままスライドさせてI/Oパネルをキチンとセット
し直す。そしてスイッチ オン...! ・・・何も反応が無い。
さて困った。まさかマザーのBIOSがA8-6600Kに対応していないということは
ないだろう。LANポートのランプはマザー上のものも点灯しているので、
電源は通っていると判断した。キーボードやマウスは繋がっている? よし。
まだグラボは挿していないので、モニタのケーブルはマザー側に挿して
あるか? よし。CPUのクーラーのコネクタ、抜かりはない。メモリーは
しっかり嵌っているか?
 あたぼうよ。
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では何が原因なのか?・・・
いつぞやと同じように、フロントパネルのPOWER SWITCHコネクタを抜いて、
手動でスタートを試みるがうんともすんとも言わない。
しかし私はそこで気が付いた。おや?、このフロントパネル、おかしいぜ。
だって、POWER SWITCHのコネクタ、片方しかピンが刺さってないもんよ。
見ると、隣のPOWER LEDのコネクタは、3ピン分の幅があるが、
コネクタは両端の2か所しかなく、
マザーのPOWER LEDに割り当てられているピンは2本しかない。
こういう場合はどうするか。簡単だ。コネクタをニッパーで真ん中から
裂いてしまえば良い。実は、この現象は良くある。新しく買った方の
PC-A05FN
はこのケーブルが1本ずつに分割されていた。
他にも、細かい点でアップデートされている。
グラボとサウンド・カードを取り付ける前で良かった。
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メルも何をしているのかと様子を見に来た。
扉が閉まっていても、鍵さえ掛かっていなければ、
頭で押して自分で開けられるのだ。
ようやく起動した。BIOSは日本語にも対応しているようだ。しかし
この画面には用はなく、詳細設定は左下のAdvanced Modeに入る。
そして、早速メモリがDDR3-1333でとしか認識されていない。
とりあえず2133に設定した。
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ところが、また起動しなくなってしまった。マザー上のメモリー・エラー・
ランプが点灯している。勿体付けやがって!memOK!ボタンを押しても
復帰しないので、一旦メモリを引っこ抜いてやった。
オーバークロックに失敗しやしたぜ!
やかましいわw
今度は1866に設定すると、正常に起動した。A8-6600Kの公式
サポートメモリは1866までなので、単にそういうことだったのかもしれない。
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HDDは以前使っていたものをそのまま取り付けてあったので、
その状態で起動するとこの画面から開始された。
何だか一生懸命やっているふりをしているが、この状態を放っておいても
絶対に先に進まない。
W7を1から再インストールすると、例(@A)によってライセンス認証を
求められた。@に記載のものと全く同じ電話番号に電話しようとしたが、
繋がらない。Lumiaで国際電話番号である001から007,008,009(例えば
日本なら00981〜となる)と一通り試したがどれも繋がらないばかりか、
写真のようなメッセージが表示され、強制終了が掛かる。
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そんなバカな、この間まで正常に掛かったんだぜ・・・と思いつつ、電話機の該当する設定項目を探っていくと、OFFになっているではないか。
ちなみに書いておくと、仕事で日本の本社やその同僚に掛けたり受けたりするのには全く問題ない。
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念のために発信番号制限のところをいじくろうとすると、SIMカードのPIN CODEの入力を求められる。このSIMは会社支給かつ、
前任者から引き継いだ10年ものであり、そんなコードは知る由もない。しかしながら恐らくいじくってはいないはずなので、いわゆる初期コードで
ある可能性が高く感じられた。そこで試しに1234と入力すると、試行可能回数が1減って左上の写真の状態になった。0000とか4649とか
色々考えられるが、そういえば以前にタイのどこかの店で初期コードは電話番号の下4桁なんです、と聞いたような覚えがある。
が、それはAISだったかも?よく覚えていない。会社でdtacのSIMを使用している連中に訊くと、SIMカードの裏面に書いてあるとのことで、
私のそれを確認してみると確かに5桁の数字の記載があり、私のSIMはぶった切ってあったので数字が切れてはいたものの、
何とか5ケタの数字は読み取れ、その2つを試してみようかとは考えたものの、その2回とも失敗してしまったらまたえらいことになりそうな予感がした。
ここは一つdtacに相談してみようと思い、dtacにはずっと以前問い合わせた際に「あなたのタイ語は分かりません。誰か付近に友達はいませんか」と
言われ、非常に不愉快な思いをしたことのある電話番号に電話してみたが、繋がらなかった。
dtacのwebsiteにて窓口の番号を探したが、英語のページから入っても、コンタクト先の電話番号一覧のページはタイ語のページ(右上)しかなく、
何が何だか分からなかった。タイ語の読み書きの勉強もしているとはいえよく誤解されるのだが、手書きの文字やこういうちょっとふざけたフォントで
書かれていると読解できないのだ。まだそこまでのレベルには達していなかった(この件の解決記事はこちら)。

SIMカードを一回抜いて挿し直すという手も、効果はなかった。
しかもごちゃごちゃいじくったおかげで、次の日会社から日本に電話を掛けたが音声が聴こえなかった。
これは上述の方法で簡単に解決した。

何はともあれライセンス認証は、IS12Tで済ませて事なきを得た。日本の電話を持っていて良かった。
今回は自動音声対応のみで、オペレーターには代わらなかった。


さて、紆余曲折を経て完成したNew 2ndマシンの性能チェックといこう。
先にスペックを紹介する。
直前のスペックに対して更新したのは色を付けたセルの部分のみである。

2nd 3DMark06のスコア:18550
2nd 3DMark11のスコア:P5482

2nd 3DMarkFSのスコア:3895/10588/84147 (FS/CG/IS)
カテゴリ メーカー モ デ ル 詳   細 価 格
CPU AMD A8-6600K Richland core SocketFM2 3.9G/L2=1Mx4/L3=0/100W 3,570THB
メモリ Team TXD38G2133HC11BK
PC-17000(DDR3-2133(1866で駆動) CL=11 8GB
4GBx2 Dual Channel 2,900THB
マザーボード ASUS A88XM PLUS AMD A88X 2,950THB
ビデオカード XFX FX-785A-CDFC Radeon HD 7850/2GB GDDR5 7,840THB
サウンドカード Creative Sound Blaster Audigy2 ZS 16,588JPY
HDD Seagate Barracuda 7200.12 ST31000524AS SATAIII 7200RPM 1TB/32MB 3,150THB
OPD LITEON iHAS324 (DVD±R/RW x24 Super Multi) SATAI cache 2MB 580THB
FDD NO FLOPPY
内臓LAN Realtek RTL8111G GbE -
電源 SCYTHE SCPCR-600-P 超力 600W 3,300THB
ケース Lian Li PC-A05FN ATX/Full Alumi/Silver 2,900THB
Monitor NANAO FlexScan SX2762W-HXBK 24.1inch wide LCD 110,800JPY
OS Microsoft Windows 7 Home Premium x64 Edition 日本語版 23,436JPY


性能チェック一番手はWindows 7のWindows エクスペリエンス インデックス。

第一印象は「おや?」だった。
予想に反して良い数値を叩き出している。CPUの性能はPhenom II 965BEと同等ではないか。

そして3D MARKの結果も思わぬ高得点だった。
私は、てっきりPhenom II 965BEに劣るもの、と決めてかかっていたところ、
3D MARK 06/11ではそれを打ち負かし、最新のFSでも良いところに着けている。
しかも、その殆どは僅差であり、誤差程度のものだ
(06でもPhenomに一種類負けているが、やり直せば変わる可能性はある)。

これなら、A10-6800K/7850KはPhenom II 965BEやFX-4350と同等か、
それに近い性能を持っているだろう。
Aシリーズが意外に結構良いパフォーマンスを持っていることが分かって嬉しかった。 
A8-6600Kは、価格的にもかつてのPhenom II X2 550BEぐらいの値段だ。
良い買い物をした。勉強にもなった。

なお内蔵グラフィックスなどというものを使うつもりはないので、
それの計測は面倒臭いので実施しなかった。


<3D MARK 06 SCOREの総合結果はこちら
<3D MARK 11 SCOREの総合結果はこちら

<3D MARK FS SCOREの総合結果はこちら

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